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神楽坂のお酒と言えば「白鷹」ですが、他にもちょっとご縁のお酒があるんです。
当社も権利者として参画している「PORTA神楽坂」にアンテナショップを出されているのが「八海山」さん。
ウチも料飲店様へのアイテムとして取り扱っています。
で、夕食がお鍋だというので、「たまには」と倉庫から買って帰りました。
こちら
改めて気づいたのが、肩にある「千秋歓酌芙蓉霞」の文字。
「白鷹」の場合、「桃季不言 下自成蹊」というのがあって、これは史記の言葉です。
「桃季言わざれども、下おのずから蹊をなす:桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。」
この「桃李~」は白鷹の瓶で見る以前から受験勉強とかの漢文で見た気がするのですが、八海山の「千秋~」はちょっと見たことがない。
八海山のホームページを見たら、出ていました。
Q.肩ラベルの千秋歓酌芙蓉霞は何と読み、またどのような意味ですか?
A.せんしゅうかんしゃくふようかすみ。と読みます。意味は千秋(千年も・万年も)歓酌(楽しんで・喜んで酌み交わす)芙蓉(最高峰・この上ない)霞(酒)というような意味です。このラベルは弊社が創業(1922年)間もない頃から使用しています。ずっと先の未来まで、皆様に喜んで召し上がっていただけるような日本酒でありたいと、日々、高品質な酒造りに取り組んでおります。
なるほど、故事成語というより、八海山さんのオリジナルの言葉なのですね。
「霞=お酒」の意味で使うのはどこかで聞いたことがありますが、由来は何なのでしょうか。今度調べてみましょう。
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