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一昨日、昨日と新川締めなどのSNS動画という文明の利器(古い!)に頼ったので、今日は先祖返りということで、昔々の画像ネタ。
「七十一番職人歌合」という本。
中世に成立されたとされる、職人を題材にした歌合(71対=142職業)を本にしたもので、これは早稲田大学のサイトに出ているもの。
その中の第6番の歌合は「酒作」vs「鍋売」という題です。
なぜ、鍋を売っている人とお酒を作っている人(女性ですね)が対になっているのかはよくわかりませんが、「酒作」も「売っている」ように見えるので、それぞれ「作って売っている」立場なのでしょう。
模本も色々あるようで東京国立博物館のイメージサーチで見つけたのはこれ。
こちらは彩色してあってよりアート?です。
ちなみに、酒作の説明はこう書いてあります。
さかつくり(←タイトル)
まずさけめさかし
(まあ飲んでください)
はやりてそうろう
(流行っている酒ですよ)
うすにこり
(うす濁り(酒)です)
色々な解釈があるとは思いますが、解釈というより個人的な感想はこう。
①(鍋売もそうですが)お酒は作る人と売る人が一体化していたんだなぁ
②(以前話題にしましたが)酒の販売は店を構えるというより行商が多かったのかな?
(実は当社の創業時も行商だったとか)
④よく「昔は女性がお酒を造るなんて」という話があるが、さらにその昔は関係なかっただろうなぁ
(多くの「伝統」「因習」は明治期の発明だったりするし)
⑤「うすにごり」があるってことはそうでない「清酒」あるいは「濁り酒」と対比させているってこと?
(清酒の成立は16世紀後半とも言われているし、濾過技術を考えると「うすにごり」=「清酒」かも)
いや、色々と示唆に富んでいますね。
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