ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

親が変われば子も変わる

2010年01月29日 | 子どもの成長
今朝は温かく霧の朝になりました。
?どんな毎日もそれなりに素敵です。?
日々の生活の中で、忘れている自然を感じてください。
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?毎日が幸せです。?幸せと感じることが出来るのは、こころを自然に投げだし委ねることで感じられます。?自然に活かされていると感じることが出来ると全てが愛おしくなります。?
さて、今日はあるお母さんとの交わりを紹介します。
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先日、泣きやまない息子を公園が大好きなので、気分を変えたら、泣きやむかもと思い、公園に誘いました。行くというので、お着替えをしようと言っても、着替えもぐずぐず、靴も履かない、嫌々するので、強引に履かせて上着も手に握ったまま、外に出かけました。
私に抱かれ、のけぞって、悲しそうに泣き叫んでいました。
そのまま、公園に行っても、泣き叫び、私はそこで、はっとしてなんていうことをしているんだろうと思い、きっとすごい形相で我が子をみていたのではないだろうか、自分が怖くなり、息子をどれだけ傷つけてしまったことか。最近、たっちを無理強いしてしまったり、自分がしていることが両親をなぞっているようで、怖くて、何か手がかりが欲しくてこちらを拝見し、先日、コメントを投稿させていただきました。
お前が悪い、お前が悪いと両親に言われて育ち、今でも、意見をするとお前が悪いと言われます。父から殴られても、家族の誰も止めてくれる人はいませんでした。何があっても暴力はよくないと思いつつ、殴りたくなるほど、私が悪かったのだろう、今でも、殴られたのは、私が悪いと思ってしまいます。
?私が悪いといつも思ってしまい、自信がまったくありません。
?先日、暖かいアドバイスを頂いて、ゆっくり息子を見ていこうと思いました。絶対、息子に同じ思いをさせたくないです。?最近、息子が嫌々が多く、だめというと自分の顔を叩きます。私は、子どもに、しかもまだ1歳半の赤ちゃんなのに、発作的に厳しすぎるのです、嫌々されると、じゃあもういい、とか着せようとした服を放り投げたり、ママ一人で出かけるからと別の部屋に行ってしまったり、発作的にしてしまします。
後で、こんな脅しみたいな手を使って、最低だと思い、自分がされてきたことと全く同じだと思います。いい年になって未だに親のことを言うのはお恥ずかしいですが甘えであるかもしれません.?でも息子がSOSを出しているように思い、わかっているのに同じ事を繰り返してしまい、自分ではどうしようもできません。図々しいかと思いましたが、なんとかアドバイスを頂きたいとブログに書き書きこませていただきました。?
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爺?
お子さんがメッセージを出しているのですね。?あなたを試しているのですね。?「あなたが我が子を縛り付けているのです。?それはあなたの過去の記憶がそうさせています。?我が子にはいろいろなことにチャレンジさせてあげてください。?外に、遊びに出かけるのに、靴下もはかない。靴も履かない。?はかなくてもいいのです。今の時期であれば冷たければ履きます。?裸足で遊んでもいいのです。?足は洗えばきれいになります。?衣服も洗えばきれいになります。?汚れてどろんこになって遊ばせてあげてください。洗濯物が増えてもいい。?多少の怪我は、大いにすべきです。?怪我をして学ぶのです。大いに怪我をさせてあげてください。?大事故にならないように目配り・気配りをして見守ってあげてください。?それは親の責任です。?あなたが変われば子も変わります。」というようなことを、電話で話しました。?楽しい時間でした。?お子さんは、おとなしくお母さんの電話を聞いていたそうです。?この子は、全ての状況を把握しています。だからお母さんの電話の邪魔をせずに見守ってくれたのです。?お母さんの涙もやさしく拭いてくれたそうです。
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今日は、お忙しい中、お電話でいろんなお話をたくさんしていただき、また、私の悩みも受け止めてくださり本当にありがとうございました。
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最近は、少しでも離れると「ママー!ママー!」と泣いていたので、お電話でゆっくりお話ができるだろうかと心配していましたが、今日は、おっぱいを吸って、自然に自分で降りていき、一人でおりこうに遊んでいました。
お電話が終わった後も、穏やかで、午後出かけるときには、ここ最近ずっとお着替え嫌々だった彼が、すんなり袖を通してくれ、「えっ、もう着てくれるの?」とびっくりしました。
きっと、ひげ爺様が言われるよう、子どもは神で、電話の話が全部聞こえていた!?かと思いました。もしくは、全部、話を横で聞いていて、わかっているようですね。
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帰宅後も、前の息子に戻っていて、とてもかわいい笑顔がたくさん戻ってきました。
かわいい声でママー!ママー!と呼んでくれて、歌を歌っているように、おしゃべりをし、頬をすり寄せてくれます。
おっぱいも1時間くらい吸いながら遊んでは、声をたてて笑っていました。こんな時間をたくさん過ごしたかったんだろうなと、思いました。これからは、たくさん甘えさせてあげたいです。?息子が私を癒してくれるというのは、こういう事だったのですね。
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今日、いろんなお話をしていただき、自分中心に動いていること、気づいていないことがたくさんあることに気がつかせていただきました。靴下を履いて靴を履くなど、私の中の決まり事がたくさんあって、それを息子に強いていたのですね。どうでもいい私のこだわりが、子どもを縛っていました。このようなことが他にも きっとたくさんあったと思います。
「おかあさん、違う、わかってない」と息子が私を試しているという、ひげ爺様の、お話の意味が、よくわかりました。
感謝のこころも見失ってしまっていました。できることを一生懸命手伝ってくれる主人にも感謝の気持ちを忘れていました。
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今、自分の嫌な部分も、気づかせてもらえてよかった・・・と私が感じるように、接してくださったひげ爺様の寛大さを感じます。ひげ爺様のよい「気」を頂き、今日は、風もここちよく感じました。
午後から、本当に息子が前の元気いっぱいのにこにこの息子に戻って、髭じいは魔法使いという表現をされていたかたがおられましたが、もしかしてそうなのかも・・・と思ったりしています。笑
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本当にありがとうございました。何か私が助けていただいた分、ひげ爺様のお役にたてるような、お礼がしたいのですが、私にできる何かがあればいいのですが。何かありましたら教えてください。
ひげ爺様が言ってくださった、私、またその先は息子が、周りの人に伝えていけるよう、心を開いて息子の思いを感じて、育ちあっていきたいと思います。また、目が曇ってきたときには、充電をよろしくお願いします。
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いつか、お会いできたら本当にうれしいです。ありがとうございました。
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親が変わると子どもも変わります。
子どもが変わると親はさらに大きく変わります。
母子が変われば、夫も変わります。

この方も、自分のこころの縛りを少しずつ解いていくことで楽しい子育てが出来るようになります。
子どもへの縛りは禁物。

子育ては、山あり谷あり、楽しいときもあれば辛いときもあります。
それを繰り返し共に成長していきます。
杉の木は、最初は皆まっすぐです。
それを阻害するのは「親」です。
?杉の木がまっすぐに伸びていくのは、親が枝を刈り取り、栄養分を与えるからです。
自然に学びましょう。

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コメント (7)
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