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炎上転じて法制化が進む?「ジャパニーズウイスキー」問題

2024-09-13 11:26:59 | 附属酒類経済研究所
                          
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先般も話題にしました「ジャパニーズ・ウイスキー」問題ですが、そろそろメディアネタになりそうですね。


今朝のネットニュース





「丹波」名乗るウイスキー、地元醸造に思えないと疑問の声 酒造会社釈明「誤解与えたので対応考える」

兵庫県限定で販売されている「丹波ウイスキー」について、地元で醸造されたか確証がないので扱えないと酒屋が貼り紙を出していたとX上で投稿され、波紋が広がっている。

このウイスキーを製造・販売する「四季酒造」(同県丹波市)は、「以前に造ったものを一部入れたが、提携蒸溜所のも混ぜている」と取材に説明した。混ぜたものは海外産の可能性もあるといい、「ジャパニーズウイスキーはうたっていませんが、誤解を与えていますので、今後の対応を協議中です」と明かした。



蔵元さんの「釈明」含め、典型的な「ジャパニーズウイスキー」騒動ですが、特記すべきは、昨今の情勢ゆえなのか、炎上速度の違い
先ほどの記事の続きです。

一部の酒屋が「地元醸造の確証が得られない」と販売中止に
貼り紙の写真は、2024年9月11日にX上で投稿された。

その内容によると、酒屋は、四季酒造の丹波蒸溜所で醸造・蒸溜・貯蔵を行っていると聞いて、丹波ウイスキーの取り扱いを始めた。その後、蒸溜所を見学しようとしたが、忙しいと断られ、現地を見に行くと、人の出入りはほとんどなかったという。酒造側からは、市内で移転先を探していると説明を受けたが、説明があやふやで地元醸造の確証が得られず、取り扱いをいったん中止にしたと告知している。

この投稿は、7万件以上の「いいね」が集まり、大きな反響を呼んだ。ウイスキー愛好者らからは、丹波蒸溜所に実態があるのかなどについて、様々な情報が寄せられて関心を集めている。

当該のXを探してみると、これのようです。





9月11日の午後2:10の投稿。
今日は9月13日ですから、2日足らずで1,358万の表示、7.9万の「いいね」⇒ネットニュースでの騒動
コタツ記事のネタとしても面白そうだし、追随記事なども出そう。

この蔵元さんのことは初見ですが、以前から立ち上げ期の蒸留所などでの「輸入原酒使用だけど日本産ウイスキー」「それって合法だしブレンドも大事だけどちょっと変」「業界でスコッチ同様の自主基準」「自主基準で良いの?」という議論は定番ともいえる。
その上で、これが世の中で広く取り上げられることになったらどうなるのでしょうか。

それにつけても、何度か言及しているように、組合のジャパニーズウイスキー基準のオーソライズは必要だと思います。




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