共通テストで「鼻出しマスク」の４９歳受験生、不退去容疑で現行犯逮捕…トイレ個室に閉じこもる その５

　現在鼻マスクは飛沫を飛ばすのできちんと覆わないと意味がないと言われている。しかも試験前に「正しく着用」とまで事前説明されている。それを「自分の鼻マスクは大丈夫なんだ」という誤った自論をこの試験会場で吹っ掛けるのも場違いである。このようなルールがあるのだからきちんと守るのが社会人である。曇って読めなくなる不利益は他の受験生も同様のリスクであり事前に曇り止めするなりウレタンマスクにするなり、N９５でもいいはずである。そんな準備をしてくるのは受験生の常識。そんな準備も含めて「受験戦争」なのである。
　大昔の話で恐縮だが、自分が予備校に通っていた時は「自分のいまの実力を100％だせるよう、すべてのトラブルを想定し回避のための準備を怠らないこと。競争試験だから自分の準備不足はだれも認めてくれない。持ち込み備品の確認、会場までの道順、所要時間、そして当日の天候の確認、また当日自分の体調を最大限ピークに持っていけるような体調管理は数週前から行っておくこと」と言われた。
　この事前準備をきちんとできたものだけに勝利は来るとまで言われたのである。受験生に生殺与奪の権限はない。係官とトラブルになった時点でもうダメである。この大学係官側の対応は妥当であるし、この人は受験生の本文というのが分かっていない。
とにかく面倒くさい。

共通テストで「鼻出しマスク」の４９歳受験生、不退去容疑で現行犯逮捕…トイレ個室に閉じこもる その４

　まあいろいろな報道がどこまで本当なのかは最近のメディアの偏向報道見ていると真偽は不明であるが、それでも他の受験生には迷惑をかけたのは間違いない。「眼鏡が曇るので問題が読めない」というのは、すでにいい大人であるのだから試験前から想定できたはず。現役受験生でもそんな対策は試験前からしている。
　受験では学力の用意だけでなく、当日の体調管理、備品管理も万全に準備してくるのは当たり前である。例えば「当日下痢して十分実力が出せなかった」とか「シャーペンの替え芯や消しゴムを持ってこなかったので気になってしようがなかった」などということがらと同じようにすべて自己責任である。ここで「眼鏡が曇るので・・・」という特例を認めればその他の受験生との公平性が担保できなくなる。これら「試験問題」ではなく「空気」の読めない人に共通する特徴は、「義」は自分にあると思っていることである。自分にあると思うのは自分の勝手なので構わない。しかしそれを主張する場所を間違えている。周囲のその他大勢にどれだけ迷惑をかけているかを理解していない。

共通テストで「鼻出しマスク」の４９歳受験生、不退去容疑で現行犯逮捕…トイレ個室に閉じこもる その３

　その後の報道によると、本人のインタビューでは「眼鏡が曇るので問題が読めないと言い続けていたら失格にされ退室させられた。たかがそんなことで失格になるとは思わなかった。追い出されるようにされたので怖くなったのでトイレにいた」と。「自分の体調は万全で咳も鼻水もない、席も一番前なので人に迷惑をかけていない。何故（鼻マスクが）ダメなのか」と言っている。
　しかし周りの受験生の取材ではニュアンスが違う。「そんな指示には従えない。（と、手で警告カードを振り払った）」　そして再三にわたる退去指示に従わず会場に居続けたため、逆に他の受験生がすべて他の部屋に移動させられたと言っている。また別の報道では自分の主張が認められなかったのでトイレにたてこもった。最終的には午後６時からこもり警官の説得に応じないため警官が上から入り午後10時に逮捕されたそうである。

共通テストで「鼻出しマスク」の４９歳受験生、不退去容疑で現行犯逮捕…トイレ個室に閉じこもる その２

　またまた面倒くさい話である。他の受験生のいい迷惑である。鼻だしマスクを正しい着用法と主張するに至っては常識もない。鼻を出したらマスクの意味はない。土台、受験会場は自分の主義を主張する場所ではない。しかも６回注意されても改めないのは異常。自身の立場は受験生である。受験生とは己の主義を主張するものではなく、人から試されて自分の能力を示すものである。そして受験会場は自分の最大限の能力を試験用紙に発揮すべき場所である。ところが自分の「非常識」の主張を最大限主張しすべてを棒に振った。
　まったく自分の立場を理解していない。この人ならどこの職場に行っても空気が読めないだろう。49歳で大学受験をするという。これはこれで人生いくつになってもチャレンジ・・・などという美談的逸話がありそうだが、そんな話も肝心の主人公が空気読めない人であれば残念話になってしまう。

共通テストで「鼻出しマスク」の４９歳受験生、不退去容疑で現行犯逮捕…トイレ個室に閉じこもる その１

2021年01月19日 11時27分 読売新聞
　１６日に行われた大学入学共通テストで、マスクから鼻が出た状態で試験を受けて不正行為と認定された受験生の男（４９）について、警視庁が同日、試験会場のトイレに閉じこもった不退去容疑で現行犯逮捕していたことがわかった。
　深川署幹部によると、男は１６日午後、試験会場の東京海洋大学越中島キャンパス（東京都江東区）で、警察官らの説得に応じず、男子トイレの個室に閉じこもった疑い。
　男はマスクから鼻が出た状態で試験を受け、監督者が計６回、正しい着用を指示したが従わなかった。監督者から不正行為と認定されて会場から退室を求められたが、その後、トイレに３時間以上にわたって閉じこもったという。試験会場の職員が午後６時半頃に１１０番し、警察官が駆けつけて取り押さえた。調べに対し、男は「不正行為とされたことが気にくわなかった」と供述しているという。文部科学省は、試験会場で監督者の指示に従わなかった場合は、不正行為になると事前に周知していた。関係者によると、男は会場で「これが自分の正しいマスクの着用だ」と話していたという。

三密 その２

　ちょっと前であるが、笑い事ではないが別の話。
患者：「最近どこにも行っていないのでストレスが溜まって・・・」
私：「そうですね、Go Toとか言いますがなかなかいけませんよね」　
患者：「なので娘とよく外食するんですよ」　
私：「え？　外食？　きちんと感染対策したお店ですか？」　
患者：「ええ、衛生管理はいいですよ、ちゃんとしています」
私：「同居しているご家族の方となら安心ですよね」　
患者：「・・・・いえ、同居していません、嫁ぎ先の家からよくこちらに来てくれて外食に行くんですよ」　　
私：「・・・・（唖然）」

　家族とならOKではあるが、あくまで同居が前提。血のつながりはある娘でも別のところに普段居住していれば、感染管理としては「赤の他人」と同じである。この患者さんは「娘」ということで「家族」とした。でも同居していなければ「私、お友達（赤の他人）とランチしました」っていうのと同じで三密である。
　血のつながりの有無ではなく現在の居住状態で考えてほしいのだが。理解がむずかしいのかな～？

三密 その１

　以前から気になっていた。何だか「三密」と言う言葉が誤解されたまま浸透している感じである。うちのクリニックに来る患者さんでもよくある話。
私：「最近三密ありましたか？」　
患者：「三密？　ないですよ」　　
私：「お友達ともランチいってないですね？」　
患者：「えっ？　行ってますけど？　でも夜の街の居酒屋ではないので三密じゃないですよね」　　
私：「・・・・」
　きわめて残念な話であるが本当なのである。しかもこのような方は一人ではなく何人もいらっしゃるのである。だから三密なんてわかりにくい言葉はやめたほうがいい。
「集（しゅう）：大人数の集合」「近（きん）：緊密な距離」「閉（ぺい）：閉鎖空間」がわかりやすくてよい。
　今後は三密ではなく、みんなで「しゅうきんぺいはダメ！」と覚えよう（笑）

韓国・文大統領、元徴用工訴訟「現金化望ましくない」…元慰安婦判決には「正直困惑」 その４

　「金銭保証をしろ」という司法判決については如何なものか。そしてそれを今になって文政権はこの自国の判決結果を「好ましくない」とは何事か？　この司法結果により韓国国内の日本企業資産を差し押さえることになるが、それをすれば外交が悪化し自分の立場が危うくなるから「好ましくない」のか？　
　それにしても徴用工問題ではないが、当てつけのように諸外国に慰安婦像を建て続けているので、まずは慰安婦問題の10億円返していただきたい。あの10億円は誰がどこに使っちゃったの？　
　国と国の約束を破り、話を蒸し返してばかりで、しかもお金はちゃんと頂いたまま・・というのでは子供が駄々をこねているのと同じである。
　約束を守らない国である。そんな国がこの判決内容を今頃になって「困った」とはとても信じられないし「その真意は何？」と懐疑的になる。
　まあ戦後ずっと「日本憎し教育」を韓国国民に植え付けてきた影響は今後も残るのでしょう。
　すべて未来志向の教育や外交をしてこなかった結果でしょう。

韓国・文大統領、元徴用工訴訟「現金化望ましくない」…元慰安婦判決には「正直困惑」 その３

　文政権はいったい何を考えているのであろうか。国際法を無視した韓国司法の判決はもちろん公平性に欠けるのは周知のとおり。まあ三権分立していると言えば聞こえはよいが、もともと韓国は日本が嫌いなのであろう。
　政治の場面場面で、国内政局の悪いときに、すでにどちらも決着済みである日本の徴用工や慰安婦問題を引き合いに出してきた。教育面でも若い世代への「日本憎し教育」を植え続け世論を誘導し、政権に都合が悪くなると「徴用工・慰安婦問題　日本憎し」を引き合いに出し自らの政権批判を日本の外交問題にすり替える道具に使ってきたのである。
　
　
　

韓国・文大統領、元徴用工訴訟「現金化望ましくない」…元慰安婦判決には「正直困惑」 その２

1/18(月) 12:03配信　読売新聞オンライン
　文政権は「被害者中心主義」を掲げており、日本と原告の双方が受け入れられる案を示せるかは未知数だ。
　文氏はまた、ソウル中央地裁が今月８日に元慰安婦に対する損害賠償を日本政府に命じた判決について、「（元徴用工問題などで）外交的努力をしている間に慰安婦判決問題が加わり、正直困惑している」と述べた。文氏が元慰安婦訴訟の判決に触れるのは初めてだ。
　慰安婦問題を巡っては、２０１５年の日韓合意で「最終的かつ不可逆的に解決される」とされたが、１７年に発足した文政権は合意を事実上、白紙化した。だが、文氏は記者会見で合意について「韓国政府は公式的な合意だったと認定する」とし、「それを土台に（今回の原告が）同意できる解決法を探る」と語った。問題解決に向けた具体策については示さなかった。
　判決は主権国家が他国の裁判権に服さないという国際法上の「主権免除」を認めなかった。日本政府は訴訟に応じておらず、控訴しない方針で、判決は２３日午前０時に確定する。

韓国・文大統領、元徴用工訴訟「現金化望ましくない」…元慰安婦判決には「正直困惑」 その１

1/18(月) 12:03配信　読売新聞オンライン
　【ソウル＝建石剛】韓国の文在寅（ムンジェイン）大統領は１８日、新年の記者会見を開いた。日韓関係で懸案となっている「元徴用工（旧朝鮮半島出身労働者）」訴訟問題について、「（日本企業の資産が）強制執行で現金化されるのは日韓関係に望ましくない」と述べた。文氏はこれまで司法判断を尊重する意向を繰り返してきており、現金化を避けたいとの考えを示したのは初めてだ。
　元徴用工訴訟では、敗訴した日本企業の資産の差し押さえ手続きが完了している。裁判所が資産の売却命令をいつ出すかが焦点となっており、競売を経て「現金化」に進めば、日本政府は対抗措置を取る構えだ。
　文氏は記者会見で、「（現金化の前に）外交的解決策を見つけるのが優先だ」と強調し、「原告が同意できる方法を両国政府で合意し、韓国政府が原告を説得して問題を解決できると信じている」と語った。

やっかいなこと その２

　基本的に何時以降の会食がわるいのではなく、また会食（宴会）そのものも悪いわけではない。それらに伴う、マスクはずしの大声での会話、高歌放吟が良くないのである。でも一言も発してはいけないという会食は（やろうとすればできるのであろうが）基本的にむりなので会食を禁じているのである。
　密集した施設としてパチンコ店があがっていたがクラスター発生はない。あそこは密接した隣同士でも、直接相対することはないし、盤面に集中し横にいる人と会話をすることがないからである。また目的が食べるだけのため食べたならすぐに店を出る立ち食い料理店もOKである。つまりやはり感染原因で大きいのは近接した距離での会話なのである。
　どうしてもと言うなら筆談にすれば宴会もOKなのであろうがそれも無理だろう。
　総理をはじめ国会議員は会食が好きなようである。政治はこのような会食時に動くらしい。美味しいものも召し上がって結構だが、筆談でお願いしたい。それこそ大事な話なら筆談のほうが盗聴されるおそれはない（笑）。

やっかいなこと その１

　新型コロナウイルスの厄介な所は潜伏期にすでに人に感染させることである。潜伏期とは感染してから発病するまでの期間である。この時は本人は症状がないので人との接触で感染を広げてしまうことである。なので「人を見たらドロボーと思え」じゃないけど、街で人を見たら感染者であると思っていたほうが良い。
　ご高齢の患者さんに「感染したら重症化の可能性高いですからくれぐれも感染防御して下さい」とお話しすると、何人かの人は「俺はもういい、これでポックリ逝けたら楽でいい」と言う。これはだめである。ポックリ逝くのはいいって言うけど、そうは言っても結局病院には行くだろうし、病院に収容されて大変な医療資源と労力が「死んでもいい」というのに「無駄遣い」をされることになる。またそれ以前の潜伏期にはもうすでに濃厚接触した他人に感染を広げているのである。つまり他人に迷惑をかけているのである。
「自分はいい」ではなく他人に迷惑をかけないように行動変容してほしい。

政府、入院拒否のコロナ感染者に懲役刑想定

1/13(水) 16:13配信 KYODO
　政府は13日、新型コロナウイルス対応を話し合う与野党との連絡協議会で、感染症法改正により、入院拒否の感染者に対して1年以下の懲役または100万円以下の罰金を想定していると説明した。

　ようやく罰則規定ができたのかと言う感じであるが、入院中逃亡していろいろな所に行き最後は日帰り入浴施設で発見された例もある。ウイルスをばらまいているようなものであり、これこそ犯罪。
　感染してない男が「俺コロナ」といいながらコンビニで咳をしながら乱入したお騒がせ男は逮捕されている。でも病院逃亡男は逮捕されないというのが不公平だと思っていた。
　しかし今回からは逃亡者は逮捕され、病院に戻されて重症化して亡くなればそれまでであるが、回復して退院した暁には、今度は収監が待っているのである。やはりおとなしく最初から入院したほうがいいのである。
　というかここまで罰則化しなければならないというのが情けない。ここまでしなければならないという国民性なのかと思ったらがっかりした。

逆は真ならず

　午後８時以降は飲食店の自粛とか酒類提供は７時までとかいわれている。となると「じゃあ、昼からガンガン宴会やろう」という考えも出てくる。でも結局酒飲んでマスクはずして大声で会話するのがいけないのであって、時間帯の問題なんかじゃない・・・っていうのは分かりそうなのだが。決して８時以降がダメでじゃあ８時前なら何でもＯＫといっているんじゃない。心情的に「逆は真」にしたくなる気持ちはわからないでもないが、ホントはみんダメなんだけどね。
　その後政府から「ランチもよくない」という発言があり外食チェーンの社長が激怒していたが、これは結局、国民が個人個人の感染防止における行動変容をきちんとしないから「食事時はすべて危険」と言わざるを得ないのである。
　食事が悪いのではなく個人の感染防御が徹底されていないからである。
　行きつくところは個人の感染防御行動の問題なのである。