今日の新聞記事のコラムで、記者が優勝候補に挙げていた日大三高、浦和学院、大阪桐蔭、済美、常葉菊川の5校が既に敗退したことに対する反省の弁を述べていました。
私は常葉菊川はよく知りませんでしたが、小島投手を擁する浦和学院と安楽投手を擁する済美は、選抜の優勝・準優勝校ですし、日大三高は自分の目で見ましたので納得の優勝候補です。超高校級の打者森友哉がいる大阪桐蔭も優勝候補と言っても誰も異論はないところです。
しかし、結果は違う結果になりました。ベスト8は以下の顔ぶれです。
花巻東(済美、彦根東)
明徳義塾(大阪桐蔭、瀬戸内)
鳴門(常葉菊川、修徳、星稜)
日大山形(作新学院、日大三高)
常総学院(福井商、仙台育英、北照)
延岡学園(弘前学院聖愛、自由ヶ丘)
前橋育英(横浜、樟南、岩国商)
富山第一(木更津総合、秋田商)
誰かが言った言葉のような気がしますが、「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い」ということなのだと思います。そういう意味で、このベスト8のチームが強いチームと言えるでしょう。
中でも8校のうち、花巻東、明徳義塾、鳴門、日大山形は、先の記者が挙げた優勝候補を撃破しています。さらに常総学院は、同じく優勝候補に挙げられていた浦和学院を破った仙台育英を撃破し、前橋育英も県大会で桐光・松井を破った横浜を撃破しており、これらの学校が新たな優勝候補としてつぶし合いをしていくことになります。
花巻東、明徳義塾、常総学院などが名前は通っていますが、個人的には、鳴門、前橋育英あたりが気になるところです。
今大会は、試合日程に配慮した全試合抽選となっており、それが今後の対戦にも少なからず影響を与えてくるかもしれませんね。これからが一番面白くなる甲子園です。