吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

7月から骨粗しょう症健診

2010年06月30日 06時42分16秒 | インポート

さて本日で6月も終了です。1年も半分が過ぎました。すでに6月から特定健診が開始され、誕生月によって区から順次受診資料が各戸に送られています。そして来月1日からからは骨粗しょう症健診も開始されます。受診対象者は区からお知らせが届いていると思われます。まず最初に健診センターで検査を受けられたら、その結果をもって医療機関へ来院してください。骨密度が正常値だったとしても骨粗しょう症は否定できません。無料でご説明申し上げますので来院ください。


湿度が高い!

2010年06月29日 07時17分16秒 | インポート

 きのう、今日はジメジメとして、なんだか気分までめいってしまいます。ここ数日、体調を崩して来院する患者さんが多いようです。この時期の湿気は逆に汗腺を締めて汗が出にくくなることもあるようです。この季節は運動をして汗を出したほうが良いでしょう。きたる本格的な夏の暑さへの対処として、1週間ほど日中に暑熱馴化をしておいたほうがいいですね。また食べ物としては発汗作用のあるネギやショウガもよいといわれています。そういえばこの季節「谷中生姜」が出回ります。これに味噌をつけたらビールにあうこと・・。


6月も下旬になりました

2010年06月28日 07時16分51秒 | インポート

 もう6月も下旬であり1年の半分が過ぎようとしています。月日のたつのは早いもので、ついこの間お正月を迎えたような気がします。こんな調子で1年が過ぎていくのかと思うとあまり充実感を感じません。しかしながら単調だけれども毎日を地道に積み重ねいくことが、地域に受け入れられることだと信じています。大学時代は毎日がめまぐるしくバタバタしていました。毎日の落ち着かない医療に「こんなのは本当の医療ではない」と思ったこともありましたが、現在の単調で地道な医療の繰り返しも結構辛く、根気が要るものだなぁ~と・・・。あれも医療であり、これも医療、まさに医療いろいろ・・・。楽なものはありません(笑)。


禁句その3

2010年06月26日 07時37分20秒 | インポート

 交通事故といえば、ずいぶん前に自転車と歩行者の出会いがしらの事故で、歩行者の方が来院していた。縫合が必要な傷があったので縫合処置とした。以後、創処置のため通院されていたが、そんな中、自転車を運転していた方から電話があった。「あ~、あの歩行者の方が通院されていると聞きましたが、何か傷のよくなる薬を使ってやってくださいね」と・・・。意味不明である。まあたぶん事故の責任を感じてなのか、こちらに1ランク上の治療を期待しているのだろう。しかしながら自分は治療内容に最初から差をつけているつもりもないし、傷の良くなる薬を出し惜しみしているわけでもない。この会ったこともない人からの「上から目線」の電話は悪くとられてもしょうがない内容である。やっぱりこちらとしては意味不明の電話として片付けたほうが、傷の衛生上・・・ではなく、精神衛生上にはよさそうである(爆笑)。


禁句その2

2010年06月25日 06時50分16秒 | インポート

 また特に交通事故の場合、あとで保険会社から診断書の依頼がある。これがまた曲者である。診断、治療、経過のみを書けばいいのだが、ほとんどの書式には、「受傷年月日」や「受傷の状況」まで書く欄が設けてある。診断書とは「自分が診察し検査し治療し、そしてその経過を確認した内容」を記載するわけである。つまり自分が見たもの(診たもの)を保証するのであって、人から聞いた受傷日や受傷機転をここに書いて保証するものではない。これら事柄は現場検証した警察で保証してもらうべきことであるので、自分はこの部分に関しては一切書かない。でもかかないことで、今まで保険会社から「これでは不備である」とクレームをつけられたことは一度もない。だからこの事柄は結局、保険会社では必要がない項目なんであると自分は理解している。あぁ面倒くさい(笑)。


禁句その1

2010年06月24日 06時55分52秒 | インポート

 救急医療を長くやっていると、患者さんの目の前で使ってはいけない言葉があるのに気づく。特に交通事故の当事者全員が搬送されると面倒くさい。何人も問診していると、どっちがぶつかってきただとか、自分がぶつけられただとかでその行為の主体が明らかでないことが多いのだ。各々が「自分こそは被害者」だと思っていることが多く、こちらも「~されたのですね」という受身の言葉を用いてしまうことで、複数いる傷病者を、無意識のうちに加害者か被害者に頭の中で区分けしてしまっていることがあるのだ。これは危険である。過失割合もあるしどちらが加害者か被害者なのかは我々には決める権利はない。患者の言動に振り回されず、きっちり怪我の診断や治療だけに専念するべきであろう。したがって患者さんとの会話の中で被害者、加害者という単語は禁句なのである。


スペースの有り無しその2

2010年06月23日 06時31分38秒 | インポート

 実は基金に登録されているうちの名称に間違いはないのである。ところが「医療法人社団桂樹会」の「医療法人社団」と「桂樹会」の間に一字分のスペースが入れられて登録されていると言うのだ。ここにスペースが入るのと入らないのでは、全く「異なるもの」として認識されるようである。したがって請求時にここにスペースをいれないと、いつまでも異なった医療機関として判別されるらしいのである。アナログ時代には考えられなかった「融通の利かなさ」である。ここまでくると便利なはずのデジタル化が毎回不都合を生み出しており唖然とする。まあでも「異なった医療機関なので受け付けられません」と請求を断られるよりまだましである。だから「受け付けてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持つことにしましょう。そのほうが精神衛生上いいにきまっている(笑)。


スペースの有り無しその1

2010年06月22日 06時27分51秒 | インポート

 うちの正式名称は「医療法人社団桂樹会 吉田クリニック」である。 実はレセプト請求を数ヶ月前からレセプト用紙での請求ではなくフロッピーでのデジタル請求にした。しかし毎月その都度、「貴医療機関の名称が基金に登録されている届出名称と異なります。とりあえずこちらで正式な名称に変更しておきました」と保険基金から通知が来るのである。しかし一言一句つき合わせて確認してみても名称に誤字脱字はないのだ。理解不能のためついに向こうに連絡して聞いてみた。するとアナログ時代には考えられないような「理不尽な」回答がきたのである。これはまさに唖然である。


湿度

2010年06月21日 06時39分05秒 | インポート

 梅雨入りしてからはずっとジメジメした陽気が続いています。雨が「シトシト」とふってくれればまだいいのですが、「べたべた」というか「べしょべしょ」というような表現のほうがあっているかもしれません。この季節の気温はさほど高くないのですが、この湿度の高さには参りますね。60%以上になると体調を崩しやすくなります。自分も体がなんとなくけだるく重く感じます・・・がっ、体重計に乗ったら本当に2kg増えていました。いかんいかん・・また少し絞り込まなければこの夏を乗り切れないわー。通院している糖尿の患者さんには「カロリー控えて、運動して体重減らしなさい」といっている手前、私もがんばらなければ・・。


髪の毛その5

2010年06月19日 06時16分45秒 | インポート

 そういえば、昔、医局で「人に対してこれだけは言ってはいけない差別用語」という話題になった。差別的な言葉なので書けないが、特に男性に対しては「著しく背が低いこと」「著しく肥満であること」そして「頭髪が薄いこと」などがあげられた(すべてカタカナ2文字である)。ところが「著しく背が低いこと」と「頭髪が薄いこと」は自分自身の努力ではどうにもならないことなのでこれは差別用語になる。しかし肥満であることは自身の努力で解決できるので差別的な用語にはならないと結論された。その時、糖尿病性ケトアシドーシスで搬入された患者さんが入院していたが極度の肥満状態であった。もし退院したら「髪の毛を生やすという努力」の何百分の一の頑張りによりおそらくは健康な身体に近づけるはずである。やはり育毛・増毛のほうがいまだに難しい課題なのである。


髪の毛その4

2010年06月18日 06時43分32秒 | インポート

 ところがこの歳になって大学時代の連中と比べてみて、幸か不幸か自分の頭が薄くもなく、まだ余り白髪も目立たないので今更ながらに不思議に感じている。同級生から「黒いなぁ~」といわれて、はじめて昔のそんな出来事を思い出した。今から50年も前にすでに覚悟していたので、あまり気にしてはいなかったが、どうもその覚悟を実感するのはもう少し先のようである。しかし同級生の連中は途中、何十年のブランクがあってもとにかく遠慮がない。あまりにも当時の「部室の続き」が延々と繰り返されたもので、つい当時にいるような錯覚にとらわれた。「おい お前の頭をみているとバック・トゥ・ザ・フューチャーの博士を思い出すなぁ」といったらやはり怒られた(笑)。やはり他人の頭の話は禁句のようだ。


髪の毛その3

2010年06月17日 06時33分01秒 | インポート

 叔父が私をからかって騒がせていると感じた母は口を挟んだ。「〇〇さん(叔父の名前)!もういいかげんにしなさい」とたしなめた。 そして次に母は私にむかってこういった。「別にあんたもそっちのほうがいいじゃないの。禿げているほうが頭は清潔でいいでしょう!」 ・・・・私は今でも覚えている。嘘でも母親には否定してもらいたかったのだが、あくまで私が禿げること前提とした物言いだった。子供心には「そんなことないわよ」か、あるいは「そんな将来のことわからないでしょ?」と言ってほしかったのである。ある意味この時から自分は「将来の禿頭」が覚悟できたのである。その後も、たぶん何の根拠もなかったろうが、よく兄からも「お前は〇〇家(母方の実家)の血を引き継いでいるので将来、飲兵衛で禿げるんだ」と幾度となく言われた。まあ自分もそのつもりでいたので別に何とも思わなかったし、特に傷つくこともなかった。


髪の毛その2

2010年06月16日 07時01分20秒 | インポート

 幼稚園か小学生の頃であったと思う。今ではすでに故人の叔父が同居していた。概して母方の男は年配になると髪の毛が薄くなるようである。その叔父も若い頃からやや薄めであったような思い出がある。ある日、叔父が私の頭皮をみながら言った。「はぁー、君は将来、薄くなるよね。うん、間違いないよ」と。私は「えっ? 禿げるの? 僕は禿げちゃうの? なんで? いやだな。どうしてそうなるの?」と聞いた。しかしその時、叔父が明確な返事をした記憶はない。どうも私が母方の血を多く受け継いでいるような話しぶりであったような気がする。あまり納得はしなかったが、しかし決定的な思いにしたのは母親の横からの言葉だった。


髪の毛その1

2010年06月15日 06時28分16秒 | インポート

 先週、大学時代の同級会にいった。まあこのような年齢なので特に気にしていなかったが、確かに髪の毛の薄くなったのもいるし白髪の奴もいた。自分もまあいずれ薄くなるだろうと小さな頃からすでに「覚悟」していたので別段気にもしていなかった。同級生からは「吉田は黒く染めているのかそれともヅラ付けているのか?」と聞かれたので、ああそうかもうそんな年齢なんだなと実感した。数年前から少しずつ白髪が増えてきたが、しかし加速的に増え始めているわけではない。しかも自分は白髪になるよりも薄くなる「はず」であると思っていたので、今になってとても意外な思いなのである。


梅雨入り

2010年06月14日 06時55分17秒 | インポート

 どうも東京も今日から梅雨入りのようです。湿度が高く天候が悪くじめじめした季節ですので体調管理には十分ご注意ください。特に寝入りばなは暑くとも明け方には気温も下がることも多いので気をつけましょう。今年は春先の花粉症から引き続いて鼻や喉をやられる方があとをたちません。喉の粘膜が乾くとそこから病原微生物が進入しやすくなりますので、小まめに水分を取り喉を潤してください。ご高齢の方では「トイレが近くなるので」と水分摂取を敬遠される方も多いようですが、これからは熱中症の心配も必要です。