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小粒、、、どころじゃあないデスよ。ルイ・ヴィトンのLVNMHのアルコール戦略

2022-08-09 15:00:15 | 附属酒類経済研究所
                          
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今朝の日経。

ルイ・ヴィトンのLVMHグループが好調で、2022年の上半期の売上は約5兆円、純利益もおよそ9千億円と過去最高らしい。

売上げ5兆の利益9千億ですから、利益率は20%近く。
これもスゴイし、掲載されていた事業ポートフォリオのグラフもまたスゴイ。





「ワイン・スピリッツ」という分野(図中●)もあるのですが、曰く、

ワイン・スピリッツは過日畑の土壌づくりから販売まで長期間かかるため在庫回転率は低いが、利益率は31%と高い。

そうか、LVMHの場合、メーカーさんなので、利益率はここまで上がるんですね。

同時にこんな説明も。

ファッション部門は流行に影響を受けやすく、小売部門は景気の変動に影響されやすい。一方、酒類部門は小粒だが、こうした影響を被りにくい。

意外だけどなるほどで、ウチに限らず、一般にお酒は景気の変動に影響される傾向が大きいのですが、LVMHの場合、ドンペリとかモエとか、景気に左右されずにボトルを開ける顧客層なのか、あるいはヘネシー(コニャック)などハードリカーは嗜好性が強いのか、ということで景気に左右されないんですね。

「小粒」とあるので、ホームページを見ると、いやいや「26のメゾン(ブランド)、59億7,400万ユーロ」ということですから全然小さくないじゃあありませんか。
(歴史も最も古いメゾンは1365年ですから、、、)






うーん、やられっぱなしでは面白くない。
何かウチの方が優っているものを探さなきゃ。




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