相模原市中央区弥栄に米軍から返還されたキャンプ淵野辺跡地の一部に造られた「淵野辺公園」はある。当園は規模も大きく15haほどの面積の園内には「野球場」や「テニスコート」、「サーティーフォー相模原球場」、「銀河アリーナ」、「ジョギングコース」とスポーツを楽しめる公園である。新型コロナウイルス感染予防対策、拡散防止のため各地の「桜まつり」は中止&自粛中であるが、さすがに家の中ばかりには限界があり、コロナ疲れ、スト蓮ス発散ではないが園の中央広場の右側に広がる芝生広場には子供たち、家族連れでいっぱいである。当園は正月には「相模原市の出初式」、春は「桜」、秋季は芝生広場の周りや樹林広場、つどいの森の「紅葉」で彩られる。またイベント会場として「風っ子展」や「薪能」などが開催される。「桜」の本数はさほど多くないが大きい桜木があり満開となって白い樹形となっている。(2103)
相模原市下溝に四季の花の絶えない「県立相模原公園」のクスノキゲートを入った「みんなの花壇」奥の「芝生広場」から「イベント広場」かけての遊歩道100mに沿って可愛らしい瑠璃唐草の「ネモフィラ」が例年より早く咲き始めた。「ネモフィラ」の有名な「ひたち海浜公園」のスケールには及ばないが相模原では見られるのはここだけである。「ネモフィラ」はムラサキ科ネモフィラ属に分類される一年草の植物で、「nemophila」はギリシア語の小さな森の「nemos」と愛するの「phileo」が語源で原種が森の周辺の明るい日だまりに自生することに由来する。青い花の中心が白いその花姿から英語では赤ちゃんの青い瞳「baby blue eyes」と呼ばれている。ネモフィラの花言葉は「どこでも成功」、「可憐」、「あなたを許す」である。群生して咲くさまを「森の妖精」とたとえられ、一本一本は本当に小さな愛らしい花であるが、すべてが満開となって咲きそろい密集するとまるで青い絨毯を敷き詰めたような花の塊となる。まだ咲き始めたばかりでまばらなところが多いが、春の陽気に誘発されこれから一気に開花が進み「ネモフィラブルー」、「コバルト色の深海」、果てしない「宇宙」を思わせる幻想的な「ネモフィラワールド」の少しずつ形成されていく。(2104)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。3月も終わり新年度となるが、今年の「桜」は例年比べて一週間以上も早く開花し4月の声を聴く前に既に満開となってクライマックスを迎えようとしている。当園も園内に数本、そして「クスノキゲート」、「駐車場」と「クヌギゲート」、間の道路公園寄りの片側に数十本の「ソメイヨシノ」が植栽された「桜並木」がある。すべの木が白い花の塊となった樹形をし、時折吹く春風にひらひらと散り、舞い始めて幻想的で風情ある美しい景色を作りあげている。反対側の「ドックラン」側にある数本の桜も見事な満開美を見せててくれている。(2103)
相模原市南区新磯野に1600世帯というマンモス住宅(マンション)「相武台グリーンパーク」ができて既に40年が経過している。グリン―パク内中央には商店街、細長い公園の周りにはメタセコイア、梅、「ソメイヨシノ」、河津桜が四季を彩り、子供たち用の遊具場が設置されている。すぐ傍の駐車場周りには大雨時の雨水を溜め込む「雨水池」がある。その「雨水池」の周りを囲むように30本ほどの「ソメイヨシノ」が植栽されている。雨水が干上がったと時半分はグランドとして、干上がらず残った個所は池となり冬場に数羽の「カモ」、時には「シロサギ」、「アオサギ」が飛来してきて長閑な光景となる。いまピーク、クライマックス期を迎え、最後の美しさを披露してくれているのがソメイヨシノの桜たちである。池に向かって「ソメイヨシノ」の枝がしだれる様に美しい幻想的な桜景を創り出しいて、まるで「ミニ千鳥ヶ淵」のようでもある。既に花びらが散り、舞始めグリーンパークの桜もクライマックスを迎えている。(2103)