八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

日大三高、まさかの初戦敗退!

2013年08月13日 20時01分19秒 | プロ野球・高校野球

優勝候補の一角である日大三高は、満を持しての登場だったはずですが、何と何と日大山形に7対1で初戦敗退となりました。完敗でした。

 

最大の敗因は、強力打線が日大山形のエース庄司を打ち崩せなかったことに尽きます。日大三高の大場投手の力感的なフォームと対照的に、庄司投手の長身を活かしたしなやかなフォームから投げ込む140km前後の速球は、重いというよりはキレがある感じです。もう一つの武器はよく曲がるスライダーです。しかし、最大の武器は、本人もどこに行くか分からないという荒れ球だったことではないでしょうか。

 

外角低めにビシッと決まったかと思えば、高めにすっぽ抜けたり、日大三高打線は最後まで狙い球を絞れない感じでした。初回の稲見の本塁打と森の中前ヒット以外、会心の当たりはなく、庄司の被安打は5安打でした。その代わり、与四死球は7個もありましたので、決して制球が良いわけではなく、それが幸いしたというところではないでしょうか(もちろん、ベースには庄司投手の球威があることはいうまでもありません)。

 

しかし、試合の綾というか、隠れた敗因は何かと言えば、初回表一死からの投ゴロを大場が一塁悪送球をしたことではないかと思います。日大三高は、守備も本当に堅く、エラーなど滅多にしません。それが、初回でいきなり出ました。それも本当に何でもないところでの悪送球でした。結果的に、このエラーのせいで4番奥村に回り、本塁打で2点先制されることになりました。野球にたらればはありませんが、この回三者凡退で終わっていれば、また別な展開になったのではないかとも思います。

 

2年前に優勝したチームは、エース吉永を中心に守りも堅かったですが、やはり畔上・横尾・高山のクリーンナップに、前後を固める清水・金子・菅沼も打ちまくり、下位打線もいい味を出していました(「日大三高、完全Ⅴ」)。試合運びも、リードされても、試合終盤でしっかりひっくり返す横綱相撲をしていました。

 

今年のチームも西東京大会で盤石の試合運びだったので、いつか掴まえるだろうと思っていたのですが、なかなかそう簡単にはいかないものですね。1試合の中で、何度かはチャンスが必ず来ると言われますが、今日の日大三高には初回以外に遂にチャンスは訪れませんでした。甲子園には魔物がいると言われたり、野球の神様がいる、なんて言われたりします。

 

今日の甲子園に魔物がいたのか、神様がいたのか分かりませんが、どんなチームでも甲子園で簡単に勝つことは出来ないということですね(ついでに言うと、桐光・松井や昨年の花巻東の大谷の例を出すまでもなく、予選を勝ち抜くことも簡単じゃありませんが)。

 

今日のジョグ

 今日も7~8時に1時間。

 12.2km  1時間10分43秒

 

コメント
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