7日、14日で重松清さん原作の『とんび』がNHKで放送されていました。
原作も読んで感動したうえに、主演が堤真一さんなので、期待度120%でしたよ。
でもね・・・・あの長編を2時間30分にまとめることに無理があるよね~~~。テンポが早い、どんどん進んでいく。
野球部の後輩を殴ってしまった(ケツバットですが・・)ことや、アキラが結婚にいたるまでのエピソードとか、住職さんに見舞いにいかないアキラのこととか・・・深く描いて欲しい話が、あっさりしてしまった事がものすごく残念でした。この物語はドラマでなく、たっぷり時間をかけて映画のほうが良いなぁ~~と思いました。
ただ、堤真一さんは良いね~~~。この方、エリートサラリーマンもお似合いだし、こういう肉体労働者も違和感ないし、つくづく素敵な俳優さんだと感じました。
小泉今日子さんも原作のイメージに近い感じで、とても好感をもてました。
いつか映画化にならないかしら・・・・。