相模太夫の旅録=Tabi Log

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天平年代に創建の「幸山華厳院明王寺」

2022-07-28 07:30:57 | 寺院
町田市野津田町に高野山真言宗の寺院「幸山華厳院明王寺」は鎮座している。伝では奈良時代の天平年代に「福王寺」として創建。江戸幕府より寺領8石のご朱印を拝領している。後に衰退したことにより興満聖人(天正4年1576年寂)が明王寺(普光山)の廃跡である当地に再興した。当寺は現在薬師池公園にある「野津田薬師堂」(旧福王寺薬師堂)の別当を勤めた。本尊は智證大師の作と伝えられる不動明王。薬師池公園を下り57号線「新袋橋」信号を左折、淵野辺方向に進むと右手に寺号標が建てられ、参道を進むと「山門」が構えられている。山門を抜けると境内正面に寄棟草屋根木造建築「本堂」があり素晴らしい吉祥天女および竜と雲の欄間彫刻が施されている。本堂前には「弘法大師像」が建てられ、その右に昭和46年改築「庫裏」、境内左に「鐘楼」、五輪塔、宝篋印塔、山門前に六地蔵がある。(2207)
 
 
 
 
 

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