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「5大ウイスキー、混ぜちゃいました!」が追い求めるのは味なのか物語なのか?安積蒸留所「YAMAZAKURA」とサントリー「碧Ao」

2023-04-21 16:12:15 | 酒のご紹介
                          
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お取り引きのある蔵元さん関連のニュース。




世界の女性ワイン専門家が審査する「第17回フェミナリーズ世界ワインコンクール2023」の審査結果が発表され、、、

恥ずかしながら、知らなかったコンクール。
で、安積蒸留所さんのブレンデッドウイスキー「YAMAZAKURA安積蒸留所&4」が金賞受賞とのこと(おめでとうございます!!)。

「フェミナリーズ世界ワインコンクール」というのは女性が審査するコンクールのようで、日本の「サクラワインアワード」のようなものでしょうか。
17回目とは結構古くからあるんですね。

で、金賞受賞の「YAMAZAKURA安積蒸留所&4」というウイスキー、名前の最後の「&4」ってなにかなぁ?と思っていたのですが、安積蒸留所(=日本のウイスキー)「以外」の4大産地の原酒をブレンドしたという意味らしい。

つまり、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダのウイスキーをブレンドしたということですね。

ウイスキーの場合、ブレンド自体に意味(意義)があるということなのでそういうことだと思うのですが、むしろ5大ウイスキーをブレンド、というのは物語的な側面が強いのかもしれません。
そう考えつつ、ふと思い出したのは、物語の天才ともいえるサントリーさんのウイスキー「碧Ao」。

あれも「世界のウイスキー」的なネーミングだったと、サイトを見てみると、、、、





確かにそうです。

世界初 自社蒸留所でつくられた
「5大ウイスキー」の原酒を
それぞれの個性が垣間見えるように
匠の技でブレンドした

プレミアム・ブレンデッドウイスキー


とあります。

「碧Ao」の方は全部サントリーさんの(資本の)蒸留所と言うのがさらに売りなのですね。
こうなるとブレンドの技術というより、物語の上乗せを競っている感じですが、まあ趣味というのはそういうものなのでしょう。

ちなみに、それぞれのテイスティング・ノートはこんな感じ。

【碧Ao】
香り:華やかでバニラ様やパイナップルのようなフルーティーなトップノート。クリーム系の甘さと濃厚でウッディな香りが続く
味わい:滑らかで甘やかな飲み口。次第にスモーキーやシナモン様のスパイスが感じられる
余韻:甘さとスモーキー、スパイシー・ウッディが複雑に絡み合いながら心地よく続く



【YAMAZAKURA】
メープルシロップを思わせる甘い香り、クリーンで優しいハーブ香が心地よく、スムースに口中に広がる厚みのあるモルトの味わいや香ばしさとともにスパイシーな味わいも感じられ、モルト由来の甘みとやわらかな樽感、ややスモーキーな余韻がお楽しみいただけます。


うーん、呪文だ。
やはり百聞は一見に、かも。

ちなみに碧Aoは700mlで5,000円、YAMAZAKURAは4,400円。
両方買うのもなぁ。

どこかで飲み比べとかさせてもらえないのかな?




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