まあ飲めないなら飲めないでしょうがない。しかし最近、「顆粒の薬・・・」といっても「は? 顆粒? 顆粒って何ですか?」と言われることが増えてきた。
「え? 顆粒わからないですか? コンソメスープだとかだしの素みたいな調味料によくある粉よりも大きな粒ですぐ水に溶ける・・」と説明しても「あ、私、料理しないのでわかりません」という若い女性に何人も出くわすのである。
まあ、これもこれでしょうがない。年齢が若くて知らないことは齢(よわい)を重ねれば知るようになるかもしれない。まあ「若気の至り」ということでそれでもよかろう。
しかしである。中高年の女性の方に「顆粒の薬」といって「顆粒」の剤型をご存じない方も時々・・いるのである。その方に対してとやかく言うつもりはない。ないけど、ちょっとだけこちらががっかりしてしまうのは自分に包容力がないせいなのだろう。いくら説明しても「知らない、わからない」と言われてしまうとガッカリなのである。
齢を重ねるってことはやっぱり重みがあるのだが・・・ううん、やっぱり自分の包容力のなさがいけないのかもしれない。