大浦るかこ最後の配信、ということで久方ぶりにリアルタイムで視聴(ちなみに、どんな配信でもリアタイは数か月に一回レベルでしか見ない)。
無期限活動休止を発表する動画では後半かなり感情が溢れ出ていて、普段とのギャップからも彼女が様々な未練を残した苦渋の決断だったことが伺えた(自分なりに未来を見据えた選択だったけれども、それは自分を推してくれているリスナーに納得してもらえる・その気持ちを受け止められるというのとはまた別の話である、という配慮の結果の懺悔・悲しみという表現が適切だろうか)。
しかし、その次の配信ではあえて通常運転のテンションだったため、最後どのように締めくくるのかなと思っていたところ・・・なるほど、みるちーず総出演できましたか!😆
自分最後の配信なのに、自分のこれまでの配信ではなく、自分のこれからの活動でもなく、同期に参加してもらった上で「同期の絆の振り返り」というテーマを選択したところに、彼女の配信活動に対するスタンスも、彼女のリスナーに対する配慮も、あらゆるものが全て詰まっていると感じて、ますます好きになった次第。
少し具体的に説明すると、彼女が配信活動するのは、自己表現のためという要素ももちろんあるけれども、「他の素晴らしいタレントの良さを伝えたい・引き出したいという気持ちがそれ以上に強い」、つまり「周りのために」という要素が大きい(→微公式wikiはその典型)。だから、(実質の)引退配信も自分個人ではなく、同期とのことを振り返る形態をとっている。ここでのやり取りは笑いあり、涙ありのものだが、これは彼女が本当に「ななしいんく」という場所を愛していることを幾千もの言葉より雄弁に語っていたと思う。つまり、「周りのために」というのが同期だけでなく、より広い人の繋がりにも及んでおり、そこから「厳しい状況にあるななしいんくをスタッフとして助けるという選択」にも結びついているものと考えられる。
ただ、それを個人だけの配信で完結させると、やはりどうしても自己犠牲の要素が強く見えてしまうところを、このような内容にすることで、未来に向けた明るい選択として印象付けられるようにしたというのが、よく考えられた内容だなと感心した(この見せ方を、あの言葉の魔術師である大浦るかこが選択したことは極めて重要だ。つまり彼女は、どれだけそれらしい言葉を紡いだとしても、それがどのような場所・文脈で発せられたかで人に伝わらなかったり、誤認されたりすることをよくよく理解していたことを示している)。
しかも、最初のサムネはるかこさん一人だけだったのに、配信終わった見たら、ちゃんと大浦るかこ・月野木ちろる・湖南みあの3人のものに変わっているとか、サプライズ要素+エモ要素も入れていてホンマ粋すぎやで😭
自分はこの配信でコメントしようと考えていたものがあったけれども、配信内容的に「あ、これはちゃうな」と思ってやめた。そして、振り返り配信にただ笑い、彼女を送り出す言葉をただ残すことにした次第。
最後に、彼女を送り出すなかなかよい動画を見つけたので、それを掲載して終わりとしたい。
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