ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

王様とおばさん

2008-06-12 23:53:04 | 観劇

ル・テアトル銀座に観に行って来ました。

出演は宮本信子さん・布施明さん・山路和弘さん・羽野晶紀さん・東山義久さん・宮地雅子さん・土居裕子さん他です。

前回『しあわせのつぼ』があったのだけど、その出演者の皆様で第2弾です。

ふふふふふっ~~楽しい舞台でしたよ。10日から始まり、22日までだからあまり書けないかなって、思うけど書きます。

舞台はハワイのモロカイ島。最愛の夫に先立たれた後、孤独感と焦燥感にさいなまれた真菜は、義妹と友人と一緒に亡き夫との思い出の地、ハワイにやってくる。

イケメン添乗員に案内され、お屋敷を借り切ってのんびり過ごすはずが、お屋敷の管理人である日系人が不思議な忠告をする。それは・・・・

『知らない声で名前を呼ばれても、絶対に返事をしないように

そしてある夜、懐かしい声で呼ばれた真菜は返事をしてしまう。・・・・その声の先には、亡き夫にそっくりの人が・・・・。その日以来、真菜の体はどんどん弱っていく・・・・・

真菜は宮本信子さん、呼んでいる相手は布施明さんと羽野晶紀さん。この2人はハワイ王朝の王様と王女さまなんです。800年くらい前のね。要はおばけちゃんっていうこと。

そして、返事をした人は魂を少しずつ取られてしまうの・・・・待っているのは死。

でもね、布施さんも羽野さんも悪い人ではないのよ。成仏できないのね・・・。布施さんの亡くなった妃は宮本さんに似ていて、宮本さんの夫は布施さんに似ている・・・。当然、惹かれあうわよね。

宮本さんの魂を持っていかれないように、皆が頑張るわけです。

管理人に山路さん、いろいろな舞台を拝見するたびに、ダンディで素敵なおじさまと思っています。今回もいかしてました。

真菜の友人役の宮地さん、実に面白かった。この方のセリフに何度も笑わせてもらいました。

添乗員役に東山さん、今回は関西弁でずっと通していました。東山さんの関西弁好きですわ~~~クラブセブンの『あほやもんな~~~』を思い出してしまった。今回は、かっこいい東山さんでなく、どちらかと言えばだめだめモード。でもね、だからこそ素敵だし、楽しいんだわ

フラを踊る場面があってね。腕のしなやかさ・体のしなやかさに素適度アップです。プラス、カーテンコールでは・・・・・・ふふふふふっ・・・双眼鏡でのぞく私達に気がついたみたいです。双眼鏡越しに、こっち視線で笑ったのよね~~~。←別に、思い過ごしって思ってくれていいですよ。双眼鏡越しにドキッとしてしまった。そして、ふと見ると、双眼鏡で下手はじをじっと見つめるのは私達ぐらいでした。そりゃそうよね~~普通はメインの中央を観るよね。私達、しっかり下手だったもんな~~~。いいんですよ~~思い込めばこちらの勝ちです(笑)

羽野さん、もうすっごく可愛いの。舞台復帰、おかえりなさ~~~いです。これからもいろいろな舞台に出ていただきたいわ。すっごい楽しみ~~~

王様と王女さまに仕える妖精も出てきて、その会話もおもしろいのよね。

布施さんの歌は、もうとっても素敵だったな。

印象に残ったセリフが2つ。

山路さんが東山さんに言った『時間っていうのはな、縛られるためにあるんじゃないんだぞ。自由に使うためにあるんだ

土居さんが宮本さんに言った『この世の中に、邪魔な人なんていないのよ

ん~~~~~やはり最近、生きている意味を考えさせられること多いな~~。

ハワイの歴史をとっても知りたくなった舞台でした。

コメント (2)
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