タテヨコ企画の『西から昇る太陽のように』を観てきました。阿部よしつぐさん出演です。
主婦4人・・・正確に言うと5人になるのかな~~。その人達が思い悩んでいることを中心に話が進みます。
前妻の息子とどう関わったらいいか悩んでいるとか、夫の転勤でもめているとか(理由はそれだけではなさそうだけど)、ときめきを求めているとか、夫に不満があって不倫に走りそうとか(何が不満だかわからんかった)、子どもを亡くしてしまい夫とすれ違っているとか・・・・・こんな感じだったかな。設定は陶芸教室で、そこでおこる悲喜こもごもです。
エピソードがたくさんなのだけど、結論がでる話ではないのね。唯一、子どもを亡くした夫婦には兆しがみえたかな~~~。他はどうなるのかな?笑える部分もあって、楽しかったけど・・・・・残るものがなかった。もりだくさ~~~んって感じ。←きついかな~~私。まあね、全てに結論を求めなくても、観劇した人の感じ方でいいのは分かってますよ。
よしつぐさんは?と言えば、不思議な役。天狗さんなのか、ただの迷子なのか、つかみどころのない役で、まさに適役だったかも・・・・・(笑)
人を煙にまくというか・・・おちょくっているような・・・投げやりな言い方が素敵に思えてしまうのは、適役なのではないかしら~~。
陶芸教室だからね、途中で粘土を使って製作する場面があるのだけど、「えっ~~~~~!!!何作っているの」とちょっとびっくり
それは・・・・もしや・・・・おいおい・・・・・って感じ・・・私が考えすぎなんて思ったけど、その後の流れも私の思ったとおりだったから、間違いはなかったわね。あの場面が一番どきどきしたかも(笑)
ラスト近くでの、「あなたをさらいに来ました」って、よしつぐさんに手を差し出されたら・・・・・いそいそ行っちゃうかもね(笑)でも、一人になるのは耐えられないな~~。