吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

思い込みで無実の児童を平手打ち その1

2017年07月31日 05時59分56秒 | 日記
7/19(水) 8:05配信  沖縄タイムス
 【宮古島】宮古島市内の小学校で10日、50代の男性教諭が高学年の男児の顔を複数回平手打ちし、尻を蹴る体罰を加えていたことが18日、分かった。男児は唇を切ったほか、頬と横腹に打撲を負い、病院で手当てを受けた。一時学校を休んだが、18日から登校しているという。学校は14日に全児童の保護者を対象にした説明会を開き、事情を説明して謝罪した。

 宮古島市教育委員会によると教諭は10日、体育館内に前日の部活動で使った用具が残っているとして男児を呼び、手を上げた。だが実際、男児は関係なく、この教諭の思い込みだった。手を上げた後に男児から話を聞く中で分かり、教諭はその場で謝り、電話で保護者に経緯を伝えて謝罪した。

 教諭は12日から自宅待機となっており、市教委は20日の臨時会で対応を決める方針。
市教委の宮國博教育長は「体罰はあってはならないことで申し訳ない。児童のケアと保護者にしっかりと説明し、納得のいく対応をしていく」と話した。

誤嚥性肺炎 その4

2017年07月29日 06時35分02秒 | 日記
 どう考えても、この医師の言う「誤嚥性肺炎とは食事中の食べ物が気管に入って起こされた肺炎であり、それが死因の第3位・・・」というのは誤解を招くだろう。
 食物誤嚥で死因第3位になるというなら死亡に至る誤嚥性肺炎例の病態まできちんと説明すべきであろう。たぶんこの医師は誤嚥性肺炎で「死にそうな」患者の治療をしたことないのだろう。

 自分は救命センターで嫌と言うほど誤嚥性肺炎を見た。食事の時に食べ物が原因で・・・というのもないことはないが、食事中に気管に食べ物が入った高齢者は誤嚥性肺炎などと言う悠長な状態に至る以前にすでに窒息で死んでいる。
 誤嚥性肺炎の原因の多くは「寝たきり状態だが、知らないうちに呼吸状態が悪くなった」という既往なのである。「誤嚥」という言葉に引っ張られて食事を飲み込むのを失敗したことが原因と勘違いしているようだ。
 死に至るような誤嚥性肺炎の原因は「沈黙の(胃内容物の)気管支への逆流」(silent regurgitation)なのである。コメントいう医師もいいかげんでは困る。

誤嚥性肺炎 その3

2017年07月28日 05時49分11秒 | 日記
 このようなハイリスクグループは経口摂取がままならない。にもかかわらず誤嚥性肺炎を極めて起こしやすい。
 食事を口から自分で摂れる人はこのようなハイリスクグループよりも全身状態は良いのであるから、食事中に誤嚥しても咳反射という防御機構が働くのである。しかし寝たきりの人は全身状態が低下しており、肺炎などの感染症をおこしても熱が出ないこと等はよくある。

 咳無し、熱無しであると症状に乏しいので医療機関の受診も遅れやすい。したがって「食事ができる人の誤嚥」より「食事が全くとれない意識がなく寝たきりの人」のほうが誤嚥性肺炎で亡くなる率は高いものと考えるのである。なので、この事実を知っていればこのコメントをたれた医師の「食事が原因で」とか「食事中に」という言葉は出てこないはずだと思うのだが。

誤嚥性肺炎 その2

2017年07月27日 06時21分41秒 | 日記
 しかし、食事ができるくらいの生理機能のある人は、咳反射も(衰えて弱くはなっているが)まだ保たれている。ある程度の咳で異物は体外に排出されるので、肺炎程度は起こすかもしれないが、それが死亡原因にまでつながるのは多くはないと考える。
 
 むしろ怖いのは、寝たきりで意識がなく、常に臥床しており胃瘻から栄養物を入れているような人の方が危ないのである。

 ある研究であるが、寝たきりの人の胃に色素を入れて翌日気管内から喀痰を吸引すると色素が検出されるのである。
 つまりこのような寝たきりの人は胃からの胃液、胃酸、食物残差などが、知らない間に自然に食道を逆流し、それが気管~気管支にまで入り込んでいるのである。
 しかも咳反射もない。つまりこのような人たちは自力で食事をしていないにもかかわらず「慢性的にいつも胃内容物が気管支に入り込んでいる」と解釈できるのである。つまりこのような人たちこそ常に誤嚥性肺炎のハイリスクグループなのである。
 食事ができる人達よりも、食事すらできない人達の方が「誤嚥性肺炎」のリスクは高いのである。

誤嚥性肺炎 その1

2017年07月26日 06時22分07秒 | 日記
 この前、TVバラエティで今日本における死因第3位である肺炎、殊に高齢者の誤嚥性肺炎が話題になっていた。どこかの医師が取材されコメントのべたVTRがでたが、その解説を聞いて「ん?」と思った。

 その医師は「誤嚥性肺炎とは食事を誤嚥して起こす肺炎である」と言っていた。間違いではない。間違いではないのであるが、はたして食事誤嚥による誤嚥性肺炎は何%くらいあるのだろうか?
 ましてやそれが死因の原因となるのは何%になるのか疑問なのである。

 食事誤嚥で最も注意すべき病態は「窒息」である。気管に異物が入れば、通常は激しい咳が出て異物が外に出されるのである。ここで異物が外に出ずに気道を完全閉塞すれば窒息する。
 なので咳と言うのは気道から異物を排出するための自前の防御反応なのである。
 高齢になったり、なにか併存疾患を持っていたりする人は咳反射が衰えるので窒息死が多いのはこの理由である。

 とりあえず窒息死をまぬがれた場合は、このまま異物が気管~気管支内に停滞しそこで肺炎をおこすのだ。理屈は確かにあっている。


麻酔事故 その4

2017年07月25日 05時58分26秒 | 日記
 自分も、硬膜外麻酔の合併症である、くも膜下腔への薬剤注入(dura puncture:通称ドラパン)は数回やってしまったことがある。
 でも起こりうる合併症であると知っていたし対応方法も遅滞なく行えたので問題はなかった。(もっとも手術室を出るまでに時間がかかったので家族には心配されたが)
 麻酔をかけてきちんと効果を確認しないままその場を離れるのは完全にアウトである。

 腰痛治療に硬膜外麻酔をするが自分のクリニックではもちろんやらない。人手がなくそこにかかりきりになるわけにはいかないからである。
 またきちんとした全身観察、経過観察ができないので胃カメラ、大腸カメラなど内視鏡検査中の麻酔(意識をなくす鎮静)サービスも基本的にしない。
 最近、内視鏡検査では「うちは寝ている間に終わりますよ。苦しくありません」とのうたい文句で内視鏡中の鎮静をおこなう施設が増えてきた。でも検査しながら全身状態(呼吸停止など)を観察するのは自分は苦手である。患者側も「注射1本で楽に寝られ、苦痛がない」と安易に思うであろうが、昔から事故は一定の確率でおこり100%の安全はないのであることを理解してほしい。
 手術はもちろん検査はいわゆる「侵襲行為」である。基本的に100%の安全を保証できるものではない。
 患者側も「楽に」とか「快適に」という謳い文句は幻影であると思ってほしい。

麻酔事故 その3

2017年07月24日 06時06分40秒 | 日記
 ネットで配信された麻酔事故である。これはもう医療機関はアウトである。弁解の余地はないだろう。
 硬膜外麻酔での最大の注意事項は硬膜下(くも膜下腔)への薬剤注入である。この合併症は時々ある。あるのでいつもそれに対応できる準備と観察を怠ってはならないのである。
 
 確かに一人でやっているクリニックでは一人何役もこなさなくてはならないし、同時並行で色々な仕事をしなくてはならない。しかし硬膜外麻酔をしたまま目を離したらそれはアウトである。たぶん普段は何も起こらなかったので今回もそのままとしたのであろう。

 くも膜下腔への薬剤注入はいわゆる脊髄麻酔になるので、麻酔薬が大量に入れば当然麻酔領域は上まで達して呼吸筋麻痺して呼吸停止する。でもそれが分かっていてバッグマスクでの人工呼吸さえしていたら心停止に至ることはないのである。血圧は低下するであろうがこれは点滴で静脈確保されているので、大量輸液と昇圧剤を何回か使えば切り抜けられる。呼吸停止については、麻酔の効果が切れ自発呼吸が自然に回復するまでの数時間、人工呼吸さえしていれば死に至ることはない。

麻酔事故 その2

2017年07月22日 05時57分43秒 | 日記
https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201706/0010324098.shtml
2017.6.30.
 出産は朝から始まり、「硬膜外麻酔」の開始直後、院長は外来診察で呼ばれ離席。麻酔薬の投与が進むにつれ女性の体調は徐々に悪化し、おなかの子どもの心拍数も下がり始めた。
 看護師らが対処し、院長も戻ってくるが、その後、女性は意識を失った。
 同クリニックに駆け付けた母親が目撃したのは、手術室で横たわる女性の姿と別の病院に電話する院長の姿だったという。
 
 出産前にはおなかが動く様子を動画で撮影し、家族みんなに送っていたという女性。子どものために将来設計を練り直したり、名前を考えたりと、わが子の誕生を楽しみに待っていた。
 生まれてきた長男(1)は一時は肺炎で危篤状態になり、尿を管理する脳の機能が育たないため、常に水分調整などの処置を受けなければならないなど、「いつどうなってもおかしくない状態が続いている」という。
 遺族は「体制が整ってるところだったら、こんなことにはならなかったのか。分娩の痛みと引き換えに命がなくなるなんて」とうつむいた。(篠原拓真)
(ネットより引用)

麻酔事故 その1

2017年07月21日 06時26分10秒 | 日記

https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201706/0010324098.shtml
2017.6.30.
 神戸市西区の産婦人科医院で2015年9月、麻酔を使って痛みを和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」で出産した女性が、生まれてきた長男(1)とともに重い障害を負っていたことが28日、関係者への取材で分かった。麻酔が脊髄の中心近くに達したとみられ、女性が呼吸できなくなったという。女性は低酸素脳症が原因の多臓器不全のため、今年5月に35歳で亡くなった。同医院は責任を認め、示談金を遺族に支払った。
 
 産婦人科医院「「O」マタニティクリニック」で起きた「無痛分娩」の際の医療事故。亡くなった女性の夫(32)=東京都港区=らは「『息ができない』と話したのが最期の言葉だった」と涙を浮かべながら経緯を打ち明けた。
 初産だった女性。小柄な体形に比べ、おなかが大きくなっていた。同クリニックは実家に近く、当初は自然分娩の予定だった。遺族によると、男性院長からは、出産が困難な際に吸引カップを使う「吸引分娩」をしながら無痛分娩をすることを提案されたという。
 女性の母親(60)=同市西区=も止めたため、女性はためらっていたが、院長から説明を受ける中で「病院だから大丈夫だよね」と、無痛分娩での出産を決めた。

ダメな店員 その3

2017年07月20日 05時59分56秒 | 日記
 この店では去年も不快な思いをした。昨年、夏山登山用に薄手のダウンを買いに行った。若い女性定員だった。
 登山用品売り場で「薄手のダウン下さい」といったら、ハトが豆鉄砲くらったような顔をして
「え? ダウン?? ・・・いま夏です・・よね?・・ので・・・ありません」と。

そうじゃないだろう。こんな大きなスポーツショップでしかも登山用品専用の売り場まである。
 海外の高所登山に行く人もいるはずである。あるいは夏場の富士山登山だってダウンは必要でしょ? 
 それを「夏の登山にダウンなんているわけないでしょ。仕入れる訳ない。あんたなに言っているの?」という顔をしたのである。

 まあ昨年はこんな店員相手にしたら健康に悪いと思い、すぐに「あ~そうですか」といって退散。
 近くのユニクロ行ったら「夏にもかかわらず」手ごろなダウンが安価で買えたのでまあ良しとしたのである。

 でもこの店の接客は変である。また今年もこりずにこの店である。池袋では駅から少し遠いがかなり大きな総合スポーツ用品ショップである。
 どうも店員の対応がへんだと思うのであるが、そんなこと思うのは自分だけだろうか? 自分ももっと大目に見てやってもいいのかな~? スポーツ用品「専門店」なんだけど店員に「専門性」を求めてはいけないのかな? う~んつらいなー。

ダメな店員 その2

2017年07月19日 06時16分03秒 | 日記
 4Eといったら幅広に決まっている。ところが店員は「4Eの幅広の方ですね?」といった。4Eのなかで幅狭と幅広が細かく設定されていることはない。それを「4Eで幅広のほう」と言ってきたのだ。
 まるで「海パンですね。泳ぐときのほうですか?」と聞かれたような感じである。これを聞いて不安になったのだ。

 その店員はバーコードリーダーのようなものでシューズの値札をチェックしたところ、在庫の一覧がそのリーダーに表示されたようである。
 だってあんた「サイズ出せますよ(全サイズそろってますよ)」っていったじゃない? それを在庫チェックって何してんの・・・? 
 店員はそれを見ながら「・・・ええっと・・・えーと」とすぐに返事しない。こちらから「どうなの?」と催促したら、「え~と、25.5と26と・・・28.5・・ですね」と言ってきた。だからなんなの? 別に私は在庫シューズの報告しなさいなんて言っているんじゃないの。お客なのよ。こっちはあなたがさっき聞いてきた私のサイズがあるのかないのか(あんたはあるって最初に言ってたけどね)、それのみの情報が知りたいわけ。それを口を開いた最初の言葉がいきなり「・・・25.5・・・」とか数字言われても嬉しくもなんともないの。

 ちょっと切れかかって「最初、サイズだせるって言っておきながら探してるけど、サイズはあるのないの? それだけ言えばいいでしょ?」と強めに言ってしまった。
 ちょっとその店員はびっくりして「あ ないです」と。
 「もういい」と捨て台詞をのこして私は颯爽?と去っていった。ちゃんと勉強しろといいたい。
 でもこの店員、自分の対応が悪いと思っていないだろう。たぶんこの私を「暴言女性議員」のように思ったと思うけど。
 でも、それなら「この!ボケ~~~~~~!」っていってくればよかった。

ダメな店員 その1

2017年07月18日 06時11分06秒 | 日記
 この前、池袋の大きなスポーツショップに寄った。値引き品になっているジョギングシューズを手に取ってみていたら、1人の若いおとこの店員が寄ってきた。
 いままでの経験で向こうから気安く話しかけてくる定員で専門性の高い定員は居たためしがない。さてその若い店員は「この値引き品ですか? 旧モデルなので安くなってます。あ 『サイズ出せますよ』」と言った。
 間違いなくそう言った。「サイズ出せる」という言葉の意味は、「(あなたの)サイズ(のシューズ)を出すことができる」つまり「全サイズが揃っていますよ」ということだ。

 次にその店員は「お客様のサイズは?」と聞いてきたので「27.5の4Eでお願い」と告げた。するとその店員は「・・・え、4E・・4Eの幅広のほうですね」と返事した。
 とたんに悪い予感がした。この店員は危ない。それは自分のような素人よりもシューズのサイズについて知らないようだ。

 靴の幅のサイズは細身のものからD、2E、3E、4E、Gと次第に幅が広くなっていく。シューズメーカーによってはこの標記ではなく「スリム(D相当)」、「レギュラー(2E相当)」「ワイド(3E相当)」、「スーパーワイド(4E相当)」と表示している場合もある。
 でもこんなの店員には常識のはずである。トンチンカンなこという店員に対応されたのが運の尽きだった。

ユーチューブ動画

2017年07月15日 06時06分30秒 | 日記
 最近、芸能人の松居一代のユーチューブ動画が盛んにTV画面で放映されている。原因は良く知らないが離婚するのしないのということの揉め事のようである。男と女、どちらがいいの悪いのということは当事者だけにしか真相は分からないはずである。
 さて彼女にあの「おどろおどろしい」かつ「恐怖に満ちた」かつ「最高に胡散臭い」演技を見せられたら、これはもう、呪われた、祟られたと思うしかない。果たしてあの動画をみて、「うんうん、そうなのね、貴女辛かったわよね、貴女が正しいわよ~」と同情してくれる人がはたして何人いるのかと思う。どうみても「呪いの館にようこそ」なのである。あれをみたなら同情や共感ではなく、呪いや祟りを感じてしまう。
 
 とにかく見れば分かる「怖い」画像なのである。確かに自分が祟られているのではないから怖いもの見たさについつい見てしまう。彼女は「お金のためではない」「私は徹底的に戦う」「芸能界は引退してもいい」と言っているが、じゃあ一体何が目的なのであろうか? あんな動画を配信してもなんのメリットもない。「自分の信条や正義のため」というのであれば、あんな胡散臭い演技をかまさないでほしい。あの演技で彼女の正義とやらが嘘に見えてしまう。

 ・・・あっ、そうか、もしかして何かホラー映画の主役を狙っているのかな? それならば話はすべて理解できる。十分怖いよね~。

都議会選挙 その5

2017年07月14日 05時43分28秒 | 日記
 小学校ですら、授業中に騒いで人の話を聞かない生徒は注意される。自分が小学校の時は立たされるか殴られた。この国では一国の首相が演説するのに「カエレコール」で騒ぐのはきちんと日本の小学校教育を受けてきたの?と寂しくなる。
 この自己主張を是とするなら学校でつまらない授業をする教師の授業で「カエレコール」を連呼すればいい(昔なら確実に殴られるだろう)。

 まあこのお行儀の悪さもさることながら、お行儀の悪さを棚に上げて「有権者の意見の弾圧?」と官房長官に質問した記者の真意も疑問である。組織された左翼系団体?の演説妨害なのである。それをもってしてどこが弾圧に繋がるのか論旨の展開に苦しむところである。この記者も左翼系の記者なのかもしれない。ツッコミどころがすこしでもあれば、すこしぐらい辻褄が合わなくとも、無理やりクレームをつけているような印象であった。
 自分は自民党派ではない。ではないが中立的にみていても偏った記者の質問であった。

 法で認められた応援演説の現場で演説が聴こえないようなくらいの大騒ぎは、当然、よくないことでもあり無法状態である。「人の意見はきちんと聴きましょうね」的な良識的観点からすると、これはもう「こんな人たちには負けるわけにはいかない」というのももっともである。

 これを有権者の弾圧と飛躍するのは如何なものか。行儀が悪く、マナーやルールを無視したそんな良識にかける人達の行為に負けるわけにはいかないと言って、それのどこが悪いのかと感じた。
 それにしてもあれだけのことをして全くお咎めなしというのもすごいなって感じた。


都議会選挙 その4

2017年07月13日 06時34分15秒 | 日記
 ネットをみたらどうもこの組織は左翼系の団体らしい。例えば届出をきちんとだして道路をシュプレヒコールをあげながら意見を主張しているデモとは訳が違うのである。それなら自分の主義をきちんと主張する方策の一つである。
 しかしこの秋葉原駅前での行動は、選挙法で認められた応援演説に対して、過激な「カエレコール」をして、選挙演説の妨害をしているのである。これが何故取り締まりの対象にならないのか不思議であった。
 首相の演説を聞きに来た他の聴衆に対しても迷惑千万で妨害行為に当たると思うのだが。
 
 この妨害行為を取り締まる法律がなかったとしても、「人が話している時は人の意見をきちんと聴きましょうね」という小学校で学ぶ程度の基本的マナーがここでは無視されているのである。ヨイ子の皆さんにはとてもお見せできるような光景ではないはずである。

 TV報道も不思議とこれら「カエレコール」を「民の声」などとの論調で報道し、TVコメンテーターの類は口を揃えて「安倍政権の不信の表れでしょう」などといっている。
 誰一人としてこの「お行儀の悪さ」についてコメントするものがいないのはTV寄りのコメントをして番組出演にまた呼んでほしいからなのか?

 小中学校時代、授業態度の悪かった自分はかなり殴られた。そんな自分が見て「このような人たち」が何も注意されない、コメントされないというのが不思議なのである。