どうも幼いうちに、いろいろな感染症に罹患させたり、抗原(アレルゲン)に曝露させたりして免疫をつけさせることが目的のようである。しかしあえて適度に不衛生な環境・・・というのもその程度や線引きが微妙であろう。行き過ぎれば、不衛生すぎて重大な感染症をおこしそうだし、中途半端な衛生管理だと、目的とする免疫がつかないだろうし・・・。医療の世界では現在、怪しいと疑われるものはすべて感染しているとみなす標準的感染予防策(つまり疑わしきは罰する)という方策がとられている。はたして「不衛生な環境に敢えて置く」というのが受けいれられるかどうか・・・?