牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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サイドボードに眠ったまま? ブランデーの復権なるか。

2024-09-09 11:39:14 | 附属酒類経済研究所
                          
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先週、「カルヴァドス(あるいはアップル・ブランデー)、売れないんだなぁ」と嘆きましたが、金曜日にお得意先の百貨店様のイベントに赴いた際、(高級)ワインが並ぶ中、棚割り一つ分ですがコニャックやカルヴァドスなどのブランデーも置いてありました。

「へぇー、あるんだぁ」と思いつつ、昔はウイスキーとブランデーってどちらも舶来物として同じうように珍重?されていたのも改めて思い出しました。

両者って量的にどうなんだろう?と思い、国税庁の資料を見てみたのが下記のグラフ。
(比較のために、同じく洋酒のワイン(果実酒)も入れてみた)





なるほど、バブル時期の1992年にはウイスキーが最も多く、次いで果実酒、そしてブランデー
ブランデーはウイスキーの5分の1程度だったんですね。

その後、ワインはどんどん伸びていく半面、ウイスキー&ブランデーはどんどん下がって行って、2000年代の半ばのボトム時期(例えば2005年)には果実酒238千kL、ウイスキー83千kL、ブランデー11千kL

ここでもブランデーはウイスキーの7分の1程度くらいなので、お互い様だったのですが、その後ウイスキーはブームでぐんぐん伸びていったのに対し、ブランデーは一人右肩下がりで、2020年にはウイスキーの34分の1となっています。

これだけ見ると「ブランデー、ダメじゃん」となりますが、逆に言えば「伸びしろはまだまだある」とも言えますね。

まだまだ頑張りましょう。





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