吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

処理水批判の中国で“ブーメラン”魚売れず関係者悲鳴 日本は販路開拓で“脱中国”へ[2023/09/24 23:30]  9月24『サンデーステーション』より その2

2023年10月02日 06時14分01秒 | 日記
■処理水批判の中国では“ブーメラン現象”
一方、中国国内では、中国政府が、処理水の放出を繰り返し批判する中、いわゆる“ブーメラン現象”が起きていました。
 中国有数の港湾都市・青島は、水産業が盛んで、港には中国国旗を掲げた漁船が所狭しと並んでいました。ただ今年は、水揚げされた魚やカニなどが値下がりしていると言います。
漁港で魚を並べて売る人も、「去年より30%くらい安くなっている」 と言います。
なぜ、中国産の海産物が安値になっているのか。海鮮市場の関係者に理由を聞くと―。
(市場関係者)「“核汚染水”を出したからだよ。海鮮は上司や親戚などに贈るけど、“核汚染水”は健康を損なうじゃないか。仕入れにも慎重になっている」
 中国政府が、処理水を“核汚染水”と呼んで、日本批判を続けた結果、中国の消費者が中国産も含めた海産物全体を敬遠。回り回って、中国の漁業関係者が苦しむ事態となっていました。「1日40〜50組の客が減った。“核汚染水”の影響が大きいです」「私のような海鮮好きには不安です」「心配ですよ。健康が第一だから」
 風評被害の“ブーメラン現象”。漁師や市場関係者は事態の長期化を懸念しています。