八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

オールスター初戦!

2013年07月19日 22時49分14秒 | プロ野球・高校野球

先日、オールスターの軽さについて書きましたが(「オールスター!」)、数日前の新聞コラムで豊田泰光さんがオールスターのスター不在という同じような主旨のことを書いていました。曰く、そこそこの成績でも1億円プレーヤーとなり、イチローや松井秀喜のようになろうというハングリー精神がなく、中流スターばかり、というような内容でした。

 

豊田泰光さんとは、感性が同じなのか、いろんな問題で同じ意見を持つことが多いです

 

そして、今日はオールスターの初戦でした。仕事だったので、最後の方と番組中のダイジェストで見ただけですが、両リーグの好投手が競い合って見応えある投手戦となったようです。

 

でも、中でもオーラを放っていたのは、日本ハムの大谷翔平投手(選手)だったのではないでしょうか。投手としては、150km超の速球で押しまくり、ブランコ、中村紀を打ち取り、長野には不運なテキサス安打、丸には右前安打を打たれたものの、廣瀬を5フライに打ち取り1回を無失点。MAX157kmでした。

 

投手を終えると今度はレフトに入り、先輩菊池雄星のバックを守り、レフトフライをキャッチするとノーステップで二塁送球し、離塁していた西岡を慌てさせるなど、守備でも魅せました。そして、最初の打席では、横浜三浦が人を食った超スローカーブで中田を豪快に空振りさせた後に大谷を迎え、大谷にも同じスローカーブを投げ、投ゴロに打ち取り、球場を沸かせました。打ち取られても魅せるのは、まさにスターです。

 

そして、1対1のまま9回裏のパシフィックの攻撃の3人目が大谷という、まさに何かを持っているという展開でした。セントラルの投手は初出場の巨人・西村健太郎でしたが、140km台の球で中田、今江を打ち取り、二死で大谷を迎えました。ここで西村も魅せました。それまでの140km台から明らかに一段ギアが入って152kmの速球を投じたのです。その後も150km前後のストレート一本槍で攻め、大谷はファウルでしのぎ、最後は前に飛ばしたもののの、レフトフライでゲームセットとなりました。大谷の発する熱が、西村にも伝染した感じでした。

 

記録だけを見れば、1回被安打2無失点、2打席無安打という平々凡々なものになりますが、ブランコ、中村、長野、西岡、三浦、西村というプロたちを熱くさせ、打者として最終打席に立った時は、パのベンチを熱狂させました。まさに、今日の試合の中心でした!

 

こういうスターが新人というのも、頼もしくもあり、先輩たちしっかりしろっ!と言いたくもなります。今日の大谷のような、選手をも熱に巻き込んでいくような選手がスターであり、そういうスターがファンを熱くさせ、競技を盛り上げていきます。野球を盛り上げるためにも、もっともっと出でよスターですね!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする