相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

横浜市指定文化財の「横浜開港資料館」

2021-04-28 15:11:05 | 史料館
横浜市中区大桟橋通と日本大通に挟まれた場所、県庁前に昭和6年(1931)に建てられた「英国総領事館」であった「旧館」と展示室と講堂を有する「新館」からなる「横浜開港資料館」はある。鉄筋コンクリート造り3階建で、銅版屋根をもつ邸館風健築で古典主義建築である。元「英国総領事館」は1階は執務室、2階は事務官2世帯の住宅、3階は使用人の住居という設計で建てられたが、昭和47年(1981)に横浜における業務が終了し昭和56年(1990)に「横浜開港資料館」として開館した。海岸通りに面した部分には商館倉庫風デザインの「新館」が建っており、「たまくすの木」がある中庭を挟んだ奥に壮麗で優雅な「旧館」と繋がっている。旧館の1階中央の記念ホールは旧英国総領事館時代には「待合室」だったところで、現在は来館者の「休憩室」となっている。訪れた日は運よく無料開放されており記帳後、1階の展示室へ。ここには「横浜開港への道」としてペリー来航とその前後の世界情勢や日本、そして横浜の様子が紹介されている。ペリーの「日本遠征記」をはじめ、黒船やペリー一行ヘの驚きと興味を示す瓦版、開港間もない横浜を描いた錦絵、地図、写真等が展示されている。2階のには「街は語る 開化ヨコハマ」をテーマとして文明開化期の横浜は欧米文化が摂取される窓口となったことを展示・紹介している。横浜開港資料館は横浜の歴史に関する資料を収集し閲覧・展示・出版など公開する施設であり、横浜の歴史と資料を通して次世代に伝えていく「近代横浜の記憶装置」の役割を担っているとしている。1854(安政元)年に日米和親条約が締結された場所で、当館の中庭にある「たまくすの木」は条約締結の時からあったと伝えられている。平成19年(2007)には経済産業省「近代化産業遺産」に指定された。(2104)
 
 
 
 
 
 
 
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「相模原麻溝公園」の「グリーンタワー」からの眺望!!

2021-04-28 07:55:45 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝にある「相模原麻溝公園」のシンボルといえば第9回全国都市緑化フェア「グリーンウェーブ・相模原'92」時に建設された展望台「グリーンタワー相模原」である。自然と調和したデザインと茶系の外観、塔屋には美しい音色を奏でる12鐘のカリヨンを備えている。高さが55メートル、展望室高さは38mで全面ガラス張りで360度を見渡せるよう設計されている。眼下には新緑に覆われた麻溝公園と相模原公園の全景、その奥に「相模原沈殿池」、西には箱根から丹沢、大山の美しい山並み。「大山の山頂」にフォーカスしてみた。東側には町田、横浜、東京と続く町並み。遠く30キロ先には蜃気楼のように聳え建つ「横浜ランドマークタワー」、「新宿高層ビル群」、そして50k先の「東京スカイツリー」の搭姿を微かに捉えることができた。運よく軍用機が厚木基地から飛んできたのか戻るのかであろあか?これらの素晴らしい景色と眺望、一会はこのタワーに上ったものしす味わえない。(2104)
 
 
 
 
 


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