リンゴの花です。
白い清楚な花です。
「母乳に含まれる放射性物質が心配です。」という問い合わせがきました。
多くのお母さんがこの問題で悩んでいることだと思います。
この風潮は、母乳に対する不安を煽り「断乳」を助長し、人工乳への促進につながります。
皆さん、もっともっと赤ちゃんのことを考えてあげてください。正しい情報を掴み正しい判断をしてください。
マスコミの報道を鵜呑みにしないでください。
マスコミは、面白おかしく取り上げます。それらの報道に左右され不安になります。
多くの場合で「放射能の影響よりも母乳を続けるメリットの方が大きい」のです。
爺にお尋ねくださったお母さんに感謝いたします。
また質問に丁寧に回答してくださった山形県立中央病院小児科の渡辺眞史先生ありがとうございました。
この記事を、悩んでいるお母さんに伝えてあげてください。
*************
相談内容は、下の子の断乳についてです。
本当は卒乳にしたかったのですが、母乳から放射性物質が検出されてますので少しでも被曝を減らすには断乳するしかないのかなと悲しく思っています。
今月で1歳4ヶ月になります。
住まいは東京都葛飾区で、最初にホットスポットと言われた金町のすぐ近くの青戸というところです。
放射性物質ですが、区が測定した値では(隣の立石というところで)0.2μシーベルト/時間です。
実家のある九州に避難できればその必要はないのでしょうけど、子ども達二人が父親大好きなのを考えると、離れ離れに暮らすストレスの方が放射能より影響を与えるのではないかと思ってまして…考えています。
他の多くの母乳で子育てしている親は悩んでいると思います。
アドバイスをいただければ幸いです。
***************
回答 たまごママネット医師団
母乳に含まれる放射能について母乳育児をされているお母さんたちは心配していることと思います。
科学的には赤ちゃんに影響を与えることのない量であっても、少しでも含まれていれば母乳を与えてよいのだろうかと迷ったお母さんもいたことと思います。
実際母乳中にどのくらい放射能が含まれているかを確かめるため、
国立保健医療科学院が5月の末に福島県と接している県のお母さんたちから母乳を提供していただき、調査を行いました。
この調査には私がお願いし母乳を提供していただいた2人のお母さんのデータも含まれています。
宮城県10人、山形県12人、福島県21人、茨城県12人、栃木県15人、群馬県12人、千葉県14人、高知県12人の108人の母乳を調査しました。
その結果、福島県に住む7人の母乳から微量の放射性セシウムが検出されました。
その他の県の母乳からは検出されませんでした。
福島県で検出された放射能も赤ちゃんには影響を与えることのないもので、そのまま母乳育児を続けることが可能でした。
福島以外のところでもやや高濃度の放射能が検出されることがありますが、それが全て母乳に影響を与えることはなく、母体に取り込まれても母乳に移行するのはその一部であり、全国的に赤ちゃんに影響を及ぼすレベルにはありません。
今回の調査でもわかるように、福島県で母乳育児をしているお母さんを含めて母乳育児を続けて大丈夫と言えます。
質問のお母さんは、心配しないで母乳育児を続けてください。
放射能による影響より、母乳を続けるメリットの方がはるかに大きいと思います。
下記のホームページで産科や小児科で出した見解を参考にしてください。
見解はこちらから
母乳中の放射性物質の濃度等に関する調査
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 11.6.16
*********
皆さん、安心して母乳哺育を続けてください。
また妊娠中のお母さんも、不安にならず母乳哺育を続けてください。
お腹の赤ちゃんのために。
断乳で赤ちゃんを苦しめないでください。
正しい知識を読み取る力をつけてくださいね。
白い清楚な花です。
「母乳に含まれる放射性物質が心配です。」という問い合わせがきました。
多くのお母さんがこの問題で悩んでいることだと思います。
この風潮は、母乳に対する不安を煽り「断乳」を助長し、人工乳への促進につながります。
皆さん、もっともっと赤ちゃんのことを考えてあげてください。正しい情報を掴み正しい判断をしてください。
マスコミの報道を鵜呑みにしないでください。
マスコミは、面白おかしく取り上げます。それらの報道に左右され不安になります。
多くの場合で「放射能の影響よりも母乳を続けるメリットの方が大きい」のです。
爺にお尋ねくださったお母さんに感謝いたします。
また質問に丁寧に回答してくださった山形県立中央病院小児科の渡辺眞史先生ありがとうございました。
この記事を、悩んでいるお母さんに伝えてあげてください。
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相談内容は、下の子の断乳についてです。
本当は卒乳にしたかったのですが、母乳から放射性物質が検出されてますので少しでも被曝を減らすには断乳するしかないのかなと悲しく思っています。
今月で1歳4ヶ月になります。
住まいは東京都葛飾区で、最初にホットスポットと言われた金町のすぐ近くの青戸というところです。
放射性物質ですが、区が測定した値では(隣の立石というところで)0.2μシーベルト/時間です。
実家のある九州に避難できればその必要はないのでしょうけど、子ども達二人が父親大好きなのを考えると、離れ離れに暮らすストレスの方が放射能より影響を与えるのではないかと思ってまして…考えています。
他の多くの母乳で子育てしている親は悩んでいると思います。
アドバイスをいただければ幸いです。
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回答 たまごママネット医師団
母乳に含まれる放射能について母乳育児をされているお母さんたちは心配していることと思います。
科学的には赤ちゃんに影響を与えることのない量であっても、少しでも含まれていれば母乳を与えてよいのだろうかと迷ったお母さんもいたことと思います。
実際母乳中にどのくらい放射能が含まれているかを確かめるため、
国立保健医療科学院が5月の末に福島県と接している県のお母さんたちから母乳を提供していただき、調査を行いました。
この調査には私がお願いし母乳を提供していただいた2人のお母さんのデータも含まれています。
宮城県10人、山形県12人、福島県21人、茨城県12人、栃木県15人、群馬県12人、千葉県14人、高知県12人の108人の母乳を調査しました。
その結果、福島県に住む7人の母乳から微量の放射性セシウムが検出されました。
その他の県の母乳からは検出されませんでした。
福島県で検出された放射能も赤ちゃんには影響を与えることのないもので、そのまま母乳育児を続けることが可能でした。
福島以外のところでもやや高濃度の放射能が検出されることがありますが、それが全て母乳に影響を与えることはなく、母体に取り込まれても母乳に移行するのはその一部であり、全国的に赤ちゃんに影響を及ぼすレベルにはありません。
今回の調査でもわかるように、福島県で母乳育児をしているお母さんを含めて母乳育児を続けて大丈夫と言えます。
質問のお母さんは、心配しないで母乳育児を続けてください。
放射能による影響より、母乳を続けるメリットの方がはるかに大きいと思います。
下記のホームページで産科や小児科で出した見解を参考にしてください。
見解はこちらから
母乳中の放射性物質の濃度等に関する調査
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 11.6.16
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皆さん、安心して母乳哺育を続けてください。
また妊娠中のお母さんも、不安にならず母乳哺育を続けてください。
お腹の赤ちゃんのために。
断乳で赤ちゃんを苦しめないでください。
正しい知識を読み取る力をつけてくださいね。