相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

相模原市有形文化財指定の「清水家旧主屋と長屋門」

2021-04-17 14:01:32 | 建造物
相模原市上溝の南小学校前に相模原市登録有形文化財に指定されている「清水家旧主屋と長屋門」はある。「旧主屋」、「長屋門」は19世紀中頃の建築時期と推定される。構造は農家長屋門で桁行65尺(約20m)という長大なもので堂々たる主屋(母屋)に相応しい造りとなっている。もう一つの「長屋門」は当初は茅葺であったが、幅長さ20mの大型の瓦葺きが構えられ両端に黒塀が繋がっている。中央の「長屋門」からは中央には上層農家に特有の6間取りと呼ばれる大型の造りの「主屋」がある。内部は見ることはできないが前面に布田2階を設け、屋根は茅葺きで、養蚕のために土間側を兜造とし、広間も三つの大きな炉が切られているとのこと。養蚕用に計画されたもので当地の養蚕の歴史の見る上でも貴重な建物であるらしい。主屋の前には芝が敷き詰められ樹木、ツツジが植栽され手入れの行き届いた庭が美しい。(2104)
 
 
 
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「県立相模原公園」では「シラン」が鮮やかな赤紫色の花を!!

2021-04-17 10:10:00 | 公園・庭園
相模原南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。当園の遊具広場やユリノキゲート、水無月園など各所に今、一番目に留まる花が「ラン」の中でも一般的に親しまれている「シラン」(紫蘭)である。春になると地下に連ねた地下球からササのような葉茎を伸ばし、先端に赤紫色の華麗な花を咲かせる。「紅蘭」とも「白笈」とも呼ばれ公園に限らず道や土手、個人のお家で見ることができる丈夫な花で可愛らしい。よく見ると花は外花被片3枚と内花被片3枚である。俯いたように咲くことから「美しい姿」の花言葉が付けられた。開花期間も3月~5月まで楽しめる長持ちの花である。(2104)
 
 
 
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「相模原麻溝公園」では幽霊の木「ハンカチノキ」が早くも見頃!!

2021-04-17 07:59:06 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝にある「相模原麻溝公園」の「樹林の広場」の一画に2本の白い大きな苞葉のある花を咲かせる「ハンカチノキ」が植栽されている。「ハンカチノキ」の花はハナミズキのような頭状花序になり2枚の苞葉に囲まれている。その白い苞の形から「ユウレイノキ」(幽霊の木)とか「ハトノキ」(鳩の木)とも呼ばれる珍しい植物である。花をつけるまでには10~15年という長い年月を要するが、開花してからは1週間前後で落花と儚い短い命の花木でもある。毎年4月下旬頃が見頃であるが、今年は4月中旬に見頃を迎えてしまった。本種の一番の特徴である「ハンカチ」が本当に垂れ下がった様な花姿となっている。大きく生長し2枚の白い苞がまさしく「ハンカチ」である。時折吹く春の風にひらひらと揺らぎ本当に「ハンカチを振っている」かのようでもある。別名は「ユウレイノキ」(幽霊の木)というが見方によってはびったしの花姿であるが、来週末には見納めとなるかと思うとなんとも儚い。(2104) 
 
 
 
 
 
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