前日の写真には写っていないが、自分を直接抜いていったのは、スターウォーズ連中ではなくカニ・キャラとウサギちゃんだった。カニはゴール手前で抜き返してやったのでまあいいとしよう。しかしあのピンクのウサギちゃんは自分を追い抜いて、そのまま視界から消えいったのでとうてい抜き返せなかった。「面白キャラ」にしないで普通の格好にしたならきっともっと速いだろうに・・・。あっ!いかん、そうではなくて、来年はリベンジしなければ。今度あったら「ジビエ・グリル ブルゴーニュのウサギちゃん風」(意味不明)にして喰ってやるから(笑)。
東国原知事に「顔を洗って出直せ」といった松浪議員は、元某大学の体育関係の教授であった。アマレスをやっていて格闘技にも精通しているため、自分は議員になる前から知っていた。ウイットのある人だと思っていたのだが、今回の「顔を洗え」発言はとても意外。ところが東国原知事に「そちらこそ下野して顔洗いなさい」と言い返されたところ、翌日「そういわれたので顔を洗ってきました」と応えた。芸人のボケに、きちんと突っ込んだのでやはりウイットがある。そうしたら今度は東国原知事は「コップの水を顔にかけましょうか?」とネタぶりした。昔、松浪議員は国会発言中に「ちょん髷野郎!」と野次られて激情し、壇上からコップの水を振りまいたため謹慎処分を食らった人である。さて次はどう切り返すか見ものである。
一昨日、自民党が東国原知事に衆院選の出馬を依頼した。彼は宮崎県知事として公約の多くを達成しているという。したがって少なくとも県知事1期は絶対に公約どおり続けると思われるが、そこにきて自民党からの出馬依頼である。たぶん彼は「今は」出馬の意思はないと思うが、出馬承諾の条件に全国知事会のマニフェストの全面採択と、自身の自民党総裁候補確約を突きつけた。こんなのは党が受けられるわけはない。これで彼はハナから衆院選に出るつもりはなく、「ただ断るのも癪だからシャレをかましてやろう」という元芸人のギャグであると理解できた。でも自民党幹部のコメントは「つまらん、ふざけるな、図に乗るのもいいかげんにしろ」とあった。これはそのまんま東の過去最高のネタだと思いますが・・・。
しかしながら、当時、出火は一番罪が重い。特に火元となればお取りつぶしもあったろう。しかし本郷から巣鴨に改易にもならず「本妙寺」の名前のまま疎開・再建されたところをみると、ますます「幕府火付け説」も真実味をおびてくる。それにしても江戸城の天守閣まで焼いてしまうとは、もし幕府が火付け元だとしたらとんだ騒動ということになる。この時の死者を弔うために立てられたのが本所の回向院だそうだ。でもこんな話はつい最近まで確かに自分も知らなかった。近所にこんなお寺があるなんてねーー。
なぜ振袖火事なのかというと、当時大店の娘さんが若くしてなくなり、棺に生前気に入っていた振袖をかけてあげたそうな。そして供養にそれを焼いてあげようとしたところ火のついた振袖が舞い上がり火事を引き起こしたという。嘘か真か知らないが、一説には幕府の計画的な火付けという話もあったそうだ。火事になれば町復興にともないいろんな産業が活性化して景気が上向く。しかも無計画にできた町並みを、整然と再開発できるという目論見もあったようだ。
患者さんと話をしていて近隣の話になる。すぐ近くに本妙寺というお寺があるが「あ 本妙寺のそばに住んでいます」と患者さんにいわれたので、私は「あ~あの振袖火事の本妙寺・・・」と答えた。この火事は江戸時代の明暦の大火であり、このお寺が火元となったという。ところが近所に住んでいる方でも、この火事がいわゆる「振袖火事」と俗称されていることを案外ご存じないようである。当時、このお寺は本郷にあったらしい。ここが火元で江戸の町の半分を焼き尽くし江戸城の天守閣までもが焼け落ちたとのこと。当時10万人がなくなったという世界でも1番の火事だったらしい。そんな謂れがあるなんて結構、灯台下暗しである。本来であればこんな大火であったので灯台の下だって明るかったであろう(笑)。
この前の土曜日に、長崎で開業している学生時代のバンド仲間のS 先生が上京してきました。何十年ぶりに彼とライブハウスにいきましたが最近のハコバンドの実力はすごいですね。それよりもなにより飛び入りでバウワウの山本恭司が客演したのがすごかったです。パープルへイズをやりましたが、イントロのアメリカ国歌がアメージング・グレイスになっていたので驚き。音楽やっていてよかった。今も音楽やっていなければ毎晩、不健康に飲んでばかりの毎日だったでしょう(あ? でも結局毎晩飲んでいるか?)。S 先生、ごちそうさまでした。最近、健康的?なもんで夜10時すぎるととたんにパワーが落ち、最後までステージみれずに残念でした・・・。
最近、水痘(水疱瘡)のお子さんが続いている。いきなり熱が出て来院するのだが、大抵お母さん方が「なんか赤いブツブツが身体に出ているのですが・・・」と申告してくれるのでこちらはとても楽である。また最近、大人の方で、急な発熱と顎下腺~耳下腺の腫れを呈する患者さんが続いた。耳下腺炎は間違いないが、おたふくかどうかは採血して抗体価をみてみないと何ともいえない。自分では過去の既往をおぼえていない方も多い。自分も小さい頃に何に罹患したか憶えていないし、手帳もない時代だし、たぶん母親に聞いても憶えていないだろう。しょうがないでしょう、半世紀も前のことなんですから(笑)。
医療業では、医療用の感染性廃棄物をきちんと分別して廃棄しなければなりません。クリニックでは敷地内で処理できないので業者に有料で引き取ってもらっています。6月中に廃棄物の処理報告を都にしなければならないのですが、この前、昨年度のまとめをしたら一昨年度よりはるかに廃棄量が増えている。もちろん外傷や小外科の患者さんが増えてきたためですが、それにしても量が増えると処理料金も高くなるので痛し痒しです。医療廃棄物については医師の逮捕者も出たくらいなので報告はきちんとしなければ・・・。それにしても有料で業者に頼んで処理してもらっても、その業者が不法投棄したなら、責任はこちらにもあるそうです。ゴミの出どころが最終責任ということです・・・?
2週間前ごろ、住宅街をジョギング中にどこかの家の門の中から犬が顔をだして、いきなり吠えてきた。こちらは予期していないのでやはり「わっ!」とばかりにびっくりする。横には飼い主がいるのだが、やはりいつもの「法則」どおりに飼い主は自分の飼い犬に対して無頓着である。以前「ジョギングしていると犬によく吠えられる」と赤羽で開業しているM原先生に言ったら、「そりゃ~、走るのが遅いから吠え付かれるんだべさ」と言われた。彼は毎年トライアスロンに出場しているので走るのも速い。えーえー確かにそうでしょうよ(爆)。しょうがない、あたしはCOPD気味なんですから・・・。
レース終了後は近場の温泉にいって温泉と食事を楽しみました。湯上りのビールの美味い事、美味い事。徹底的に汗をかいたあとで、水分補給をがまんしてから飲むビールは最高です。でもよく考えればこれはとっても身体によくないですね。血管内では血液の水分が抜けてしまってドロドロ状態。これでは、脳血栓の危険がかなり高いといえるでしょう。夏場に脳梗塞が多いのも分かります。それでもビールを美味しく飲みたいがために身体を危険な状態にするんですから馬鹿者でしょう。あー、でもまた来年も駅伝レースに出たいですね。その他7人のメンバーの皆さん、ありがとうございました。また誘ってください。絶対、参加しますから!
まあとりあえずトイレにもいって、一息ついた。ようやく落ち着いたところで腕時計のストップウォッチをみると30分は切っていたので大満足である。この炎天下で10年前の記録がほぼ維持できていたので、まあよしとしよう。この大会の出場は、前週に日本登山医学会の市民公開講座で、応急手当の講演と実技指導を受け持ったが、そのお礼?にと学会会長がエントリーフィーを出してくれたためである。会長であるS記念病院のT先生ありがとうございました。T先生、それにしても走りこんでいないのに速かったですね。
嘘か真か、ゴールに目前にして速度はかなり速くなったようである。その証拠にあの忌まわしいカニ男を抜き返してやったのだ。しかしウサギちゃんだけは自分の視界の遥か先であり、そいつをぬき返せなかったのが心残りである。さてついにゴールして第三走者にタスキを渡したところで皆から「ごくろうさん」と言われたが、それに応えるまもなく、「あ、あ、それは後にして・・・、先にトッ、トイレ、トイレ」とまた走り出した。自分のゴールはタスキを手渡した時点ではなく、まるでトイレでの排尿がゴールだったようだ(爆)。ゴールの感動なんてありゃしない・・(泣)。
昔、フランク・ショーターというランナーがマラソンの試合の途中でウ〇コがしたくなり、途中のトイレで用をすませてからレースにもどり優勝した話があった。自分も途中でトイレに行こうとしたが、コースの沿道には、学校はあるがトイレはない。なんと自動車教習所もあるがトイレはない。飛行機の滑走路はあるがトイレはない。しかもコースの両脇の要所、要所には米兵の係員が区域外に出ないよう目を光らせている。結局、トイレに早く行きたいため走るスピードをアップせざるをえなかった。足は痛いし息は切れるが背に腹はかえられない。そのうちゴールが近づいてきた。