A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

10)醍醐味

2015年10月05日 07時12分25秒 | 2015 巴里
8月28日(金)


昨日の雨は上がったが今日は一日曇り朝方は23度と寒かったが
午後は27度ぐらいに上がったようだ。

今日は特段の予定はない。近くの散歩で10時ごろ家を出る。
これぞ巴里に一カ月滞在する醍醐味である。
これで少し小雨でも降れば雰囲気は満点だが・・・・

近くの「ル・ボン・マルシェ」百貨店を
ミセスマスダが隅から隅まで見たいという。
ナポレオンⅢが即位した年、1852年開店のフランスでは最古、
今でも格式を誇る高級デパート、
土地柄観光客は少なく地元客が多い。


ここ「5地区」サンジェルマン・デ・プレには最近観光客も増えた様だが
繁華街を少し離れた我々の住むアパルトマンはお役所街で静か。
デパートもそれを反映して静かである。

デパートでの今日の主な買い物は「アラスカンキングクラブ」と
「ドーバーソール」、フレッシュで鮮度が良い。
「アラスカンキングクラブ」の高いのはどこでもの事、
「ドーバーソール」が一尾30ユーロを越すというのには驚いた。
他に美しい陶製の器に入った「カマルグの塩」を。



隣接する教会も見学した。内部は信者がいっぱい。
教会の名前は「ノートルダムの(奇跡のメダル教会)」というらしい。
聖母マリアを崇める教会がノートルダムなのでその名がついたのだろう。
1830年、聖母マリアのお告げに従い修道女カトリーヌ・ラブレが
メダルを配ったところ、コレラが終息したことから
幸運を呼ぶメダルとして人気になった。
カトリーヌの遺体は死後も腐敗せず安置されている。
メダルの色は金、銀、ブルーのエナメルが揃い、
信者はまとめ買い ...



続いてまた朝市マルシェ・ラスパイユを覗いたが
魅力的なものは無し。


ランチはそのラスパイユの近くのブラッセリー。
エスカルゴが良かったし久しぶりのステーキ・ターターは抜群。

デザートのタルトタタンが売り切れとは残念。
ノルマンディー風のアップルタルトを注文。
思いがけず豪華なランチであった。

御用達のスーパーマーケット、カルフールに立ち寄り早めに帰宅。

アパルトマンの窓から「夜の帳」が降りて来るのを眺めている



コメント
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