吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

仙台育英ナイン 涙、涙も慶応選手に全員で拍手「グッドルーザーであれ」須江監督の教え体現 優勝インタビュー立って聞く その2

2023年08月31日 06時23分24秒 | 日記
8/23(水) デイリー
 慶応とはセンバツで勝利し、今夏も地方大会前に練習試合を行った間柄。須江監督は慶応の森林監督に「おめでとうございます」と言葉をかけ、インタビューを受ける敵将に一塁ベンチから笑顔で拍手も送った。  須江監督は報道陣の取材に「慶応がただただ強かった。完敗です。最高のベストゲームだった」と選手をたたえ、「人生は敗者復活です。この経験を次に生かします」と、“名言”も忘れず。
 優勝インタビュー中の育英ナインの態度にも言及。「負けた時に人間の価値が出るからグッドルーザーであれって宮城県大会の初戦の前の日に、負けた時に全力で相手に拍手をしてほしいって言ったらちゃんと返事をしてくれて。森林さんの挨拶の時、大村君や丸田君の時にずっとみんな拍手してたので、それは誇りですね。真の王者みたいになれる日が来たらいいですね」と、教えを体現した選手の姿に目を細めた。

仙台育英ナイン 涙、涙も慶応選手に全員で拍手「グッドルーザーであれ」須江監督の教え体現 優勝インタビュー立って聞く その1

2023年08月29日 06時41分18秒 | 日記
8/23(水) デイリー
 「全国高校野球選手権・決勝、慶応8-2仙台育英」(23日、甲子園球場)  
仙台育英(宮城)は連覇ならず、準優勝に終わった。試合後、湯田の目から涙がこぼれると、つられるように主将の山田、高橋からも悔し涙があふれた。一塁側のアルプス席には必死に笑って手をあげたが、ベンチへ戻っても涙が止まらなかった。
 それでも、相手の優勝インタビュー中は須江監督がベンチ前に出て手を前に組んで立ち、選手も立って相手の声を聞いた。そして、慶応の大村主将が「春負けてから仙台育英を倒そうと目標に立ててきた。漫画に描いたようなシナリオが、自分たちの時代が来ているんだと捉えて、絶対優勝してやろうと思いました」と語ると、育英ナインは涙をこらえながらも全員で拍手を送った。

慶応の「大応援団」は大きすぎ? SNS上で賛否両論 夏の甲子園 その3

2023年08月28日 06時22分52秒 | 日記
 今回の慶応高校の快進撃は勿論実力があったに他ならない。しかしながら進学校であり、なおかつ「100何年ぶりの・・・」なんて尾ひれはひれをつけたメディアの「煽り」によってずいぶん後押しがなされたようである。イメージ的には進学校は「頭はいいがスポーツはだめ」というステレオタイプな評価をうけるが、そこで勝ち上がってくれば当然注目を浴びるし応援も受けやすい。一時期の大相撲 若貴兄弟のように国技館の観客すべてに応援されていたことを思い出した。
 仙台育英監督の慶応の応援(のボルテージの高さ)は気にならなかったというのは嘘である。またスポーツ心理学教授とやらの「応援がプレーの質に大きく影響したとは考えづらい」という意見も違和感がある。
 まさに仙台育英の選手は完全アウェーでの闘いを強いられていたのである。しかも今まで甲子園では聞いたことのない音量での慶応の応援である。相手方の強烈な応援に高校生が委縮しないわけがない。しかし仙台育英がそれを口にしなかったのは潔かった。


慶応の「大応援団」は大きすぎ? SNS上で賛否両論 夏の甲子園 その2

2023年08月26日 06時49分13秒 | 日記
8/23(水) 毎日新聞
 一方で「慶応の応援半端ない一体感で鳥肌」とたたえる声や、容認する声も多く見られた。  今大会は慶応が試合に登場するたびに、インターネット上で「応援がすごい」と話題になっていた。
 桐蔭横浜大大学院の渋倉崇行教授(スポーツ心理学)は「決勝に勝ち上がる2校は実力があり、相手の応援が多いことも想定して対応を考えているはずだ。応援がプレーの質に大きく影響したとは考えづらい」とみる。
 仙台育英の須江航監督も試合後、「(今春のセンバツでも両チームは対戦し)相手の大声援は経験していたので、不快感だったり、圧力だったりという感じはしなかった」と振り返った。
 慶応の応援団は大会を通じて、相手守備陣がタイムを取った時などは声量を落とすなど配慮をしている様子がうかがえた。     渋倉教授は「自分たちのチームを応援するのは当然のことだ」とした上で、「どちらかのチームに過度に肩入れして試合に影響を与えるような『あおる』応援の仕方は、純粋に力を発揮しようと頑張る高校生を後押しする姿からはかけ離れている。慎むべきだ」と指摘する。


慶応の「大応援団」は大きすぎ? SNS上で賛否両論 夏の甲子園 その1

2023年08月25日 06時07分53秒 | 日記
8/23(水) 毎日新聞
 慶応(神奈川)の応援は「大きすぎ」だったのか――。
 第105回全国高校野球選手権記念大会は、慶応の107年ぶりの優勝で幕を閉じた。23日にあった仙台育英(宮城)との決勝では、慶応の生徒たちやOBらの「大応援団」がスタンドを埋め尽くし、ナインを後押しした。ただ、高校野球ファンの中には、あまりの声援の大きさが相手に過度なプレッシャーを与えたと感じた人も多かったようで、SNS(ネット交流サービス)などで賛否両論が巻き起こった。
 三塁側内野席や左翼外野席にもOBらが集結した。  早速、慶応の応援歌「若き血」の大合唱が球場に響きわたった。1番の丸田湊斗選手が先頭打者本塁打を放つと、さらに応援団のボルテージが上がった。五回は打線がつながり、一挙に5点を挙げた。
相手をのみ込むような応援。SNS上では「大人げない」「仙台育英がかわいそう」などといった書き込みが相次いだ。  

コロナ感染持続

2023年08月24日 06時48分33秒 | 日記
 5月8日に新型コロナウイルス感染症が、5類に移行し、かつ政府から人流回復、基本マスク不要の政策が打ち出され、当然ながら、それ以来感染は爆発的に拡大しています。しかしメディアも報道しないのでコロナは終焉を迎えたと一般市民は誤解されているでしょう。じつはとんでもない話です。
 すでに3か月が経過しています。今まで8波までは急激に増加し急激に収束した感があるのですが、この9波では3か月もの間感染が高止まりしています。実際当院の発熱外来の受診者数も8波の時あまり変わりありません。
 当院での受け入れ人数はすぐにいっぱいになるため、その受診希望者の上限は見当もつきません。そして発熱患者さんのほぼ9割以上は新型コロナウイルス感染です。
 これだけ蔓延して医療現場は混乱しているのに、国もメディアも知らんふりなんでしょうか?
 少なくともメディアでは報道くらいしてくれてもいいと思うのですが。

健診とがん検診

2023年08月22日 06時34分52秒 | 日記
 8月からは長寿健診(75歳以上の方)と福祉健診を開始しております。
 これは区から対象者個別に受診票が送付されています。書類によく目を通されて電話で当院ご予約下さるようお願いいたします。
 なかには、毎年受診されているかたで、この健診を受けていればすべてのがん早期発見の検査も含まれていると誤解されている方もいらっしゃいます。この健診はいわゆる生活習慣病(昔で言う成人病)のスクリーニングを行うものです。

 がん検診は区から別に送られてくる書類にきちんと目を通していただき、これらも各種検査に対応する医療機関か、豊島区健診センター等にご予約いただきぜひ毎年受診されるようお願いいたします。

8月も半ば過ぎ

2023年08月21日 06時34分32秒 | 日記
 さて長寿健診や福祉健診は8月から始まっています。患者さんに「区から書類が届いていると思いますが、区の健診受けてくださいね、電話で当院に予約をお願いします」とお話しています。
 この時期に健診予約をお願いすると、結構多くの人が「でも、今暑いから涼しくなってからね」と言われます。
 よく考えてみると別に暑くたって別段することに変わりはありません。
 例えば屋外での運動などは「涼しくなってから」のほうが安全かもしれません。でも健診は涼しくならないとできないものでもないし、体力を使うものでもないし、また院内は空調をかけているので涼しいです。なので「涼しくなってから」という理由がよく分かりません。
 きっとこれは「どちらに行かれますか?」「ええ、ちょっとそこまで用足しに」というような、軽く受け流したいときに使う表面的な挨拶言葉のものなのかもしれないですね。日本語は難しいです。

コロナ感染者数は横ばい、専門家「まだピーク越えたとは言えない」…定点報告 その2

2023年08月19日 06時43分04秒 | 日記
 一昨日も書きましたが、やはり定点観測でのコロナ感染者数は全く減っておりません。確かに感染力は変わっていないし、感染形式も変わっていません。そこで政策が、人流を回復させ、マスクは自由意志、感染者数の発表は特定病院での集計のみ・・・となれば、感染拡大しても表面上では「何事もない」ような印象になりますね。
 国が関与しなくなったというだけで、コロナがいなくなったわけではないのに・・と思うのですが。
「感染が収束した現在・・」と地上波ニュースで連呼されたら、なんだ地上波の情報もフェイクなのかと残念に思いますが。現状での医療状況をきちんと報道して頂きたいと思うのですが、まるで報道管制が敷かれているような印象です。

コロナ感染者数は横ばい、専門家「まだピーク越えたとは言えない」…定点報告 その1

2023年08月18日 06時15分43秒 | 日記
2023年8月15日 (火)配信 読売新聞
 新型コロナウイルスの感染状況について、厚生労働省は14日、全国約5000か所の定点医療機関から7月31日~8月6日の1週間に報告された感染者数が1医療機関あたり15・81人だったと発表した。5類に移行後、緩やかな感染拡大が続いている。
 都道府県別でみると、最多は佐賀の34・69人で、次いで長崎の28・46人、宮崎の25・84人、大分の24・86人と、九州地方が引き続き上位を占めた。20人を超えたのは合計で10県に上った。青森が前週と比べ1・65倍の13・62人と増加率が高かった。
 国際医療福祉大の松本哲哉教授(感染症学)は「感染者数が減少した地域もあるが、お盆で人の動きが活発になっており、油断はできない。まだ感染拡大のピークを越えたとは言えないだろう」と指摘する。
 厚労省によると、入院者数は9日時点で前週比1701人増の2万1000人、重症者数は28人増の378人で増加傾向となっている。

認識不足

2023年08月17日 06時04分27秒 | 日記
 このお盆の期間中、台風も重なり、帰省、行楽客の足もかなり乱れました。
 駅や観光地では、右往左往する帰省客、旅行客の姿がニュースで映し出されています。そこにTVのインタビューが状況取材で放映されています。
 ここでいつも気になる文言なのですが、「このコロナがおさまった現在ですが・・」とか「コロナ禍が収束した今・・」という前振りがあってから、インタビューの質問が始まります。
 でもどうなんでしょう? 一体誰が収束したとか収まった言ったでしょうか? 
 医療機関では5月以来、コロナ感染者は増えつつあります。第8波までとは言いませんが、ほぼ毎日コロナ感染者の診断をしています。複数の発熱患者から毎日受診予約の電話があります。
 感染者数の毎日の発表がないため、なんだか「終わった」ような印象になったんでしょうか。メディアも感染者数に触れません。事実は感染拡大は継続しています。
 しかしこともあろうか、ここでメディアの人間が「収束した今・・」とかの枕詞を入れるようでは本当に困りものですね。
 医療現場では熱発患者の診療でてんてこまいです。
 事実をきちんと確認して、もう少し注意喚起してほしいですね。

残暑見舞い

2023年08月15日 06時29分46秒 | 日記
 このお盆の帰省時期に、台風が近畿圏を中心に上陸しました。
 各地に被害がないよう思いますが、今年の夏は酷暑です。コロナがますます蔓延する中、この暑さで熱中症など健康被害をもたらしかねないところです。そこにきてこの台風では穏やかな日常、楽しい夏休みは望めません。
 まだまだこの状況を乗り切るには時間がかかりそうですがくれぐれも自分の健康、安全はご自身でお守りくださるよう。

資格確認書、有効期限を柔軟化 保険証廃止延期せず 岸田首相、4日会見 その2

2023年08月07日 05時34分39秒 | 日記
 政府は、マイナンバーカードに健康保険証を組み込み、従来の保険証は廃止するという方針を変えていないようです。もちろん総デジタル化は時代の流れなのでしょうがないですが、今のトラブルをかかえたままであると、保険証を並行して使えるようにしてくれないと現場は大混乱になります。医療機関の窓口はただでさえ煩雑で激務。今後も「保険証が確認できません」というトラブルは必ず起こりうるので、その場でリカバーしなければならず、余計に業務が煩雑になります。システムが安定するまではとにかく現行の保険証は廃止しないでほしい。
切なるお願いなんですけども。