吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

手指消毒薬?

2020年06月30日 05時31分57秒 | 日記
 非常事態宣言解除になってから街の商業施設にいった。概ね店の入り口に手指消毒用のポンプが置いてある。特に疑うことなくいつも手に付けているが怪しいものもある。
 通常は手に付けるとアルコール特有の爽快感があるが、ある施設のものはまったくそれはなかったのだ。とりあえずポンプの横をみるとマジックペンの手書きで「スーパー塩素水」とかいてあった。何だこりゃ
 今問題になっている次亜塩素Naなのか、はたまた次亜塩素水のことなのか? いずれにせよ手指消毒は禁忌である。しかも匂いを嗅ぐと塩素の特有の匂いもまったくない。むしろかび臭い。ただの汲み置きの水なのか? いずれにせよ消毒効果はまったくなさそうな代物である。
 こんな不当表示は詐欺行為に近いパフォーマンスである。もし施設がクラスターになったら営業停止である。こんなところでケチらなくてもいいと思うのだが。


第2波近し

2020年06月29日 06時30分34秒 | 日記
 ここ数日間は新規感染者数が50~60人を超えている。明らかに人の動きが大きくなってきてからの結果である。5月の連休以降の自粛期間中にも多くの行楽客があった。緊急事態宣言が解除された以降は、このとおりの人出である。ジョギングしながら休日の繁華街を通りかかるのであるが、ものすごい人出である。外国人観光客がいないにもかかわらず子の人出の多さは何事かと思われる。
 とても繁華街などジョギングなどできないので、様子だけみてすぐに幹線道路沿いを通って繁華街を回避する。
 もう数週間前から同じことをいってきたがそのうち爆発するだろう。とても夜の街だけでの感染ではなさそうに思う。

トイレ

2020年06月27日 06時20分51秒 | 日記
 最近のコロナ騒動で患者さんに「よく手洗いして下さいね」と毎回言うようになった。手洗いということばで思い出したのだが、トイレのことを「手洗い」と言う。これは割とルーチンに通用する。トイレで目的とされる行為は排尿、排便である。つまりストレートな表現にすれば「便所」なのであるが、それを婉曲に「手洗い」と言って使っているのである。日本人は便所に行ったら排尿便と同等に手も洗うということを昔から固有名詞の中で習慣づけられているのかなとも思う。
 はあ~そうか奥ゆかしい別の表現は、清潔であることを旨とする国民性なのであるということも示しているのかなと考えたのである。
 しかし・・・である。トイレの別の言葉では(今はあまり通用しないが)、「ご不浄」とも言う。この正反対の表現は一体何なの? これら排尿便行為が不浄である感覚・・・どうなんだろうか? 
 江戸~明治期では分娩は「不浄なもの」「穢れのもの」として捉えられ劣悪な環境で行われたという。今では母親が命を懸けて行う崇高な行為として尊敬の念を持たれる。この今昔の両極端の評価はどこで変化したのであろうか。
 なので現代では「人間の生命維持のための普遍的排尿便行為を不浄とは何事ぞ、これこそ差別用語だ」とばかりにトイレが怒ってくれてもいいと思うのである。ま そのうち「ご不浄」は死語になるだろうけど。

東京で新たに55人感染 宣言解除後最多、同一職場や新宿 その2

2020年06月26日 05時53分00秒 | 日記
 3週間前ごろ「数週後はまた感染が増えて爆発する。自粛解除はまだ早い」と述べた通りのことになった。どだいすでに自粛解除になる前から、商店街や行楽地の人出はものすごかった。そして自粛解除されてこの通りである。あの一番ひどい時は医療崩壊していた。TVでは「崩壊寸前」とか言っていたが、三次救急医療施設の閉鎖が複数病院であったのだから、これを崩壊と言わずして何なんだろうか。またいずれ数週後はこのような医療崩壊になるだろう。治療薬やワクチンができるまではまだまだ自粛は必要なのだが。
 でも中国からの報告ではコロナの抗体は8週間しか維持しないってあった。ということは1回罹ってもまたすぐかかることになる。いや抗体がすぐになくなるのなら、ワクチンの効能も期待できないという恐ろしい事態が想定されている。ちょっと本当に今後やばいことになりそう。東京消滅かも。


東京で新たに55人感染 宣言解除後最多、同一職場や新宿 その1

2020年06月25日 06時03分16秒 | 日記
6/24(水) 14:26配信 KYODO
 東京都は24日、新型コロナウイルスの感染者が新たに55人報告されたと明らかにした。緊急事態宣言解除後としては最多で、50人を上回るのは5月5日以来。既に7人の陽性が判明している同一職場の同僚が複数含まれているほか、新宿区が繁華街で実施している集団検査でも10人以上が確認された。累計は5895人となった。
 小池百合子知事は報道陣の取材に「職場でも集団感染になる事例だ」と説明。人出が戻る中で通常のオフィスなどの対策実施状況はつかみにくいとして「新しい日常での働き方やオフィスの在り方を改めて確認してほしい」と求めた。


米、WHOに代わる提携機関を選出 ポリオ除き=高官 その2

2020年06月24日 06時11分48秒 | 日記
 確かに今回のコロナ蔓延については、WHO事務局長の中国べったり発言には呆れかえる。自身や自国の保身のために緊急事態宣言の発令も躊躇したし、その後の中国礼賛のコメントも見え見えである。もうWHO(事務局長)は信用するに値しない。そのために世界中に蔓延したともいえる。あの事務局長の責任は重い。
 しかWHOに代わる国際的機関があるのかというとなかなか難しい。今後の米国の出方が気になるところ。返す返すもWHO事務局長の発言は問題だらけである。

米、WHOに代わる提携機関を選出 ポリオ除き=高官 その1

2020年06月23日 06時14分43秒 | 日記
6/20(土) 7:00配信 ロイター
[ワシントン 19日 ロイター] - 米政府は、ポリオ撲滅を除く世界的な公衆衛生上のプロジェクトについて、世界保健機関(WHO)に代わる提携機関を選出したと発表した。
 トランプ米大統領は先月、新型コロナウイルスへの対応を巡って、WHOとの関係を打ち切ると発表した。 国務省の高官は記者会見で、国務省と米国際開発庁(USAID)が代替機関を選出したと指摘。具体的な名称は明かさなかったが、米国には「宗教理念に基づいて社会奉仕活動を行う非政府組織(NGO)や請負業者、他の国際的な機関に所属する素晴らしい人材がいる」とし、重要な分野を除きWHOの業務を代替することが可能とした。

宮城の空に謎の「気球」 下部に十字状の物体 有力な手掛かりなし その2

2020年06月22日 06時10分40秒 | 日記
 なんだか今の日本はずいぶん危機感がなく悠長なこと言ってるんだなあと落胆した。最近またぞろ朝鮮半島も穏やかではなく、中国だって新型コロナ騒動に乗じて日本海域に巡洋艦を乗り入れている。あわよくば領土拡大を狙っているのは周知のごとく。
 そこにきて未確認飛行物体が「それはなんだかわかりません。うち(省庁)の管轄のものではありません」って公に行っていいのか?と。外国がこれを聞いたら「日本はなんともセキュリティが甘く悠長なことを言っている。今なら極秘日本国内情報収集はたやすい」と思われているはず。
 わけわからないなら回収して調べるべきでしょ? ドローン飛ばすと警察も騒ぐくせに訳の分からないものには寛容なのか? 日本の機密を調べに来ているものかもしれないのに。
 なんだか情けないの一言に尽きる。

宮城の空に謎の「気球」 下部に十字状の物体 有力な手掛かりなし その1

2020年06月20日 06時14分06秒 | 日記
2020年06月17日 水曜日 河北新報 ONLINE NEWS
 仙台市の上空に17日朝、気球のような白い物体が浮かんでいるとの情報が、宮城県警や仙台管区気象台などに相次いで寄せられた。県警は同日午前、ヘリコプターを飛ばして仙台市周辺の上空を警戒した。河北新報社に寄せられた情報によると、気球のような物体は同日午前4時ごろから目撃された。下部には十字状の物がぶら下がっている。
 県警によると、物体の高度は2000~3000メートル以上とみられる。同日正午までに、宮城県亘理町や白石市、大崎市などの住民から「空に白い物が浮かんでいる」との110番が十数件あった。
 国土交通省仙台空港事務所によると、午前6時すぎに仙台空港西側の上空に白い物体を確認したが、航空法に基づく届け出や報告はないという。物体は気象観測機器を飛ばすための気球に形は似ているが、気象台は「気象庁が打ち上げた物ではない」と説明している。
 宮城県危機対策課の担当者は「県警や自衛隊、大学などと連絡を取っているが、有力な手掛かりはない。引き続き情報を収集する」と話した。

改正道交法 その2

2020年06月19日 06時39分13秒 | 日記
 特に逆走なんて当たり前のように行われているし、急な進路変更も猛スピードで見られる。また歩道を走行しながら「前の歩行者道をあけろ!」と言わんばかりの連続する自転車ベル鳴らしには閉口する。
 今後、法律が改正されたって、絶対!!警察は取り締まらないでしょう。まあ改正後1か月ぐらいは少しはやるのかもしれないけど、それを過ぎたら何もしないことは今から分かります。まあよっぽど悪質で何度も繰り返されて、かつ周辺住民から画像付きの証拠動画が提出されるのであれば動くでしょうが、自らが先頭だって自転車の違反を、車のネズミ捕りのように取り締まるようなことは絶対にないでしょうね。
 で、結局はその後も自転車の違反はまったく改まることなく野放し状態の日常が続くのだと思います。数か月後にまた状況確認してみてください。きっとそうなっていますから。
 あっ、別に警察の職務怠慢を言っているのではないです。他に重要案件が山ほどあり、多忙なのでこんな自転車の運転違反には関わっていられないのはしょうがないと思いますが。


改正道交法 その1

2020年06月18日 06時22分29秒 | 日記
 6月30日より道交法が改正になり自転車の危険行為が処罰の対象になった。追加7項目は1.逆走、 2.不必要な急ブレーキ、 3.幅寄せ、 4.ベル鳴らしっぱなし走行、 5.車間距離を取らない、 6.追い越し運転、 7、急な進路変更  だそうである。
 よくみれば自転車によるこの違反行為は日常茶飯的に行われている。そして3年以内に2回違反で講習受講が義務付けられ、それも受けないと5万円以下の罰金だそうである。
 なんともまあユルユルで甘い罰則であるかと思うのである。自転車は歩行者ではない。軽車両であり法律が課せられるのは何も今回からではない。でも免許制ではないからおそらく多くの人が
歩行者と同じと思っているのかもしれない。

特徴

2020年06月17日 05時37分58秒 | 日記
 今回の新型コロナウイルスの流行では、その他の流行性感染症との比較がある。例えば麻疹やインフルエンザなどとの比較である。
 コロナにおける致死率は麻疹などとの比べるとそれほど高くはないのかもしれない。インフルエンザなども確実に毎年死亡者は出ているのである。
 しかしコロナを恐れなくてはいけないのは、現在、確実な治療法がないのであり、ワクチンもないことである。しかも持病のある者での死亡率は高いのである。
 それなのに、いくら自粛解除になったとはいえ街中や繁華街に繰り出す人の多さには恐怖すら感じる。罹患したら治療の手立てが現在全くないことを十分理解してほしいのだが。

やはり増えてきた 続き

2020年06月16日 06時13分30秒 | 日記
 また昨日も新規感染者は50人弱を数えた。
 また増えてきつつある。この段階で非常事態宣言もない、東京アラートもない、ステップ3には移行するわでどんどん世の中は解除の方向に行っている。
 もう今後の見通しは現在の北京や韓国のように第2波でどうしようもなくなるだろう。
 国の経済を守るため商業施設の自粛解除はしたいのはわかる。それはやむを得ない。でもそれを解除したら個人個人は自粛しなくなる。結局、大衆に対し「外出自粛して下さい」といっても商業施設が目一杯開いていたら、人は行くのである。
 自粛中にもかかわらず連休明けの人出の多さが今、感染者増加に表れている。それはその時に指摘したとおりになった。
 これから3~4週後には第2波はまたくる。その時どうするつもりなのか?

やはり増えてきた

2020年06月15日 06時34分12秒 | 日記
 昨日の都の感染者はいきなり42名へとここ数日の4倍近くに跳ね上がった。
 3~4週前のゴールデンウイーク明けの人出の多さには、自粛解除もされていないのになんで?・・・と驚いたのである。
 そしてその時すでに数週後にはこうなるであろうとブログでも述べてきた。
 まさにその通りになってきたのである。
 東京アラートは百害あって一利なしである。今はまだまだ自粛しないと早晩2波がくる。というか1波も終わったの?と言う印象。ここでアラートだしただの解除しただのとすると誤解される。今はずっとアラートが出ているつもりで自粛しないとまた爆発する・・・と予言しておく。

原点回帰

2020年06月13日 05時54分51秒 | 日記
 6月10日のニュースでみたがJOCの森委員長の談話。「(コロナ感染防御を考慮して)東京オリンピックの開会式や式典などは華美にならず経費削減しコンパクトにする」って。
 でも・・・なんだか変である。東京に五輪を誘致する時の謳い文句は「コンパクトにシンプルに予算かけすぎないように」って、近年の各国のオリンピックの派手な経済投入に一石を投じるような感じで主張していたんだけど。それが、まずはエンブレムのデザインや国立競技場のデザイン変更で巨額を浪費したのを皮切りに、各競技場の建設費の高騰でどんどん予算はうなぎ登り。おまけにボート会場を仙台にしようとか、またマラソンは札幌にするとか、会場も経費も最初の謳い文句はどんどん反故にされていったのである。そしてここにきてコロナ騒動勃発。
 ・・・・それで、ようやく森さんのコンパクト宣言にいたっては、だからなんなの? 最初に戻っただけの話でしょと言いたい。