劇団四季の『解ってたまるか！』を観てきました。
１９６８年に実際に起きた、立てこもり事件を元に作られている芝居です。喜劇です。
喜劇と言っても、私にとっては少し難しい話でした。昭和４０年代の日本社会の愚かさや矛盾を、立てこもり犯は訴えるのだけど・・・・ん～～難しかった！
立てこもり犯に対して、明らかに学歴の高い文化人達が賛同を示したりするのだけど、立てこもり犯は辛らつにやりこめるのね。ある意味、立てこもり犯はなんのしがらみもなく、素直に生きているのかな？なんて事も思ったりしました。
立てこもり犯役は、加藤敬二さん。
加藤さんと言えば、ダンスですよね。彼の「クレージー・フォー・ユー」は大好きです。ストレートプレイは、初めて観ました。やはり、ダンサーの加藤さんが好きかも。
今回四季では、オンディーヌ・解ってたまるか！・エクウスと３本観劇すると、プレゼントがもらえます。私は今回エクウスは観劇予定なしですが、２つでも携帯スリッパがもらえるので、しっかり交換してきました。
そして、ラッキーだったのが、今日はアフタートークもあった事。
出演者７名が出て、質問などいろいろ答えてくれて、楽しい時間でした。
今回の舞台は八百屋舞台です。それも少しすり鉢状になっています。これは役者さんにとっては、とっても大変だそうで、背筋で姿勢を保っているそうです。だから、背中をアイシングすることもあり・・・・と、話されていました。
ダンサー加藤さんに言わせると、背筋でなく腹筋を使って立つ事が必要なんだそうです。へぇ～～と、思いました。
立てこもり犯はラストに自殺します。←ネタバレ（笑）
加藤さん、後ろに派手に倒れるのですが、見事！でした。後ろって見えない分、倒れるのに怖さはないのだろうか・・・なんて事を思いました。
