吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

ウクライナへ「降伏しろ」発言の愚かさ 露の隣国ジョージア人が激白 日本の著名人による発信に「軽々しく言うな」 その6

2022年03月31日 06時59分52秒 | 日記
 露のウクライナ侵攻の目的は人種問題も確かにあろうが、ウクライナが完全に西側諸国に組み入れられたらモスクワに近いウクライナ国内にNATOの核攻撃施設が作られてしまうかもしれないと露は脅威を感じている。ここでウクライナを押えておかないとプーチンは不安なのである。とりあえずウクライナさえ制圧すればロシアの侵攻はいったんは落ち着くはずである。
 たぶん米国はそれを見越したうえでゼレンスキー大統領に「国外に逃げなさい」(政権放棄=降伏しなさい)と言っていたのである。米大統領がウクライナに降伏しなさいと言ったということは、日本の著名人の「降伏したほうがいい」という発信などよりはるかに無責任である一方、重みがあるし、また逆に裏がある。
 米国はウクライナを犠牲(生贄)にすることによって米軍を使わずに露の弱体化をはかれるのである。人道上の問題ではなく軍事的策略の臭いがするのである。過去、第二次世界大戦は、日本の真珠湾奇襲がきっかけなのだが、そう仕向けたのはやはりアメリカなのだろうと思っている。
 まあしかしここで米軍がでてきたら相手は露だけに世界大戦になってしまう。米もそれを見越して表に出てこないのであろうが、そうすると核保有数の多い「力の論理」が世界を牛耳ることになる。そうすると平和的政治的解決なんてありえない。
 「力の論理」を許さないためには今回米国で軍事行為に出ることなく経済面で揺さぶりをかけるしかない。それで露国民のプーチン離れを期待するしかないが、それまでウクライナが持つかどうか・・・。

ウクライナへ「降伏しろ」発言の愚かさ 露の隣国ジョージア人が激白 日本の著名人による発信に「軽々しく言うな」 その5

2022年03月29日 06時38分49秒 | 日記
 個人的な根拠のない意見である。どうも今回の露のウクライナ侵攻のきっかけを作ったのはアメリカなんじゃないかと思っている。
 過去、米国は第二次世界大戦の開戦を裏工作して日本に先に手出しをさせるよう仕向けたという話もある。今回もそれではないかと思っている。
 今回露の開戦前にすでに、「何かあってもウクライナに派兵しませんよ」とアメリカはわざわざ発表している。通常ならこんな重要な軍事機密は何も言わずに態度を明らかにするはずがない。わざわざこんなことを言われたら開戦したくてウズウズしている露は待ってましたとばかりにウクライナ侵攻するのは当たり前である。そこで世界の西側諸国から露は糾弾されて経済制裁されるのは目に見えている。今回のアメリカの目的は「露の経済力の弱体化」である。しかも思ったほど中国から露への支援がないことも幸いしている。これで露がデフォルトに陥れば米国は万々歳である。あくまで個人的な意見であるが。

ウクライナへ「降伏しろ」発言の愚かさ 露の隣国ジョージア人が激白 日本の著名人による発信に「軽々しく言うな」 その4

2022年03月28日 06時20分31秒 | 日記
 トランプが大統領に就任した直後、「日本はもっと金を出さないと米軍駐留をすべて撤退させる」と言い出した。憲法9条のままで日本が丸裸になったら、あっという間に母国語がC国語に変わりそうでありぞっとした。
 ウクライナの国民のように市民一人一人が銃を持って「戦う」という覚悟が日本人にあるのであろうか? そういうと「軍国主義」ととられるかもしれないが、現代はあの日本の戦時下における軍部による思想統制とは異なるし、また日本人はすべて臣民であり陛下のために命をささげるべきという全体主義でもない。
 ウクライナの場合は、市民は自発的に一人ひとりが祖国確保のために銃を持って立ち上がっているのである。国境が不安定な国と日本のような島国とでは祖国への考え方は違うだろう。18~60歳は国外へ出られないということもあるが、でも個人の自由かつ自発的なベクトルが「概ね」同じ方向を向いているのはすごい。
 ゼレンスキー大統領がいっていたようにウクライナ1国の問題ではなく、世界平和を揺るがすことになるだろう。これを許したら多分日本にも隣国が侵攻してくるはずである。危機感を日本人も持たなければならない。



ウクライナへ「降伏しろ」発言の愚かさ 露の隣国ジョージア人が激白 日本の著名人による発信に「軽々しく言うな」 その3

2022年03月26日 06時13分24秒 | 日記
 まったくその通りである。人命、人道主義上の観点からすれば「降伏」すれば人命はとりあえずは確保できる。その点のみを思えば「降伏しなさい」は当事者ではない者なら平気で発言できることなのだろう。
 しかし日本という安全な国にいてそのような他国へのコメントは「自分たちを安全な位置に置いておいて無責任な発言」ととられるであろう。
 日本も某隣国からは「戦後、謝っていない」とかで執拗に強請り的補償を求められ、また某国からの海洋進出では領土問題が危うくなっているのが現状である。多種の問題がくすぶり続けている中でも、ずっと戦争がなかったのは日本が世界に誇れることではあるが、そのため「平和ボケ」しているのかもしれない。好むと好まざるとにかかわらず、戦争を放棄した日本は米国の庇護があるのでとりあえずの平和を維持できている。
 でも世界中を見回せばわかるように明日は我が身なのである。今の憲法のままで日本は大丈夫なのだろうか?


ウクライナへ「降伏しろ」発言の愚かさ 露の隣国ジョージア人が激白 日本の著名人による発信に「軽々しく言うな」 その2

2022年03月25日 06時14分55秒 | 日記
では、「合理的」にはどうか。
「仮に降伏して戦争は終わっても、今度はロシアの支配下での治安の悪化などで、戦闘中をはるかに上回る犠牲者が出る。ウクライナの降伏は、近隣諸国にも計り知れないほどの大打撃だ。ロシアは次にモルドバなどを狙い、同じことを繰り返す。ロシアと同様、好き勝手にやる国が出て、国際秩序は成り立たなくなる。合理的ではない」
 前出のゼレンスキー大統領は8日、英議会でのオンライン演説で、「どんな犠牲を払っても自国を守るために決して降伏しない」と語っている。
 ダヴィド氏は「確かに、言論の自由はあるだろうが、ウクライナの大統領が決意を示すなか、『ロシアに降伏しろ』という発信は理解できない。ロシアのプロパガンダ(政治宣伝)にはだまされてはならない。ウクライナが敗北すれば民主主義が危機にひんする。いまはロシアを止めるため妥協せず、団結するときだ」と強調した。

ウクライナへ「降伏しろ」発言の愚かさ 露の隣国ジョージア人が激白 日本の著名人による発信に「軽々しく言うな」 その1

2022年03月24日 06時46分24秒 | 日記
2022/03/14 15:30 MSN Japanより
 ロシア軍の侵攻から祖国を守ろうとするウクライナに対し、日本の影響力のある著名人から、ロシアへの「降伏」や「妥協」を求める発信が見られる。これにロシアの隣国、ジョージア出身で慶応義塾大学SFC研究所上席所員のダヴィド・ゴギナシュヴィリ氏(38)が異を唱えている。
 「ウクライナ兵は士気が非常に高い。そうしたなかで、降伏や妥協を求めるのはおかしい。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領にも失礼だ。未来への希望も失われてしまう。軽々しく言うべきではない。
 母国ジョージアには親露分離派地域があり、ダヴィド氏が留学生として来日した2008年、ロシア軍の「自国民保護」を口実にした侵攻を受けた。今回のウクライナ侵攻も「断じて許せない」という。
 ウクライナの徹底抗戦が続くタイミングで、日本で降伏を迫るような発信が出てきたことには、「倫理上も、合理性の観点からも間違い」という。まず、「倫理上」の解説をする。
 「事実上、侵略者のロシアを支持、容認することになる。降伏後も確実にロシアの抑圧でウクライナの被害は続く。その責任は『ロシアに対して折れろ』と呼びかけた人も共有することになる。倫理上、非常にまずい発信だ」

ロシア料理店「なぜ巻き込むの」 ネットに心ない中傷 ウクライナ出身店主も被害 その2

2022年03月22日 06時19分15秒 | 日記
 言語道断である。この店やこの店のオーナーが何をしたというのか? 彼女は何もしていない。まさにお門違いで非常識な行為である。彼女がウクライナ人であれロシア人であれ人種の問題ではない。彼女はロシア人ではないが、今、海外に在住のロシア人ならなおさら肩身が狭い思いをしている。どちらの国民でも今は温かく応援してあげるべき。今はたくさんの人が店に行ってロシア(ウクライナ)料理を楽しむべきである。
 このような卑劣な行為をする者は、いままでどんな教育をうけてきたのであろうか? 関東大震災の時に「朝鮮人が井戸に毒を入れた。虐殺せよ」と騒いだ時の過去の日本人集団とかわらない。厳しく断罪されるべきである。

ロシア料理店「なぜ巻き込むの」 ネットに心ない中傷 ウクライナ出身店主も被害 その1

2022年03月19日 06時11分09秒 | 日記
2022/3/13 07:00 (JST) © 株式会社神戸新聞社
 ロシアがウクライナに侵攻して以降、日本国内のロシア料理店などに誹謗(ひぼう)中傷が相次いでいる。神戸市内では、ウクライナ人が営む店がインターネット上で書き込みをされ、被害を受けた。店主は「なぜ関係のない店まで巻き込むのか」と疲れ切った様子で話す。
 今月初め、「ロシアンピロシキ」(神戸市灘区)店主のワンゲリエワ・オリガさん(41)は、店の口コミページを見て言葉を失った。ロシア兵の遺体とみられる画像が貼り付けられていた。
 「変な料理ばっかり」「ロシアの伝統料理?」…。来店者の感想とは思えない否定的なコメントが記され、低評価が付けられていた。
 兵庫や大阪のロシア料理店が中傷被害に遭っていることは知っていた。「うちにも書き込まれるとは」。従業員や店自体に被害が及ぶ可能性を考え、「しばらく休業した方が良いか」と思うほど動揺させられた。
 オリガさんが投稿者のアカウントをさかのぼると、全国のロシア料理店に同様の書き込みをしていた。投稿はその後削除され、アカウントもたどれなくなっているが「お客さんが減るかもしれないと思うと、心が折れそうになった。いたずらかもしれないけれど許せない」と憤る。


中国の関与 その2

2022年03月18日 05時56分33秒 | 日記
 しかしここで怖いのは中国の今後の動きである。中国の目論見は「その先」である。
 もし万が一露とウクライナの停戦を仲介したとしたら、「停戦の仲介をした中国はウクライナの平和に貢献した。今後ウクライナは中国に忖度するよう」にと、いろいろウクライナ外交でインフラ整備などの事業介入などの便宜供与を求めてつけ入ってくるかもしれない。アフリカ諸国に援助しWHO事務局長を懐柔したのと同じ手口である。
 紛争の揉め事の手打ちを「その筋の団体」に依頼すると、以後ずっと種々の関係を強要される恐れがある。中国の狙う所は露と友好関係を緊密にすることではなく、利用できるときは徹底的に露を利用しながら、目指すは世界の覇権をとることである。

中国の関与 その1

2022年03月17日 05時57分47秒 | 日記
 国際社会から総スカンをくらい非難されている露であるが、ここでその非難されている露と軍事同盟を結んでいる中国の立場も同様とみなされるかもしれない。もしかしたら今後、中国の立場も苦しくなるのであろう。軍事物資は勿論、経済援助などすれば明確に西側諸国を敵に回すことになる。
 ところで当初、露が開戦するとしたら、まずは同盟国である中国人や中国関係機関がすべてウクライナから国外退去してからだと思っていた。ところがウクライナからまず露大使館は撤退したが、中国大使館が撤退する前に宣戦布告がなされた。これには驚いた。
しかも中国人が負傷したとのこと。同盟を結んでいる中国も、これには露に対して遺憾の意を表明するかと思ったら何もアクションはない。とりあえずは立場上、停戦協定の仲介国としては中国はうってつけだと思うのだが、今のところその動きはなさそうである。

中国人の安全確保を 王氏、ウクライナ外相と電話会談

2022年03月15日 06時35分27秒 | 日記
3/1(火) 23:37配信 JIJI.COM
 【北京時事】中国外務省によると、王毅国務委員兼外相は1日、ウクライナのクレバ外相と電話会談し、出国を始めた中国人の安全確保を要請した。 クレバ氏は「停戦実現のため中国の仲裁を期待する」と述べた。  中国メディアによれば、1日、ウクライナ東部から西部リビウに向かっていた中国人の腰に弾が当たり、負傷して病院に搬送された。手荷物が軍事物資と誤認された可能性があるという。何者が発砲したのかは不明。

中国は「苦しい立場」に ロシアのウクライナ侵攻で―米高官

2022年03月14日 06時24分59秒 | 日記
2022年03月01日06時26分 JIJI.COM
 【ワシントン時事】米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は28日、ロシア軍によるウクライナ軍事侵攻を受け、ロシアとの関係を強化してきた中国が「苦しい立場に置かれているのは否定しようがない」と述べた。
 キャンベル氏は、ロシアの軍事侵攻に対し米国と同盟・友好国が結束を示していることを中国の指導者が「懸念している」と強調。米欧諸国を中心に各国がロシアへの非難を強めていることで「状況は(中国にとって)厳しいものだ。中ロの連携は今、非常に気まずいものとなっている」と指摘した。

ウクライナ大統領は「『若さ』が『馬鹿さ』となったようにも」 立憲・末松義規議員が投稿→削除 その2

2022年03月12日 06時41分31秒 | 日記
 若くて政治経験がなく、そして側近の高官も政治経験者ではない芸術系の人物を登用した。確かに不安定な政権であるかもしれないし他国との折衝にはまだまだの部分はあるだろう。
 しかし当初、バイデン大統領が「キエフから逃げなさい」と勧めるも、自身はキエフにとどまり最後まで戦うというリーダーシップを見せている。国民の先頭にたって動こうとする姿は事実でもある。若さが馬鹿さと揶揄するよりも、腹をくくってリーダーシップをとっていることを評価すべきと思うのだが。敗戦になれば下手をすれば処刑される。敗戦にならなくともすでに暗殺部隊が入り込んでいるらしい。
 この大統領を揶揄した立憲民主党の議員に命を賭してまで先頭に立てる覚悟があるのだろうか? もちろん戦うことを美化したり戦争礼賛のつもりは毛頭ない。何故個人的にこの大統領が馬鹿なのか理解に苦しむ。   
 この党は人の発言や行動を否定ばかりして実のある政策論争はしないような集団というイメージがある。

ウクライナ大統領は「『若さ』が『馬鹿さ』となったようにも」 立憲・末松義規議員が投稿→削除 その1

2022年03月11日 05時44分00秒 | 日記
2/28(月) 13:57配信 J Castニュース
 立憲民主党の末松義規衆議院議員(65)が2022年2月26日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)について「『若さ』が『馬鹿さ』となったようにも感じます」とツイッターに投稿した。末松氏は28日までに投稿を削除している。
 末松議員は、元外務省国際情報局長の孫崎享氏(78)が25日に「ウクライナ国民の大誤算はアメリカが軍事的に助けてくれると信じ込まされたこと。信じた事。そしてロシアに喧嘩腰でもいいと思ったこと。軍事的な助けになんか来やしません」などと指摘したツイートをスクリーンショットして投稿した。
 末松議員は投稿で「ゼレンスキー大統領のケースは、人気者だし魅力もある方ですが、ロシアという獰猛な国家から国を常に防衛せざるを得ない立場を考えると、『若さ』が『馬鹿さ』となったようにも感じます」と持論。 21年衆院選に立憲公認で立候補し落選した大内一也さん(48)は26日、末松議員の投稿にリプライを送り「命をかけて守っている人に対して『馬鹿さ』とは、あなたに人の血は通っているのですか?! つぶやきといえども、許される発言ではないです」と批判した。


ロシアのウクライナ侵攻 その5

2022年03月10日 06時23分30秒 | 日記
 プーチンの映像が時々出る。身体に振戦がみられており落ち着きなく足を動かしたりしている。一部にパーキンソン病ではないかとも言われている。しかも一連の彼の言動は常軌を逸している。幻覚や妄想にも受け取られるのである。
 そうなると「パーキンソン病+幻覚・妄想」のキーワードで思いつくのはDLB(レビー小体型認知症)である。ぜひとも医療介入して一度検査をした方がいいだろう。
 しかしこの病気の患者さんの場合、「一度検査してみましょう」と勧めると「俺は病人じゃない!」と激怒される可能性があるのだ。通常の患者さんでもこうなると話がこじれて面倒くさい。ましてやプーチンに激怒されたら大変なことになる。
 いずれ一度医療的なアプローチは必要であろう。