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一昨日から始まった「神楽坂まつり」ですが、後半の今日明日は「阿波踊り」の部。
地元をはじめとするさまざまな「連」が神楽坂を練り歩きます。
そんな地元の連の一つが、軽子坂に居を構える「あずさ監査法人」さんで、毎年ビル(あずさセンタービル)前で出陣式を行うのですが、そこでは白鷹の鏡開きも行われます。
(これはもう十年くらい前の様子)
先ほど、樽の引き渡しと事前の鏡の開きに立ち会ってきましたが、開く際の、鏨というかバールを木槌で叩く音を聞いて「?」と。
直近では昨年暮れの樽酒祭りでのものですが、それより音が甲高いです。
「なぜ?」
少し科学したらわかりましたよ。
樽の容量です。
樽酒祭りの樽は2斗樽で、こちらは2斗樽の上半分の上げ底にして中身は一斗の「2斗1斗」という祝い樽。
樽をヘルムホルツ共鳴器と考えると、共振周波数(固有振動数)は、容器の内容積と開口部の面積などによって決まる。
wikipediaより
つまり、容積が半分なので、音の高さは1.4倍とかになる(のかな)。
普通の2斗樽の音がドレミファの「ド」だとしたら、「ファ#」とか「ソ」になる(のかな)。
計算上はそうなる(のかな)ですが、実際にはもっと高さが高くなっている気もする。
そうか、分かったぞ。
中がお酒で充たされているので、空間の部分の差はもっと大きくなるので、より甲高くなる可能性がある。
いやぁ、科学の科学、です。
さてさて、出陣式まであと1時間!
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