Vtuberのキャラクター性について:白銀ノエル編

2020-12-26 13:58:58 | Vtuber関連
2020年に見始めたVtuberその補遺すら書いたのに、アンジュ・カトリーヌを入れ忘れてしまったのは、俺があまりにハスキーボイス好きで動画を見る度にSan値チェックがかかり、10分に1回は喀血&死亡を繰り返して記憶が途切れがちだからだらうか?
 
 
まあそれにもかかわらずこうして生きているのは、錬金術の中にきっとネクロマンシー(箱違い?何のことかな・・・)も含まれているからに違いなひ(・∀・)
 
 
さて、今回またVtuberの記事を書いたのは、こないだ鈴鹿詩子と自己肯定感について述べたように、他にもいくつかのVtuberとそのキャラクター性について触れてみようと思ったからだ。
 
 
てなわけで誰を取り上げようと考えたところ結構な量になったので、今回は白銀ノエルに絞ってコメントしていきたい。
 
 
彼女については新衣装動画を取り上げ「ポンコツねえさんはいかにして最終兵器彼女となったか」なんて記事を書いたが、彼女の他の動画を見てみると、「ポンコツねえさん」というよりそもそも「ねえさん」でも「ママ」でもない、という結論に容易に到ることができる(その根拠としては、ご家族(兄)に関する話酔っ払い配信を挙げれば十分だろう)。
 
 
要するに、彼女は「天真爛漫で甘えん坊な妹」という性質を元々強く持った人だという事だ。じゃあなぜそれが「ねえさん」やら「ママ」やらになるかと言うと、彼女の(性質ではなく)声質が「癒し系」であり、またそれを軸に彼女のキャラクターづけが団長、つまり「おねえさん」的なるものになったからだろう。
 
 
これはメタい話になるが、ホロライブのメンバーを見ていると、ある程度どういう特性を見込んで採用されたかわかるケースがある。例えばASMRなら癒月ちょこ、歌枠なら(星街すいせいはやや特殊な来歴として)不知火フレアや常闇トワ、ゲーム枠なら獅子白ぼたん・・・といった具合に(野球チームやサッカーチームで同じ性質の選手ばかり取ることはない、と言えばわかりやすいだろうか)。これを踏まえると、白銀ノエルは、その声質から「おねえさん系でASMRを強みとするVtuber」として売り出したのではないだろうか?その結果として、素の甘えん坊妹的な部分とのギャップが生まれているというわけだ。
 
 
え?RPを上手くできてないと言いたいのかって??ふぅ、やはりボーイです。そうして生まれたギャップという「誤配」を楽しまなきゃ損ってもんですよ(・∀・)「この世は夢よ、ただ踊れ」てねwまあそのギャップまで運営側が計算してたのかはわからんけど。
 
 
ちなみにこういう彼女の性質がわかっていると、カップリングとして有名な不知火フレアとの関係のあり方もよりよく理解できるように思える。白銀ノエルを「おねえさん」や「ママ」とみなせば、一見飄々としているフレアをノエルが見守り包摂する関係性だと感じられるが、ノエルがむしろ真逆に「甘えん坊妹」とわかって観察すると、例えばフレアのコラボに嫉妬してノエルが気を引こうと別の人とコラボする動きなどは非常にしっくりくるものだろう。そしてその気風のよさそうな声&話し方とは裏腹に、非常に気を遣う抑えめなフレアはその真意を上手く聞き出すことができず、不満を溜めていき(上手くガス抜きもできない)やがては・・・というわけである。
 
 
犬山たまきとの鼎談によれば実際そういうことがあって二人時間を取ってしっかり話したそうだが、驚くべきは「Vのから騒ぎ」という番組で一緒になったでびでび・でびるが、そのすぐ後にこういった関係性と破綻の可能性(とその場合の展開)すら予想していたことである。鈴鹿詩子との対談でもわかる通り、さすが悪魔的発想の持ち主やでーと感心したものだw
 
 
というわけで、白銀ノエルというVtuberのキャラクター設定とその本性が持つギャップについて書いてみたがどうだったろうか。次回はまた別のVtuberについて取り上げてみたいと思う。

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