ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

かもめ

2008-06-29 22:28:52 | 観劇

チェーホフの『かもめ』を観に行ってきました。

ストレートは嫌いではないけれど、今回は苦手な題材だったかも。

とっても、難しく感じてしまうのね。どう考えていいのやら?って感じです。理解力がないのかな~~~~

出演は、鹿賀丈史さん・藤原竜也さん・麻美れいさん・美波さん・小島聖さん・藤木孝さん・藤田弓子さん達です。

舞台は19世紀のロシア。

トレープレフ(藤原さん)は、母の兄ソーリン(勝部演之さん)の屋敷に住んでいます。湖のほとりの別荘みたいなところね。

そこへ舞台女優である母(麻美さん)が、著名な作家カルカージナ(鹿賀さん)と一緒に戻ってくる。

トレープレフは地主の娘ニーナ(美波さん)に恋している。ニーナは女優になりたいという野心がある。

屋敷にいる執事シャムラーエフ(藤木さん)とポリーナ(藤田さん)の娘マーシャ(小島さん)は、トレープレフに恋している。

いろいろな出来事はあるんだけど、皆気持ちが一方通行なの。

小島さん→藤原さん→美波→鹿賀さん←麻美さんって具合です。

じゃ~、鹿賀さんの気持ちはどこにあるって言うと、これが優柔不断の塊で、自分の意思がない本人のセリフにもあるんだわ。『意思がない』ってね。

美波さんは鹿賀さんを頼って、モスクワに出る。子どもも出来るけど、子どもが亡くなると鹿賀さんは麻美さんに戻っちゃう。なんてやつだ~~~~

小島さんは、かなわぬ恋の相手藤原さんを断ち切ろうと、冴えないおじさんと結婚する。子どもも出来るけど、やはり気持ちは藤原さんに・・・・・・よいおじさんなのに、気の毒なんだわ。

そして藤原さんは、ぼろぼろになった美波さんと再会するけれど、思いが報われず、自殺。

誰も幸せになれない。私には難しい話でした・・・・。

でも、笑える場面も結構ありまして・・・・麻美さんのはじけた、わがままな母親ぶりが良かったです。

終演後、劇場が赤坂だったので、赤坂サカスで遊んできました。

Photo ←昼食後のデザート『りんごのコンポート』

Photo_2 ←そして、夕飯のひとつ『とうもろこしのオサシミ』、生でいただきました。甘くて美味しかったです。

Photo_3

←そして、夕食後のデザート『黒糖ブリュレ』。これも、美味でした。

なんか、食べてばっかりね。

コメント
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