牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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飲み続ける日本の私、今日も飲み続けた私

2008-08-10 09:37:54 | 酒の本棚(書評?)
憂さ晴らしで訪れたラスベガスで知り合い、酒の勢いで結婚してしまったことから起こる騒動を描くロマンチック・コメディ「ベガスの恋に勝つルール」。

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主演のキャメロン・ディアスも先日来日。

記者会見で映画のストーリーにちなみ酒の上での失敗を聞かれ、「一度だけあって、人に(その様子を)聞いたんだけど、自分では記憶がないの」と語るのみで、詳細は明かさず、ということです。

そんな経験が満載されている本が、今日の酒の本棚。

衿野未矢(2008):今日も飲み続けた私、講談社+α新書、講談社、205p.



副題は「プチ・アルコール依存症からの生還」。

深酒の翌日、二日酔い明けの夜。食べようととってあったチーズケーキが見つからない。
あきらめた後、マンションのゴミ置き場に行ったらそこにはケーキの空き箱。

状況証拠から「昨晩酔った挙句にケーキを平らげ、(恐らく)パジャマ姿で空き箱を捨てに行った(けど覚えていない)」という恐怖から、プチ断酒に取り組んだ筆者(女性)が
アルコールを飲み続ける人々へのインタビューを交えながら綴った本です。

アル中までは至ってはいないけれど、「おいおい、大丈夫?」という例の連続。でも、こういう例、案外多いのかもしれません。

筆者なりの(聞いた話も含め)処方箋も示されています。まずは「飲む/飲まない罪悪感」から解放されること、「プチ禁酒」を実践してみること。

そして、飲む量(飲んだ量)を意識すること。

その具体的な方法としては、ワインを小分けにするとか、飲んだ量などを翌日手帳に書き込む(自身の趣味のランニングのランニング・ダイアリーの応用、らしい)とか。

なるほど(と、いうより、同感!!)、と思ったのは、「さしつさされつの酒席は要注意で『手酌の会に入りましたので』と飲む量を人に左右されないようにすること」、や、「焼酎は飲み慣れていないので、度数の感覚がつかみにくく(飲み過ぎやすい)」など。

来週、プチ禁酒してみよう、と思いました。


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