1/10(火) 14:20配信 カンテレ
安倍元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者(42)の刑事責任能力を調べるための170日間にわたる鑑定留置が10日終わりました。10日午後2時20分ごろ、長期間にわたる鑑定留置を終えた山上容疑者を乗せた車が大阪拘置所から出て、午後3時10分すぎに奈良西警察署に到着、身柄は再び奈良西署に戻りました。
山上容疑者は去年7月、奈良市の近鉄・大和西大寺駅前で安倍晋三元首相を銃撃し殺害した疑いが持たれています。
山上容疑者は母親が入信している宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に恨みを持っていて、「安倍元総理とつながりがあると思い犯行に及んだ」と供述しています。
責任能力を調べるための鑑定留置は当初、去年11月末までの予定でしたが、奈良地方検察庁が期間の延長を2度申請、そのたびに弁護人が「不当に長い」と反対し、最終的に1月10日までの延長に落ち着きましたが、170日間という異例の長さになりました。捜査関係者も「これまでに経験したことがない長さ」だと言います。 これまでの捜査で、山上容疑者の自宅からは手製の銃などが押収されていたことから、捜査関係者によると警察は今月6日までに銃刀法違反の疑いで追送検しています。この事件によって、旧統一教会と政治の関係や、いわゆる「宗教2世」の苦悩も注目されるようになりました。
安倍元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者(42)の刑事責任能力を調べるための170日間にわたる鑑定留置が10日終わりました。10日午後2時20分ごろ、長期間にわたる鑑定留置を終えた山上容疑者を乗せた車が大阪拘置所から出て、午後3時10分すぎに奈良西警察署に到着、身柄は再び奈良西署に戻りました。
山上容疑者は去年7月、奈良市の近鉄・大和西大寺駅前で安倍晋三元首相を銃撃し殺害した疑いが持たれています。
山上容疑者は母親が入信している宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に恨みを持っていて、「安倍元総理とつながりがあると思い犯行に及んだ」と供述しています。
責任能力を調べるための鑑定留置は当初、去年11月末までの予定でしたが、奈良地方検察庁が期間の延長を2度申請、そのたびに弁護人が「不当に長い」と反対し、最終的に1月10日までの延長に落ち着きましたが、170日間という異例の長さになりました。捜査関係者も「これまでに経験したことがない長さ」だと言います。 これまでの捜査で、山上容疑者の自宅からは手製の銃などが押収されていたことから、捜査関係者によると警察は今月6日までに銃刀法違反の疑いで追送検しています。この事件によって、旧統一教会と政治の関係や、いわゆる「宗教2世」の苦悩も注目されるようになりました。