相模太夫の旅録=Tabi Log

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足利氏満の寄進状がある「萬年山長松禅寺」

2014-12-29 11:48:11 | 寺院
相模原新戸に曹洞宗の「萬年山長松禅寺」はある。鎌倉公方足利氏満が開基となり曇芳師(応永6年=1339)を迎え臨済宗建長寺宝珠庵の末寺として開山(創建)。幾たびかの再建・中興が行われ、津久井の功雲寺の末寺として再興される。本尊は薬師如来である。当寺には現存する市内最古の文書といわれている足利氏満による応永3年の「寄進状」(田畑240歩=約792平方メートルを寄進)が残されている。この状は郷土の歴史を知る上で極めて貴重なもので市指定有形文化財(古文書・非公開)となっている。功雲寺臨済宗建長寺派から曹洞宗に改宗し、慶安2年(1649)には幕府より寺領10石の朱印地を拝領している。ここでも江戸時代には寺子屋が開かれていたようでその名残がある。「山門」前には「六地蔵」、正面に「本堂」があり緑の豊かな寺域には「鐘楼」、多くの「石像」、そして鉢植えハスの花が季節のアクセントとなっている。(1312)


















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