吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

岸田内閣の支持率29.8% 前回調査より7.0ポイント上昇 5月JNN世論調査その5

2024年05月31日 05時58分23秒 | 日記
 「無作為に選んだ」と言っていますが、これは固定電話による調査ですね。今の世の中、固定電話を持っているということだけでかなりその集団に偏りがあります。今、若い世代では携帯電話だけで固定電話は持ちません。むしろインターネットが浸透した現代ではネットのほうが幅広い層で調査できるはずでしょう。インターネットの普及数と固定電話の普及数を比べたらおそらく固定電話のほうが遥かに少ないため限られた人たちとなります。インターネットのほうが使用人口は多いのでネットの方が無作為抽出になります。わざわざ固定電話を用いたら偏りが出るのはあたりまえなのでJNNの見解には説得力はありません。
 また、調査員による人的聞き取りのほうが、恣意的に誘導される可能性があります。ありえないとは思いますが、特定の結果へ導くつもりで質問すればそれはかなり誘導されると思われます。
 むしろ機械音声での画一的質問のほうが偏りはないと思うのですが。
 やはりこのメディアの出した支持率の結果は信用できないでしょう。

岸田内閣の支持率29.8% 前回調査より7.0ポイント上昇 5月JNN世論調査その4

2024年05月30日 06時30分51秒 | 日記
 もちろんきちんとした調査統計方法などメディアは非効率的として採用するはずがありません。確かに非効率なのでやむをえないのですが、しかしそこからの調査で得られた結果は信頼度が低いということになります。医学論文であれば、投稿して査読の段階ではねられます。論文として認められません。まあマスメディアの仕事自体科学ではありません。この調査結果はいかようにも恣意的操作が可能です。
 その3でもJNNのコメントがありました。「インターネットによる調査は、「その分野に関心がある人」が多く回答する傾向があるため、調査結果には偏りが生じます。より「有権者の縮図」に近づけるためにもJNNでは電話による調査を実施しています。無作為に選んだ方々に対し、機械による自動音声で調査を行うのではなく、調査員が直接聞き取りを行っています。」 とのこと。
これでは自ら偏った調査であることを認めていることになりますね。

岸田内閣の支持率29.8% 前回調査より7.0ポイント上昇 5月JNN世論調査その3

2024年05月28日 06時13分29秒 | 日記
 内閣支持率が7ポイント上昇し、不支持率が7.1ポイント下がったとのこと。はた目からみると不支持者が減った分だけ支持者へと流れたとも見えます。
 しかしなかなかアンケート調査は難しいです。この調査対象群に極端な偏りがあれば正確な結果は出ません。ありえないが極端な例えですが、対象群の抽出に際し、対象が全員各県の自民党員だったら支持率はもっともっと高くなるでしょう。逆に全員野党の対象群であれば不支持率は高くなります。なので調査対象群の中の個人になにもバイアスがかかっていないことが正確な判断材料になります。
 科学的論文では、調査対象群の性別、年齢、職業、収入、等々の各種パラメータを割り出して層別化し、それらがすべてバラバラで偏りがないことを証明してから調査に取り掛かかることが必要とされます。それらがきちんとなされていないと最初の段階で調査研究の意味がなくなります。もちろんそれらがきちんとなされていない論文は当然落とされることになります。

岸田内閣の支持率29.8% 前回調査より7.0ポイント上昇 5月JNN世論調査その2

2024年05月27日 06時32分47秒 | 日記
5/5(日) 22:30配信TBS NEWS DIG Powered by JNN
【調査方法】 JNNではコンピュータで無作為に数字を組み合わせ、固定電話と携帯電話両方をかけて行う「RDD方式」を採用しています。 5月4日(土)、5日(日)に全国18歳以上の男女2143人〔固定850人、携帯1293人〕に調査を行い、そのうち47.3%にあたる1013人から有効な回答を得ました。その内訳は固定電話508人、携帯505人でした。 インターネットによる調査は、「その分野に関心がある人」が多く回答する傾向があるため、調査結果には偏りが生じます。より「有権者の縮図」に近づけるためにもJNNでは電話による調査を実施しています。無作為に選んだ方々に対し、機械による自動音声で調査を行うのではなく、調査員が直接聞き取りを行っています。

岸田内閣の支持率29.8% 前回調査より7.0ポイント上昇 5月JNN世論調査その1

2024年05月25日 06時02分17秒 | 日記
5/5(日) 22:30配信TBS NEWS DIG Powered by JNN
 岸田内閣の支持率が前回の調査から7.0ポイント上昇し、29.8%だったことが最新のJNNの世論調査でわかりました。
 不支持率は前回の調査から7.1ポイント下落し、67.9%でした。 また、政党支持率では、自民党の支持が前回の調査から1.6ポイント下落し、23.4%、立憲民主党は4.1ポイント上昇し、10.2%、日本維新の会は0.3ポイント上昇し、4.6%でした。

マシュマロ喉に詰まり重体 沖縄・石垣の学童クラブ その5

2024年05月24日 06時52分12秒 | 日記
 現場で、講習で教わったことを淡々と勇気なく普通にやれるように指導するのが応急手当講習指導の本筋だと思います。特に今回の窒息ではすぐに手当てを始めるべきか、救急車を待てる時間はあるのか、もし待てなければ次にどうしたらいいのかなどを流れ作業で体得することが必要で、そこには蛮勇は不要です。
 例えば火事の現場で自分の危険を顧みず人を救助したというのは「勇気」です。しかし自分の安全は確保されている応急手当の現場では勇気は不必要です。しかも「応急手当を行って生じた結果について救護者には責任は問わない」という法律的擁護があります。
 したがって現場において一般人の心肺蘇生などで応急手当に参加した人に授与される消防の表彰状に「あなたの勇気に・・・」という文言は早くなくなってほしいものです。あの文言で「え?勇気が必要なんだ、自分はそんな自信がないなあ」と応急手当に参加したい人の行動にブレーキがかかるようになったら本末転倒です。

マシュマロ喉に詰まり重体 沖縄・石垣の学童クラブ その4

2024年05月23日 06時39分36秒 | 日記
 ずいぶん昔のことです。自分がどちらかの応急手当指導に関するメーリングリストに、「現場での応急救護の参加に勇気は不必要である」と書いたら、「現場をわかっていない」「教える立場の人が情けない」と炎上しました。応急手当を知らない人は現場で参加することのハードルは確かに高いでしょう。知らなければ勇気が必要です。知らないこと危険も顧みずに行うことは「蛮勇」です。でもそれを取り払うのが応急手当講習での指導です。講習ではこんな不必要な勇気を取り払う啓蒙もしなければいけないよと言う意味で言ったものを曲解されたようです。少なくとも講習の中で指導者が「勇気を持って臨む気持ちが大事」というのは普及にブレーキをかけるものです。

マシュマロ喉に詰まり重体 沖縄・石垣の学童クラブ その3

2024年05月21日 06時35分00秒 | 日記
 居合わせた人が心肺蘇生などに参加し救命できた事例では消防組織から表彰されることがよくあります。表彰されることは素晴らしいことと思われます。ただ今だに残念なことにその表彰の文言の中に「応急救護に携わった『勇気』を称え・・・」という言葉が入ることがあります。これはいまだに消防組織が古い体質から抜けきれない証拠です。このような文言が流布されれば「ああやはりこのような応急手当をするには勇気が必要なんだな」(自分には勇気がないからできないのかな)と何も知らない人は誤解して講習参加に尻込みします。応急手当講習はあくまで傷病者の状況を見ながら一連の手順を「型の如く」すすめるものであり、そこには勇気とかを必要とさせないように教えるのが重要です。そのため「救命のために行われた行為はその結果の如何にかかわらず法的に問われることはない」という法的擁護があるくらいです。この「勇気」という言葉で現場で手当てを行う人のハードルを上げているかもしれないことはとても残念です。

マシュマロ喉に詰まり重体 沖縄・石垣の学童クラブ その2

2024年05月20日 06時23分45秒 | 日記
 一般的に気道異物による窒息事故は、現場に居合わせた人が救助しない限り救命は不可能です。一般家庭でもそうですが特に幼稚園、保育園、各種保育施設などでは職員が確実に異物除去の方策を講じる必要があります。
 心肺停止の場合における心肺蘇生、AEDの普及で現場で救命される人は徐々に増えてきました。AEDが導入されて20年くらい経過しましたが徐々にその成果は見え始めています。
 しかしながら窒息事故による死亡例の報道は後を絶たない印象です。やはり応急手当を行うタイミングだとか難しいと思うかもしれませんが、是非応急救護講習に参加いただければ理解できると思います。
 今でも「応急手当に参加するには『勇気』が必要」と言われる人もおります。そうでしょうか?


マシュマロ喉に詰まり重体 沖縄・石垣の学童クラブ その1

2024年05月18日 05時51分48秒 | 日記
5/2(木) 20:35配信 共同通信
 沖縄県石垣市は2日、市内の放課後児童クラブ(学童クラブ)で4月22日、小学生がおやつとして出されたマシュマロを喉に詰まらせ、意識不明の重体となったと明らかにした。児童は現在も意識が回復せず、入院している。
 市によると、近くにいた職員が4月22日午後4時ごろ、マシュマロ1個を食べていた児童が苦しそうにしているのに気付いた。別の職員と共に背中をたたくなどしてマシュマロを取り出したが、児童は意識不明の状態で病院に搬送された。
 市は翌23日に県と国に報告。市内の学童クラブに食事やおやつの提供に細心の注意を払うよう、注意喚起した。

消滅可能都市 その3

2024年05月17日 06時16分22秒 | 日記
 今回豊島区が消滅可能都市から外れたということですが、住んでいる自分としてはそれも疑問だと思います。区内は再開発されて、自分の居住地の周囲も新築マンションが林立しています。しかしそのマンションのほとんどがワンルームマンションです。ワンルームマンションは若い世代の一人暮らしが多いのですが彼らは流動的です。他区で仕事をして他区で余暇に興じマンションには寝るのに帰ってくる人も多いでしょう。いくら出産可能世代がふえたといってもここに定住するかどうかはわかりません。
 やはりファミリータイプの物件がどんどん売れなければいけません。とりあえず出産可能世代である若者を呼び込めば表面上消滅可能都市の汚名をそそぐことは可能です。しかし以後、家族で定住してもらわなければ実質上、街が空洞化するのは間違いないと思います。この消滅選定基準はもっと検討する必要はありますね。

消滅可能都市 その2

2024年05月16日 06時37分13秒 | 日記
 確かに箱根には出産可能世代の割合が低いのかもしれません。しかし箱根は天下の観光都市です。どこか地方で一時的に人気の出た観光都市とは趣は異なります。たぶん未来永劫、箱根は観光都市のままで消滅しないと思います。なのでこの消滅可能都市の認定にどのような選定基準を設けているのかきちんと検証する必要があります。果たして出産可能世代の人口割合だけで判断してもいいのかどうか疑問に思います。どうかんがえても箱根が将来なくなってしまうだろうという発想は頷けませんね。
 もっとも最近TVのニュースでバブルの時に栄えた某温泉のホテルや旅館が、いまでは廃墟化している映像を見ると、いずれ箱根もこうなってしまうのかなあと心配はしています。


消滅可能都市 その1

2024年05月14日 06時03分46秒 | 日記
 自分が在住している豊島区ですが、10年位前から「消滅可能都市」といわれていました。それは生産年齢世代や出産可能世代の在住割合が低いということで選ばれたようです。そこで当時の故 高野区長のご努力で、公園や文化都市としての施設の整備を積極的にすすめてきました。外国人観光客も多くなり、また秋葉原と並んでアニメの聖地にもなってきました。また電気量販店の誘致もすすめてきています。それの成果でしょうか、今年は「消滅可能都市」の認定からはようやく外れたようです。まあ嘘であっても消滅なんて言われると面白くはありません。しかしどうもこの認定方法にも検証が必要ではないかと思います。
 ちなみに今年はその消滅可能都市に箱根が入っているということで驚いています。

「マジで超レアなんだ!」大谷翔平がなんとフランス老舗誌の表紙に堂々登場→欧米記者たちが“異例の人選”に興奮!「彼は世界的な衝撃を与えている」 その3

2024年05月13日 05時40分21秒 | 日記
 数か月前、サッカー界のレジェンドが「大谷? 年俸も凄いのかもしれないがマイナースポーツでのことだろう? 俺の方が世界的には有名さ」と言っていた。確かに競技人口から言えばサッカーのほうが遥かに多いのかもしれません。それにしてもこのサッカー界のレジェンドの懐の狭さには呆れましたが。
日本での野球人気に比し、アメリカでもバスケやアメフトに比べて野球はマイナースポーツです。日本での過熱報道で、なんとなくいかにも世界的に有名な話題なのかと思ったら確かにそうでもないのかとすこしガッカリした思いがあります。
 そこに来てこのフランス誌に取り上げられることになってようやく留飲を下げました。やはり彼の活躍は世界的なものだと思い直しました。

「マジで超レアなんだ!」大谷翔平がなんとフランス老舗誌の表紙に堂々登場→欧米記者たちが“異例の人選”に興奮!「彼は世界的な衝撃を与えている」 その2

2024年05月11日 05時59分17秒 | 日記
4/13(土) 4:41配信 THE DIGEST
 誌面では大谷の足跡を辿るロングストーリーが掲載されているようだ。  この『L'Equipe』の告知を真っ先にX(旧ツイッター)上で紹介したのが、フランスで野球ライターを生業としているガエタン・アリベール氏だ。「野球界のメガスター、ショウヘイ・オオタニ選手が明日発売のレキップ誌の表紙を飾る! レキップ誌が野球選手を表紙で起用するのはかなり珍しいので最大限に活用しよう!」と興奮気味に伝え、「いや、マジで超レアな出来事なんだ! 野球界にとって彼がどれだけ重要な存在であるかを示しているよ」と説いた。
   さらにアリベール氏のポストに呼応したのが、米ポッドキャスト『WBC Central』でホストを務めるショーン・スプラッドリング氏で、こちらも「レキップがオオタニを表紙に採用した!」とかなり驚いた様子。「我々のスポーツ(野球)にとって特大のニュースだ。オオタニは真に世界的な衝撃を与えていることを示し、フランス野球の継続的な成長にも寄与するはずだ」と期待を寄せた。  ドジャース加入以降は英国メディアでたびたび取り上げられるなど、欧州でもじわじわと知名度を高めている二刀流スター。まさにベースボールの伝道師としての面目躍如だ。