ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇その14(うかうか三十、ちょろちょろ四十)

2013-05-19 22:03:10 | 観劇

こまつ座の舞台、『うかうか三十、ちょろちょろ四十』を観てきました。

井上ひさしさん、24歳の時の作品だそうです。上演されることのなかった幻のデビュー作。

出演は藤井隆さん、福田沙紀さん、鈴木裕樹さん、田代隆秀さん、小林勝也さんです。

お殿様(藤井さん)が、娘ちか(福田さん)に一目惚れをします。気後れしがちなお殿様は、なかなか声をかけられません。ひょんな事から、近づく事ができるのですが、ちかには心に決めた大工・権ず(鈴木さん)がいます。

ここで、私ちょっとウトウトしてしまったのです・・・・・・

そして9年後、ちかと権ずは所帯をもって子どももできます。でも、権ずは病気で寝てばかり・・・・・子どもにもどなりちらす有様です。そこへ、再びお殿様、良かれと思って、偽医者になり、『病気ではない』といいます。喜んだ権ずは、張り切って働きはじめるのですが・・・・

再び9年後・・・・どうやらお殿様は、雷に打たれて記憶をなくしていたようです。だから、9年前のことを覚えていません。18年前のちかさんの記憶から、現在にとぶのですね。眠りから醒めたようだというのですが、そこへ、ちかそっくりの娘が登場します。

それは、ちかと権ずの娘れい(福田さん二役)。
両親のことを聞くと、父は働きつめて亡くなり、母も後を追うように亡くなったと・・・・。

自分が『病気でない』と言ったことが、大変なことだったのではないかと気がつきます。

娘ちかと出会う、ちかと権ずの所帯に行く、娘れいに会う、この3つの場面は全て、桜の季節の設定になっています。そしてラストはその家が全て壊され、廃墟になっているところで終演です。


休憩なしの1時間15分。
えっ・・・・ひょっとして終わり??と思うほど、あっと言う間の舞台でした。ちょっと物足りないような・・・・そんな気もする感じ・・・。

短い舞台だっただけに、うとうとしてしまった自分が情けないです。ストーリー間違っているかな・・・・。
Photo 写真は、劇場で全員に配られたお米。1合くらいの量かな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする