チェーホフの『かもめ』を観に行ってきました。
ストレートは嫌いではないけれど、今回は苦手な題材だったかも。
とっても、難しく感じてしまうのね。どう考えていいのやら?って感じです。理解力がないのかな~~~~
出演は、鹿賀丈史さん・藤原竜也さん・麻美れいさん・美波さん・小島聖さん・藤木孝さん・藤田弓子さん達です。
舞台は19世紀のロシア。
トレープレフ(藤原さん)は、母の兄ソーリン(勝部演之さん)の屋敷に住んでいます。湖のほとりの別荘みたいなところね。
そこへ舞台女優である母(麻美さん)が、著名な作家カルカージナ(鹿賀さん)と一緒に戻ってくる。
トレープレフは地主の娘ニーナ(美波さん)に恋している。ニーナは女優になりたいという野心がある。
屋敷にいる執事シャムラーエフ(藤木さん)とポリーナ(藤田さん)の娘マーシャ(小島さん)は、トレープレフに恋している。
いろいろな出来事はあるんだけど、皆気持ちが一方通行なの。
小島さん→藤原さん→美波→鹿賀さん←麻美さんって具合です。
じゃ~、鹿賀さんの気持ちはどこにあるって言うと、これが優柔不断の塊で、自分の意思がない本人のセリフにもあるんだわ。『意思がない』ってね。
美波さんは鹿賀さんを頼って、モスクワに出る。子どもも出来るけど、子どもが亡くなると鹿賀さんは麻美さんに戻っちゃう。なんてやつだ~~~~
小島さんは、かなわぬ恋の相手藤原さんを断ち切ろうと、冴えないおじさんと結婚する。子どもも出来るけど、やはり気持ちは藤原さんに・・・・・・よいおじさんなのに、気の毒なんだわ。
そして藤原さんは、ぼろぼろになった美波さんと再会するけれど、思いが報われず、自殺。
誰も幸せになれない。私には難しい話でした・・・・。
でも、笑える場面も結構ありまして・・・・麻美さんのはじけた、わがままな母親ぶりが良かったです。
終演後、劇場が赤坂だったので、赤坂サカスで遊んできました。
←そして、夕飯のひとつ『とうもろこしのオサシミ』、生でいただきました。甘くて美味しかったです。
←そして、夕食後のデザート『黒糖ブリュレ』。これも、美味でした。
なんか、食べてばっかりね。