獅子王クリス×大浦るかこの脳イキ講座潜入レポ

 

 

珍獣屋でワームを食し、フェチフェスで緊縛プレイを体験と、「非日常的世界」に女子会のノリで突っ込みを入れながら開拓していく獅子王クリスと大浦るかこの知るかコンビが、またまたヤッてくれましたぜ(・∀・)

 

大浦るかこが休止状態になって、二人のアグレッシブな社会科見学(意味深)が公になるのはいずれの日なりやと思っていたところ、意外に早く形になった喜びで私が即座に再生したことは言うまでもないｗ

 

てか「脳イキ講座」や「メスイキ講座」とか言っているが、まあ要するに催眠とかの話で、もうちょっと「それっぽく」言えば、メディエーションとかチャクラとか、そんな系統のあやしうこそものぐるをしけれな内容であるｗ「そういった講座を止めて情報商材にシフトした」とか、「催眠のやり方をまとめた本が8万8千円」といった時点であっ・・・(察し)以外の何物でもないんだが、参加者の「広〇す〇にFFしてもらった(妄想)」とか、あまりのパワーワードにさしものワイも困惑と笑いが同時に起こって聞きながらむちゃくちゃな表情になっていたと思われる😅しかも、そこにあれこれ突っ込まずに、「ああ、そういう感じのヤツね」ぐらいのノリですーっと流すあたりがこのコンビの真骨頂だよなあ🤣

 

なお、賢明な読者諸兄はすでにお気づきのことと思うが、これは空中浮遊できるとか言い出すヤツと同じ系統なワケだけど、人間がいかにしてそう認知(誤認)するかの構造がわかってしまえば、見せる映像(VR)とかヤクブーツとかが開発されて、それらに耽溺する人間がどんどん増えていってもおかしくないよねえ、というのは何度も述べている通りである(AIの「進化」と人間の「劣化」という問題に類似していて、もはや実りを感じにくい現実の人間関係ではとにかくコンフリクトだけ起こさないように過ごし、孤独や承認欲求といった「心の穴」は、そういったもので埋め合わせする状態、というのはディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』や『パーマー・エルドリッチの３つの聖痕』、あるいはイーガンの『幸せの理由』や『祈りの海』などSFでもよく出てきていたが、そういった事態が現実化していくだろう、て話。なーんて書くと、誇大妄想のように思うかもしれないが、そう考える人は、「Needy girl overdose」をやってみるとええです。承認欲求に突き動かされて動画配信をし、病んだらブロンを飲みまくる話なんかも出てくるといった具合で、まさに現代社会とその領域をブリッジするような優れた作品なので。すでに孤立化や承認欲求の枯渇が急速なスピードで進んでいることは何度も取り上げた通りなので、あとは技術力と社会インフラの問題だけである)。

 

で、この二人の何がおもろいかって、いわば日常(此岸)の世界の危うさを十分に理解してそれを相対化しながらも、非日常(彼岸)の世界にこそ真実があるといったありがちな期待はしないから、参入先についてもちゃんと突っ込み入れまくっているところなんだよねえ😌かと言って、それらをイロモノ的にバカにする訳ではなく、獅子王クリスのアグレッシブな興味関心の広さ＆強さから出てくる、時に鋭くて時にアホな疑問に対し、大浦るかこが突っ込みを入れるでもなく、チルい感じで掘り下げていきますよと。だから、どっちが正しいとか、どっちが上とか下とかどうでも良くて、とにかく新しい世界を愉しんでいる、て感じがよく出てるんだよなあ(こないだ書いた「境界の旅」と似ている)。後編がどんな内容になるのか、今から楽しみでしょうがないっすワ😝

 

・・・という内容を見て、パレスチナ問題の話から話の振れ幅がデカ過ぎぃ！と思うかもしれないが、この二つって全然無関係なことではなくて、強いていえば「共通の軸で別の問題を見ている」に過ぎないんだけどね。

 

てなことを述べつつ、この稿を終えたい。