吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

バニラエア障害者搭乗事件 その1

2017年06月30日 06時34分11秒 | 日記
 数日前にTVでみたニュース。バニラエアに車いすの障害者が搭乗しようとして機材がそろっておらずタラップを登れないのでトラブルになった話。

下記はネットから引用(もちろんネット情報なので真偽のほどは明らかではない)
騒動の中心となったのは車椅子を利用している木島英登氏(44)。タラップを登る際に車椅子ごと担ぎ上げたり、同行者に背負ってもらったりするのは安全上の問題があり、規則違反になるということでスタッフが声をかけた。木島英登氏はそれならばと腕の力で這い上がり、登りきった。
途中、スタッフは「それ(這い上がること)もダメです」と注意したにもかかわらず、朝日新聞の記事タイトルはあたかもスタッフが這い上がらせたという印象を与えるものになっている。さらにバニラ・エアが非を認めて謝罪したとも。

このニュースは障害者差別だとしてテレビでも大々的に報じられた。でも今の世の中、LCCとはいえサービスが良いと言われている日本の航空会社のスタッフが下半身不随の人に腕だけでタラップを上がりなさいと言う訳はない。こんなの最初から胡散臭いと感じた。

コルク半狩り

2017年06月29日 06時13分25秒 | 日記
 コルク半って何のことかと思いきや、ベースボールキャップ型の上半分のみのヘルメットだそうだ。
 最近これを被ってバイクに乗っていると、生意気であるとして取り上げられるそうだ。
 どうやら昔の暴走族がこれを被って「カッコいい」ということで、ヤンキーの若者が自分の地元で知らない奴(よそ者)がこれを被っているのを許せないらしいのだ。

 頭に当たる部分のヘルメット内側にはコルクが貼られているので、コルク製の半ヘルメットということで「コルク半」なんだそうだ。しかも通常価格も少し高いらしい。でもこれが格好いいという感覚も時代ならではである。

 大昔1960年代に小川ローザが「おお、モーレツ」といって人気がでた時、着用していたヘルメットが真っ白い「コルク半」であった。それからそのヘルメットは廃れ、後頭部もすべて覆われたヘルメットが主流になった。

 それがまたいつからカッコいいということになったのだろうか? 歴史は繰り返すのである。

豊田議員の暴言・暴行事件 その4

2017年06月28日 05時52分10秒 | 日記
 もう一つ秘書のミス・・・。「(秘書の運転する自動車が)高速道路をひとつ早く出た。怒ったら高速道路を逆に入り直した。『人の命を何だと思っているんだ』『高速道路を逆走したら人が死ぬじゃないか』と、怒鳴られたと。当たり前である。

 しかしながらもちろん今回の暴力沙汰は豊田議員が悪いのである。それは事実。しかしかなりの致命的なミスも秘書はおかしている。
 でも支援者に「すみません、うちの秘書のミスでして・・・」などと言えるわけはないし、言ったとしたら余計に豊田議員は信頼をなくす。

 つまり外向きには秘書のミスすべてをひっくるめてすべて議員の責任になる。だからその鬱屈とした感情が無茶苦茶秘書を罵倒した原因であり、その気持ちは分かるのである。

 医療機関で「すみませんでしたね。注射薬を取り違えて打ってしまいましたが、(院長の私ではなく)看護師がね~」等とは言えないことと同じである。

 マスメディアもこの秘書のミスを取り上げても話題性が低く視聴率にならないのでほとんど触れない。やはり東大、ハーバード卒の頭脳明晰な才媛議員が、怒鳴りまくって暴力をふるったということで、その話題性のほうが面白いため取り上げているのである。

 犬が人を噛んでケガをさせた話はニュースにならない。でも人が四つん這いになって犬を噛みまくり犬にケガをさせたという話の方が面白いという理屈である。

豊田議員の暴言・暴行事件 その3

2017年06月27日 05時40分34秒 | 日記
 政治家は信用・信頼が基本である。自分の所へ送られてくるべきカードが他人の所へ行って、他人のカードが送られて来たら支援者に「この人に任せて大丈夫?」と思われても仕方がない。また支援者を待たしておいて結局講演できなかったなどと言うことでは、「この人、公約なんて守れるの?」と思われるだろう。
 自分がもし支援者だったら、その場ですぐ今後の支援はしないことにする。

 この秘書のどうしようもない致命的なミスは、一つでもアウトであるが複数である。これはどう考えても許されるものではない。複数回あるということは秘書の能力を疑う。普通にやさしく言っても(指導しても)重要性が理解できなければ、強く言わざるを得ない。そこが「怒鳴りつける」とか「罵詈・雑言」に、もし勢いでなったとしても気持ちは分かる。暴力はいけないが、暴言はいたしかたないくらいの致命的なことである。

 この秘書の成した2つのミスは医療機関で言えば、違う薬剤を患者に注射した・・・くらいの重大なミスである。
 もちろん秘書の即刻解雇にもつながるくらいの出来事であるから、この部分では秘書も反省する(反省では済まないくらいだが)必要がある。

 TVでの報道は「とんでもない議員」というものである。もちろん暴力についてはとんでもないが、しかしこの秘書もとんでもないことをしたのである。こんなスタッフはうちのクリニックにはいらない。もちろん殴りたくもなるが自分は殴らないけど。

豊田議員の暴言・暴行事件 その2

2017年06月26日 06時09分44秒 | 日記
 くだんの暴行を受けた秘書は警察に傷害を受けたことで届けたらしい。確かに50年前のことなら、学校教育の現場では教師の暴力も当たり前の時代だった。その時ならこんなにクローズアップもされなかっただろう。
 しかし今は違う。暴力どころか怒鳴りまくるような指導方法ですら今の世の中、認められていないのである。教育現場ではないが、職員教育でもこの女性議員の行いは当然アウトである。

 ところが秘書が怒鳴られたエピソードをちらりと聞いて驚いた。怒鳴られた原因の報道は付け加えられる程度のわずかなものであった。

 それは、支援者200人へバースデイカードを手書きで送ったのだが、秘書が宛名と住所を間違えて発送したというのだ。
 またどこかの講演会で演説をするのに、秘書の連絡ミスで会場に到着が遅れ、支援者を待たせに待たせ、結局講演なしの挨拶だけで終わってしまったというのだ。
 これはミスというか政治家としては致命的な痛手である。秘書は自分の議員のサポートをしたり仕事上の便宜をはかるのが任務である。しかしこれは決定的な損害を与えたことになる。

豊田議員の暴言・暴行事件 その1

2017年06月24日 06時05分24秒 | 日記
 国会議員である豊田議員が自分のところの政策秘書に対して、暴言、罵声を浴びせ、殴る、つねるの暴行を働いたと報道された。
その時、秘書は音声録音しており、それがTVで流されたのである。まーそれはすごい。まさにがなり立てるように、怒鳴りののしっているのである。途中低い音でボスっとかドカッとかの殴る?音も入っていた。
これを聴かせられたら、なんとまあとんでもない議員だと思うだろう。しかも女性である。

普段も200人分のチョコレート代40万円分を秘書に立て替えさせ、持ち合わせがないと「カード持ってるだろが、オイッ!」と強要したとのこと。また園遊会に母親と同伴して、母親に招待状がないことで入り口で止められると、配偶者の場合は招待状なしでも入場可であることから、母親を「配偶者だろっ」ということで無理やり入場したとのこと。
どうも普段からかなり強引で乱暴な女性のようである・・・という印象をTVから受けたのである。

ネットで拾った面白い話

2017年06月23日 05時09分24秒 | 日記
思わず噴き出した話を転載する。

 「中学の頃、大村君が苗字音読みでダイソンって呼ばれていて、それが元で梅村君はバイソン、若村君はジャクソン、下村君はアンダーソンとみな格好いいあだ名がついた。
 でも津村君だけはバスロマンだった。

 可哀想に・・・今思うとバスロマンはツムラじゃなくてアース製薬だったのに・・・」

裏切り その2

2017年06月22日 06時02分45秒 | 日記
 しかし、今後頑張って活躍してほしいと献金してもらった直後に「私結婚します。AKBやめまーす」というのは、確かに「集金詐欺」のようである。
 その女子の今後の活躍に献金しているのであって、個人的な結婚に応援しているのではない。須藤凛々花とかいう女子であるがまったくプロ意識にかける行いである・・・・というファンの感情もわからないではない。

 しかし・・・、これは素人女子がたまたま紛れ込んだ「芸能界」でのできごとなのである。つまり非日常や虚像を売り物にしている世界において、日常世界での規範をもちこんでも意味がない。
 芸能界の売り物は「夢」という虚像なのである。夢を売っているのであるからそれは現実ではない。芸能界は昔で言う芸者さんや𠮷原花魁の世界である。これら世界で夢を売るということは換言すれば「花魁は殿方を騙すのが商売」なのである。
 どんなに貢いでもなかなか振り向いてくれない花魁よりも、とりあえずは「ファンのみなさんありがとー、頑張りま~す」と一時的にも言ってくれているほうがましである。そこで直後にどんでん返しにあっても、「ま それが芸能界なんだな」と洒落に思えば「通人」なのであろう。

 最初からお金を捨てる気持ちでないと「芸能界遊び」は痛手が大きい。よく考えれば(素人とはいえ)芸能人が一途なファンを本気で相手にするわけないと思うのだが。

裏切り その1

2017年06月21日 06時09分21秒 | 日記
 朝のTVバラエティを見ていたら、なにやらAKB総選挙の結果とやらを報じていた。
 今回は何やら、その上位入賞した女子が直後に「私、結婚しま~す」とコメントしたことで大変問題になったとのこと。
 どうやらAKBでは恋愛禁止だそうである。それを通り越して結婚宣言したのがけしからんらしい。ファンは裏切り行為だといっている。

 投票するにあたってはCDを買ってそれについてくる投票券を用い目当ての女子に票をいれるらしい。
 つまりお金をかけないと目当ての女子の順位が上がらないというのだ。つまり彼女たちを応援するにはファンがお金を継ぎこまないといけないのである。
 今後、お目当ての女子の順位が上がって中央で活躍できるにはそれなりのファンからの「献金」がないと成し得ないという構図なのである。
 その方策を考えた秋元某も非情である。男の心情を手玉に取った、なかばあくどいまでの集金方法といえる。

高額査定 その4

2017年06月20日 06時00分24秒 | 日記
 もちろん保険薬価収載されていない薬をもちいることは特に違法ではない。
 しかしそれを注射する時の手技料は保険診療では認めないというルールである。

 ここでまったく別のことであるが、よく理解できないルールを思い出した。それは博打である。
 公営ギャンブル以外の博打で得られた収入は不正な収入である。世の中で認められた収入ではないのである。つまりルール違反の収入なのであるが、ルール違反で得られた収入であっても「所得税」を払わなくてはならないそうだ。

 比較の対象にはならないが、かたや保険で認められていない薬剤を用いたら保険診療はルール違反となり、保険診療上、収入は不正に取得されたものとして注射手技料は認めませんというわけである。
 そしてかたや博打で不正に取得された収入についてはルール違反であるが、それには世の中の規範通りに所得税をかけますというのだ。
 どちらが正しいのか、いやどちらも正しいのか、あるいは理不尽であろうがなかろうがまあそんな屁理屈こねないほうがいいだろう。

高額査定 その3

2017年06月19日 05時36分15秒 | 日記
 もともと自分の勉強不足で注射手技料を保険請求したことは残念であるが認める。
 でも意図的ではない。本当に知らなかったのである。それをまるで意図的に不正請求しただろうという疑いの目でみられ、正当に診療して保険請求している高血圧治療の分も認めない、返還を求めるというのも何だかとても寂しい気持であった。

 もちろん、高血圧診療の実態はある、不正請求などではない。こちらがその証拠を揃えて頑張ればこの「濡れ衣」はなんとか免れると思う。
 しかし、ここで向こうを怒らせると面倒臭いことになりそうなので黙ってこの理不尽な返還要求に従うことにした。

 ああルールを知らなかった、勉強不足だったという自分自身とても失望した。そして実際きちんと診療事実があるにもかかわらず「(不正に注射手技料を請求しているので)お前のこの高血圧診療のほうもウソだろう」と疑われ診療報酬を返還させられたことで呆然状態である。
 でも我々医療機関は弱い立場であるので仕方がない。でもとても寂しい感じである。

高額査定 その2

2017年06月17日 06時08分54秒 | 日記
 このどうも理不尽な扱いに、いろいろ調べてみたのであるが、どうも向こうの言うことがルールのようであった。残念だが自分の勉強不足だったのは否めない。
 理不尽であっても保険薬価収載されていない薬剤の注射は注射手技料が請求できないのである。「悪法も法」である。従うしかない。

 電話を受けたうちのスタッフは、向こう(支払基金)の口調はかなり厳しいようでしたと。
 それで今まで請求していた金額を返金することになったのであるが、これも規則らしいが3年前まで過去に遡ることができるがそれ以前の分は返還請求ができないらしい。
 まあということで3年分の手技料を返すことになった。でもなんだか向こうの気持ちも収まらないようで、こちらでその患者さんに出している降圧薬の分も削るというのだ。なんだか罰を加えられている印象であった。

 でもこれは本当に患者さんは高血圧であり、保険適応で診療し投薬しているのである。絶対に一点の曇りもないのであるが、向こういわく「注射手技料を不正請求していたのだから、こちらの高血圧診療もその実態は疑わしい。これも認めない」と言ってきたのである。哀しくなってきた。

高額査定 その1

2017年06月16日 06時13分21秒 | 日記
 数か月前である。事務のスタッフが電話を受けた。かなり以前からうちのクリニックが不正請求をしているというのである。実は丸山ワクチン(抗がん剤)であるが、これは現在、医薬品と認められていない。しかしがんの患者さんはこれを続けられている方も少なからずいる。うちのクリニックでも複数人が通院して注射していたことがあった 
このワクチンの入手方法は日本医大の丸山ワクチン研究所にいってもらってくる手はずになっている。つまりうちでの仕事は「がん治療」ではなく「注射手技」のみの提供になる。
 なので保険診療の再診料+注射手技料の請求をずっと、4年ぐらい?続けていた。ところが支払基金からの連絡では「医薬品として認められていない薬剤の使用は、注射をしてもその手技料を請求してはならない」と言うことだったのである。
 もちろんすべて自費として患者さんに請求すればOKで健康保険診療をしてはならないということなのである。
 この扱いにはものすごく自分は憤慨した。医薬品でなくても患者を診察し注射をすることは医療であり保険が効かないというのは納得できなかった。それを言ったら保険の効かない医療機器を用いた手術の場合だって、手術料を請求できなくなるはずである。でもこれは手術料はみとめられているのである。
 なんだかチグハグな扱いに混乱したのである。

冤罪事件 その3

2017年06月15日 05時44分31秒 | 日記
 本当にか弱き女性のために「この人痴漢です」という言葉に対しこれだけの効き目を持たせたのである。この言葉さえ使えば、ほぼ確実に男を犯人に仕立て上げるだけの警察のシステムに「幸か不幸か」現状ではなっているのである(それも変なのであるが)。
 まさに「水戸の御老公の印籠」である。だからこそ平気で悪用する女性には厳罰を下すべきである。この言葉の悪用は、本当に痴漢被害を受けた女性への冒涜でもあり、また犯人に仕立て上げられたその男性の一生をも左右する冤罪事件にまでつながるのである。心無いこの中国女性のヒステリックな一言は、列車の運行妨害も含めて多くの人達に多大な迷惑をかけたのである。

 また日本人の「自浄システム」や「性善説的規範」に対しても冒涜するものである。まさにこの中国人女性こそ断罪され厳罰に処されるべきである・・・と思うのであるが、厳重注意ぐらいで済んでしまうのであろう。
 
 日本人は外国人のたいして優しすぎて、ある意味不平等に扱いすぎている。以前に書いた外国人のマリオカート交通違反を取り締まらないこともそうである。
 今回のこの事件は本当の痴漢犯罪よりもたちが悪い。またこの中国人女性は悪意を持ってやっている分、通常の痴漢冤罪事件よりもたちが悪い。絶対に許すべきではない。

冤罪事件 その2

2017年06月14日 05時54分12秒 | 日記
 最近の痴漢冤罪というか警察の犯人仕立て上げのプロセスはもう異常としかいいようがない。
「それでもわたしはやっていない」という冤罪映画もあるくらいである。今ではもう電車にのる時は両手をホールドアップの状態にしておかないと自分を証明できないようである(異常な世の中である)。

 しかし今回は片手はつり革、片手はスマホなのである。この姿勢でも警察に連行された。これでも(悪意のある)女性の「痴漢です」の一言が優先されるのである。
 今回は幸い目撃者が数人いたが、彼らも早く帰りたい終電の列車から警察に「連行」されたのである。

 今の世の中、車内で「この人、痴漢」と言えば、なんだかまるで「水戸の御老公の印籠」みたいな効き目があるようである。
 本当に痴漢にあった女性は不幸であるし可哀想であるが、でも今回は間違いなくこの「印籠の悪用」なのである。そのおかげで30分も電車が遅延した。この中国人女性は「威力業務妨害」として罰せられるべきであり、またJRも列車遅延の賠償請求をこの女性にするべきなのである。
 何故しないのか不思議?

 たぶん「中国人女性」とうことで「忖度」しているのか? まるで腫れものを触るようである。