1日あいたけど、ディナーショーの続きです。
デザートが終わる頃に会場が暗くなり、ピアノが聞こえたと思ったら、すぐに阿部よしつぐさんが登場です。後ろから入り、歌いながら客席を回ってステージに行きます。
この日の衣装は黒のタートルネックのセーターに紫のジャケット。いつものように、お兄様のシャツを期待していたのですが、残念でした。お兄様、お忙しいのかな?お兄様のシャツの柄、好きなんですよ。色、柄がなんとも言えない・・・・よしつぐさんによく似合うんです。
2003年から始まった、このディナーショー。1回お休みがあったものの、今年で4回目。
曲目も初心に戻るという事で、前半はアダモの曲でした。「ブルージーンと皮ジャンパー」「摩天楼」「インシャラー」と続いたのですが、特に印象深かったのが、「インシャラー」。
よしつぐさん、歌うまくなっている!って、素直に思いました。歌唱力があがったなって・・・・なんとも心地の良い歌声でした。これは、ファンでなくてもそう思ったはずです。
合間にトークがちょっとずつ入るのですが、これも自然で安心して聞けました。思えば、最初のディナーショーは、トークもあちこち話がいって、ちょっとはらはらだったりもしたのです。それはそれで、楽しかったのですが・・・・。そういえば、最近、洸子さんのよしつぐさんに対するつっこみが無くなった気がします。昔は歌詞の間違いはもちろん、トーク内容もいつもいじられていたのに・・・・やはり、成長しているんですね~~~よしつぐさん!
8曲歌って荒井洸子さんとバトンタッチ。洸子さん、風邪をひかれて、ちょっと喉が辛そうでした。でも、そんな事を言いつつ、パワフルな歌声とトークを聞かせてくれました。
トークで色々な事を話していても、曲が始まると、その曲の主人公になってしまう・・・・これがすごいなぁ~~といつも思います。一人で歌っているのに、その歌の場面が見えてくるんですよね。小さな舞台をいくつも見ているみたいです。
印象に残ったのは、「赤とんぼ」。これ、皆が知っている赤とんぼではありません。老老介護がテーマの歌です。母を介護する息子の話・・・・・。よしつぐさんとのデュエットでしたが、よしつぐさん、リコーダーを持って登場。イントロ、間奏で、皆が知っている「赤とんぼ」を吹いていました。楽器を使うよしつぐさんって、初めて見たかも・・・・。
よしつぐさん、高校時代オーボエを吹いていたのですね。それを紹介するのに、洸子さんが「鼓笛隊」と言ったのは笑えたなぁ~~~。
料理も美味しかったし、久しぶりによしつぐさんの歌を堪能したし満足な夜でした。