ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書2(春朗合わせ鏡)

2012-01-18 17:09:09 | 読書

高橋克彦さんの『春朗合わせ鏡』です。

『だましゑ歌麿』『おこう紅絵暦』に続くお話です。

主人公春朗は、のちの葛飾北斎。

そして、千に一つも悪事に対する目こぼしがないと恐れられる、北町奉行所吟味方筆頭与力の千一こと仙波一之進。その妻で元柳橋芸者のおこう、隠居の左門と前2作にも登場したメンバーも健在で、それぞれが良い持ち味を出しています。

7つの短編集です。今回一つ目がとてもげんなりするお話で、ちょっと引いてしまったのですが、2つ目からはとても面白くあっと言う間に読み終えました。どんどん読み進んでいるちに、少しだけ江戸の世界をのぞいているように思えて楽しいです。

今回、新しい登場人物も出てきて、今度のその人物を主人公としたお話も出ているとか・・・文庫本になったら、是非読まなきゃね。Photo

コメント (2)
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