ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

週末観劇その2

2007-04-08 22:12:55 | インポート

今日は帝国劇場で『マリー・アントワネット』を観てきました。

昨年の12月に観ているので、今回は2度目になります。キャストもフェルセンが井上芳雄君から、今拓哉さんに変わり、オルレアン公も高嶋兄から鈴木綜馬さんに変わりました。そして、マルグリット・アルノーは新妻聖子さん。前回は笹本玲奈さんで観たのです。

最初にいい!と思ったのは、フェルセンの今さん。前回の井上芳雄君もいいのだけど、今回は年齢的にもしっくりいっている気がして、とっても素敵でした。

綜馬さんはあまりの変わり方にちょっとびっくり!でも、怪しい雰囲気、メイク、とってもお似合いでした。高嶋兄はどうしても「エリザベート」を思い出してしまうのですが、綜馬さんはなんか新鮮でした。

新妻さんもとっても良かったです。なんと言っても歌が素晴らしかった!!

この作品、昨年観劇後に遠藤周作さんの原作も読んだのです。その時も感じたのは、群集の怖さ・・・・・革命と言う中で、群集が人としての意識を失くし、どんどん悪い方向へ行ってしまう。残虐な行為が平気になる。明らかに間違った道に進んでいても、勢いついた群集を止める事は難しい。人は優しくもなれるけど、1歩間違えると本当に怖い!と今日の舞台でも感じました。そして、本当にマリー・アントワネットは悪い人だったのかな~~なんて、思ったりもしました。昨日に引き続き、人として生きる事を考えさせられる舞台でした。な~~~んて!ちょっと堅い話になっちゃいましたね。

今日もマニアックな内容だな~~~

コメント (2)
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