ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

人見知り

2016年04月13日 | 子どもの成長

母親との接触が充分な赤ちゃんほど人見知りします。

知らない人や祖父母が声をかけたり、近づくとお母さんに抱きつき胸に、顔を埋めて隠れてしまいます。

抱かれたりあやされたりすると、赤ちゃんは、恐怖をおぼえて泣きだします。

お母さんの心のシェルターに、避難してしまいます。

 人見知りは、赤ちゃんが「安全な人」と「危険な人」の違いを、はっきりと認識出来るまでに成長したという証です。

 それとは別に、安全の認識が育たずに、全てが危険だと思っている赤ちゃんは人見知りをしません。

誰にでも抱かれる赤ちゃんは、危険なサインをだといえます。

愛想がいい子だねと誉められているだけではいけません。

お母さんという「安全基地」を作り直してください。

抱いて優しく声をかけ母子相互の信頼関係を構築してください。

 お母さんという心の安全基地が出来ると、子どもはいつでもそこに戻れば安心出来ると同時に、助けてくれるということを認識します。

 それが認識出来ると、外の世界に興味を持つようになり、モノをつかんだり、なめたり、叩いたりしたりを夢中になって遊びます。

 しかし、これにも個人差があります。早い遅いはあります。

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