吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

江川紹子氏、麻原元死刑囚と弟子の責任は「天と地ほど違う」と その2

2018年07月31日 06時09分04秒 | 日記
 確かに麻原が何も語らないまま死刑執行された今となっては、弟子たちの証言というものが、教祖を妄信したプロセスの把握、そして今後のテロ抑止のために重要なのだろう。
 そして死刑囚との面会は親族以外は制限されて取材が足りなかったということも理解できる。

 ところがである。今まで裁判中は継続して多くの検察が、そして多くの弁護士が関与してきたわけである。まさか量刑をきめるだけの仕事しかしてこなかったわけではなく、事件の起こった背景やプロセスや、そして教祖に対しての帰依にいたるまでの思考背景などはすでに調べつくされているはずである。
 もしこのジャーナリストの言う「カルトとは何か」「テロとは何か」「今後の教訓として・・・」という振りかぶった大義名分を掲げるなのであれば、おそらくはすでに判明している情報を社会正義のもとに開示させればいいのではないかと思う。
 隠されている事実、それをいまだに明らかにしていないのはそれなりの理由があるはずである。その事実をつかんでいないというジャーナリストが、いくら大義名分を掲げてもそれは情報を持っている組織に属していない者の悲哀にすぎないと思うのだが。

江川紹子氏、麻原元死刑囚と弟子の責任は「天と地ほど違う」と その1

2018年07月30日 06時00分45秒 | 日記
7/27(金) 6:15配信 スポーツ報知

 地下鉄、松本両サリン事件などオウム真理教による事件に関わったとして、殺人などの罪に問われ、死刑が確定した教団元幹部ら6人の刑が26日、執行された。教祖である麻原彰晃(本名・松本智津夫)元死刑囚ら7人が6日に執行されてから20日。一連の事件で死刑が確定した13人全員の執行が終わり、平成の時代を代表する未曽有の事件は大きな節目を迎えた。
 坂本弁護士一家殺害事件以来、オウム真理教を取材してきたジャーナリストの江川紹子さん(59)は「先日の松本元死刑囚らの執行より、大きな衝撃を受けた」と話した。さらに「幹部らはもともとは真面目な若者。自分を信じる者に殺人をさせた教祖と、心をからめ捕られて犯罪に手を染めた弟子たち。責任は天と地ほど違うはずだ」と指摘した。

 また、死刑囚との面会が親族以外は困難だったことを挙げ「彼らがなぜ教祖を信じ込んだか、プロセスを語る証人なので、もう少し専門家が話を聞いて事件を研究する必要があった。カルトとは何か、テロとは何か、教訓として後々につなげていかなければいけなかった。オウムと関連事件の解析と研究が進まなかったことは残念」と振り返った。

ネットで拾った面白会話 ⑦

2018年07月28日 05時40分40秒 | 日記
『4歳くらいのお姉ちゃんと3歳前くらいの姉弟がしりとりをしてた。

姉「〇ちゃん、しりとりしよう。しりとりのリからね……リンゴ!」
弟「バナナ」
姉「な……なっとう!」
弟「ウトピ(って聞こえた)」
姉「ピアノ!」
弟「ノダペ(って聞こえた)」
姉「ぺ……ペンギン!あー『ン』がついちゃったぁ~負けた~、〇ちゃん天才!」

素直すぎるお姉ちゃんと自由すぎる弟にクスッとしてしまった』

君が代不起立、元教員逆転敗訴=再雇用拒否の賠償認めず-最高裁 その3

2018年07月26日 06時17分26秒 | 日記
 羽生結弦がTVインタビューを受ける時に手に一杯持った荷物を床に置いたが、たたまれた国旗だけは「これは床に置けない、誰か持っていてください」とスタッフに国旗を委ねた態度は、反日的教師にとってはけしからん行為と映るのであろうか?
 また最高裁判決も「基本的に任命権者の裁量に委ねられている」としたが、これは雇用主が採用不採用を好きに決めていいですよということである。しかしながら採用基準の内容には踏み込んでいないことが釈然としない。これは国旗に唾する教員を公務員としては認めません・・・とまでは最高裁では言っていないのである。なんとも最高裁も弱腰である。
 まあ、教員に言いたいことは、国旗への敬意拒否を生徒に「教える」よりも、まずは明治からの戦後までの正しい歴史教育をしてくださいと言いたい。自分はこの部分での歴史は学校では教わらなかった。なんでこの部分の教育がタブーなのであろうか? ここでの日本の歴史は「日本は悪者」という声高な周辺他国からの糾弾でしか耳にしない。しかも最近色々と事実も判明してきたが、これら他国のいう日本が悪いことをしてきたという歴史もなんだか事実とは違うようなのである。なんだか他国によって作られた歪曲的日本の自虐史も改めるべきであるし、きちんとした近代史教育を「国内で」今後はすべきなのであろう。

君が代不起立、元教員逆転敗訴=再雇用拒否の賠償認めず-最高裁 その2

2018年07月25日 06時00分50秒 | 日記
 一審二審で出された判決の「再雇用しなかったことは社会的相当性を欠く」ということはどういうことなのだろうか? 
 どこの企業でも退職した人を再雇用するのは「社会的に当たり前」ではない。企業側の理由いかんにかかわらず「あなたは退職後はいらない」って言われれば再雇用されなくとも仕方ない。
 それを一審二審が「再雇用しないのは不当」と言う判決を下したことが理解できないのである。
 再雇用するのが公務員の世界では当たり前だということ自体がおかしい。最高裁判決が逆転判決を下したのは至極当然と思う。
 もし百歩譲って公務員の世界では「再雇用するのが当たり前」というなら、公務員としての模範を示して頂きたい。未来の日本を担う生徒たちの手本となるべき教員という職種であるなら、自分の国の国旗に敬意を表する態度を示さないのは失格である。
 教育の現場で国旗をないがしろにするという教師の反日的態度はまったく理解できない。自国に対して唾しているようである。

君が代不起立、元教員逆転敗訴=再雇用拒否の賠償認めず-最高裁 その1

2018年07月24日 06時00分28秒 | 日記
2018年07月19日 18:30 時事通信社
 卒業式などの君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に退職後の再雇用を拒否されたのは不当として、東京都立高校の元教員ら26人が都に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は19日、都に賠償を命じた一、二審判決を取り消し、請求を棄却した。元教員側の逆転敗訴が確定した。
 元教員は2006~08年度の再雇用選考で不合格とされており、都教委の判断に裁量権の逸脱があったかどうかが争点だった。
 山口裁判長は、再雇用の合否判断について、「基本的に任命権者の裁量に委ねられている」と指摘。当時は、希望者が全員採用される運用が確立していなかったなどとして、「都教委の判断が著しく合理性を欠くものであったとは言えない」と結論付けた。
 一審東京地裁は15年、「客観的合理性や社会的相当性を欠き、裁量権の範囲を逸脱している」として、都に計約5370万円の賠償を命じ、二審東京高裁も支持していた。 

浅利慶太氏死去

2018年07月23日 06時06分58秒 | 日記
 演出家の浅利慶太氏が逝去された。特に彼の手掛けた演劇を見たわけでもない、何ら浅利氏とは関係がないのだが、一つ思い出したことがあった。
 高校時代の英語の教師だったが、彼は時々「自分は慶応卒で浅利慶太と同級だった」と何回も授業の最中に言ったことである。「仲が良かった」とまで言ったかどうかの記憶はないが、でもこの英語教師は「私は慶応卒」ということをどことなく自慢げにいうような感じだった。いけ好かない奴だった。
 別に慶応卒がすごいのかどうかは自分の物差し基準にはなかったが、本人が吹聴するので「ああ世の中では慶応卒って評価高いのか」と当時感じたのである。
 それでその時、浅利慶太氏を調べたら「慶応大学 仏文科卒」ということになっていた。
 なんだ、あの英語教師は英語関係じゃなく「仏文科卒」かよ~ととたんに信用できなくなったという話のである。
 
 まあ今考えれば別に「仏文科卒の英語教師」でもいいのであるが、当時、自慢げに吹聴するようないけ好かない印象だったので、とたんにこの「経歴詐称」じみた裏技に腹が立ったのである。
 このいけ好かない英語教師はいまどうしているんだろうか?

電子ジャーナル粗悪学術誌 その4

2018年07月21日 06時18分41秒 | 日記
 その医療雑誌というのは定期刊行物ではなく自分のインタビューの記事が載った冊子をその都度印刷する様な、まあいわばパンフレットにすぎない(ようだ)。開業時にはなんだかいろんな業種からのターゲットにされる。もちろんここでその医療情報誌とやらに有名人からインタビューされた自分の記事を乗せるということは、宣伝効果はあるかもしれない。でもチラシ程度の部数であったら「こけおどし」程度だろう。それでも掲載されたいとおもう医療機関と、そこからお金をとって掲載しますよという両者の思惑が合致すれば商売としてなりたつのである。

 これは今回の粗悪学術電子ジャーナルの両者の関係に似ているのである。もちろんこの医療情報誌といっている人たちが粗悪と言っているのではない。ただこの「貴院は評判いいので取材したいのですが」という文句で取っ掛かりをつけようという手は何ともトリッキーというか、こちらにしてみれば何となく「え? なにちょっと詐欺っぽくない?」と思ってしまうのである。
 まあでも広告業界からみれば、開業したての世間を知らない医者はいいカモだと思われているのかもしれない。  で、この有料インタビューは受けたかって? もちろん受けてません。
 「評判いいですよ」なんて嘘つかずに、最初から正直に正攻法で「宣伝になるからこのような企画どうでしょうか」って言われれば考えたのに。

電子ジャーナル粗悪学術誌 その3

2018年07月20日 05時42分10秒 | 日記
 「インタビューアーは、先生もご存知ですよね。TVで活躍中の〇〇さんですが・・」 
 さすがに怪しくなってきたので「ええっと、雑誌社の方がインタビューに来るんじゃないんですか? 医療情報誌? なんか大袈裟なんですけど?」と聞いたところ、
 「いやあ、大げさではないですよ、このインタビュー記事を載せると集患間違いないです。クリニックにとっては経営上お勧めですよ」と。
 「え~(なんだか変だな?)、もしかして何か料金が発生するんですか?」と聞いたところようやっと最後に、「(当然のような口調で)は?はい・・・有料インタビューになります。インタビュー料、雑誌印刷料その他含めて〇〇万円になります」と平然と告げられたのである。

 自分はバカだった。今まで雑誌社のインタビューやら依頼原稿などは薄謝ではあるが先方から幾ばくか頂くような形であった。それに慣れていたので「その」つもりだったのである。
 でも、開業したら大学での実績は全く関係ない。医療雑誌に名を借りた「広告屋」のカモであったのである。

電子ジャーナル粗悪学術誌 その2

2018年07月19日 06時12分07秒 | 日記
 これと似たような(似てないかも?)話があった。開業したての頃、突然の電話である。
 「医療情報誌の者ですが、先生のクリニックの評判がネットの書き込みで良いようなんです。つきましては情報誌に取り上げたいのでインタビューお願いしたいのですが」と・・・。
 自分は大学時代、救命士制度が始まった時から総務省管轄の救命士養成所で教鞭をとっており、たいした実績はないが「古株」「パイオニア」ということでいろいろ新聞社や医学雑誌からインタビューやら依頼原稿なども要請されていた。
 人間、慣れとはおそろしいもので、医療情報誌から「インタビュー」といわれ簡単に「ああ、いいですよ」と返事をしてしまった。
 そして日にちの段取りもつけられて「ではインタビューアーは〇〇さん(芸能人)にお願いしますので」といわれ、なんだか変な雲行きであることに気が付いたのである。

電子ジャーナル粗悪学術誌 その1

2018年07月18日 05時38分47秒 | 日記
 近年、学術誌が電子化されることが多くなり電子ジャーナルの学術誌が増えたらしい。
 通常学術誌といったら、定期的な刊行物であり出版されているものである。近年の電子ジャーナルというのは、これら誌面を出版することなく、すべてインターネット閲覧にしてしまうものである。現在学会雑誌にはこのような形をとることも増えてきている。
 ところがこれら学術誌(と言えないレベルのものもあるが)、その中には論文を募集し、それに応募してきたものに対して掲載料をとるものもある。
 しかしそれらは査読がいいかげんでその内容の吟味もきちんとしないまま掲載するため、あまり知見のない論文やひどいものではデータねつ造されたものまで掲載されるらしい。しかも査読委員には本人の了解なしに有名研究者の名をあげ実際は査読作業をしないで掲載するらしい。

 通常、権威ある学術誌は査読委員がいて何回も落とされることが多く掲載料なども請求されない。このカラクリはとにかく学術誌と名がつけば自分の論文を掲載してもらいたいという投稿者(研究者)と、お金を取って「簡単に」掲載させてしまう営利目的の学術誌の思惑が一致したところによる。

スマホ操作で自転車死亡事故 元女子大学生に禁錮2年を求刑 その2

2018年07月17日 05時45分13秒 | 日記
 通常の常識を持ったひとであれば、7秒間前を見ずに、かつ手に飲み物を持ってブレーキをかけられない状態で走行したら停車するのは無理だと誰にでも分かるはず(そんな運転しても「平気、怖くない」という感覚からして異次元のもの)。
 その状態で人にぶつかれば相手は大怪我どころか死亡するのである。この事件では実際に相手は死亡している。
 この運転者には常識がない。厳罰は当然である。禁錮2年は軽すぎる。危険運転致死傷罪くらいは適用すべきである。
 そのような者が運転できるという自転車側にも制限を加えることは必要。しかし厳しい法整備がなされていない。すでに道交法では「ながらスマホ自転車運転」は違反行為なのである。
 にもかかわらず取り締まる警察官など誰もいない。
 速度超過の取り締まりには熱心だが自転車は警察も野放し状態。
 この非常識運転者の弁護士は「大学を自主退学し社会的制裁をうけているので執行猶予を」といっているが言語道断。安全な社会生活を共有すべく常識のないこの運転者が「大学を辞めた」程度のことを社会的制裁とし、それを減刑の配慮にしようとはとうてい常識では考えられない。
 この程度の判決だから見てごらんなさい・・・世の中では今も、ながらスマホ運転が飛び交っているじゃないですか。自発的に運転中はスマホはしないという人が増えない限り、法で厳罰に処するべきである。

スマホ操作で自転車死亡事故 元女子大学生に禁錮2年を求刑 その1

2018年07月14日 05時51分09秒 | 日記
TVKニュース(テレビ神奈川) 7/12(木) 18:51配信

 去年12月、川崎市麻生区でスマートフォンを操作しながら自転車に乗り、歩行者の女性にぶつかり死亡させたとして、元女子大学生が重過失致死の罪に問われている裁判の初公判で検察側は禁錮2年を求刑し即日結審しました。
 この裁判は去年12月、川崎市麻生区上麻生にある歩行者専用道路で電動自転車を運転し歩行中の米澤晶子さんに後ろから衝突し死亡させたとして川崎市麻生区に住む20歳の元女子大学生が重過失致死の罪に問われているものです。
 12日の初公判で元女子大学生は、起訴された内容について「間違いありません」と認めました。検察側は、事故の直前、元女子大学生は左手で操作していたスマートフォンをポケットに入れようとして前方が不注意になり右手には飲み物を持ちブレーキをかけることが難しい状態だったと指摘しました。論告では「完全に脇見をしていた時間はおよそ6秒から7秒、前方不注視の程度は著しく悪質」として禁錮2年を求刑。
 一方、弁護側は「大学に退学を促される形で自主退学するなど社会的制裁を受けている」として執行猶予つきの判決を求めました。
 米澤さんの娘は裁判の後、「母親の死はただ悲しい、この事故が無駄にならないよう法整備などの動きにつなげ事故を風化させないでほしい」と話しました。

公園での犬の散歩 その2

2018年07月13日 06時30分38秒 | 日記
 「こんなに可愛いうちの子は人の迷惑になるはずがない」という論理は今の世の中、独りよがりで身勝手であると解釈される。
 またもう一つの屁理屈である「リード着けたらうちの子が可哀想」・・って、これも身勝手である。そればかりではなく、基本的に犬の躾は屋外ではリードは必須である。犬の習性を理解していない。どんなに小さくとも犬は犬である。本能が出てくれば人を襲うのである。
 犬の訓練士の話を聞いた。犬は縄張り意識が強いので最初に縄張りの範囲をきちんと教え込む必要がある。そして飼い主との主従関係もきちんと躾ける必要がある。この2点が重要と言っていた。
 つまりリードをしないでいつも放し飼い(放し散歩)させていると、その公園全部を自分の縄張りと勘違いしてしまう。毎日そうしているとそこに入ってきたよそ者を排除しようという本能がでるのである(たまにいくドッグラン施設はいつものことではないので可と)。
 そしてリードをしている間は「ご主人様の管轄下」であることを覚えさせれば、その散歩のコースは主人の縄張りであり自分のものではないと判断して人を襲うことはないということなのであるそうだ。この訓練士の話は説得力があった。リードをつけない飼い主は時々見かける。間違った躾をしていると感じるし逆に犬が可哀想だと思う。