A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

21)コウノトリ

2015年10月16日 16時04分34秒 | 2015 巴里
9月2日(水)午後4時


大賑わいのプティット・フランスの広場は綺麗な石畳
その先に土産物屋がずらりと軒を並べている。
ミセスマスダはお土産品の物色を楽しみミスターマスダはカフェで
コーヒーを飲みそれぞれ過ぎゆく時間を愉しんでいる。

ここアルザス地方のストラスブールはクリスマスの
「樅の木のツリー」発祥の地として知られているそうだ。
12月初めから町中クリスマス一色になり
ツリーのオーナメントも色々売られるそうだ。
特に「コウノトリ」のモチーフが有名。ここでも沢山売られている。





近くにサン・トーマ教会がある。
ロマネスク風の荘厳な建築。
教会内でミスターマスダはバッハと記念撮影左がバッハ右がアインシュタイン
この教会にバッハがよくパイプオルガンを弾きに来たそうだ。

夕方になって来た。
これから最後の目的地「クール・デュ・コルボー・ホテル」の見物に。 



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20)プティット・フランス 

2015年10月15日 09時20分51秒 | 2015 巴里
9月2日(水)午後3時


食後はストラスブール第二の見所プティット・フランス 
小さなフランスと言う意味だ。

ストラスブール地域は歴史的にみて、長くフランス王制下が続いた後
普仏戦争後はドイツ領、第一次大戦後はフランス領、
第二次大戦中はナチスドイツの占領下にあり戦後フランス国になるなど、
為政者が何度も代わった為、あらゆる面で独・仏の文化が混じりあっている。

ここもその例が良く残されていてプティト・フランスと言われているが、
ドイツの佇まいでもある。

イル川ぞいのクヴェール橋沿いの白壁に黒い木骨組みの建物、
フランス語ではコロンバージュ、ドイツ語ではファッハヴェルク
という様だ、。













この旧市街の雰囲気を愉しむ人たちで大変な賑わいである。
ミスターマスダはカフェでコーヒーを飲み
ミセスマスダはお土産品の物色を楽しむ。





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19)アルザス名物ベックオフ

2015年10月14日 11時56分42秒 | 2015 巴里
9月2日(水)午後1時

ノートルダム大聖堂の見学の後
我々はグーテンベルグの銅像の立つグーテンベルグ広場へ。
近代印刷術を発明したグーテンベルグの像には
印刷屋だったミスターマスダとしては敬意を表する必要がある。



もうお昼過ぎ。探しあぐねたが市の観光局推薦の
レストラン「A La Tate DE Lard]で
アルザス名物「ベックオフ」を食べた。
マリネした肉とジャガイモを重ね焼きしたキャセロール 
少しすっぱい味がする郷土料理である。






レストランのあちらこちらに飾られている赤い器、我々の食べた
「ベックオフ」もこの器で出されたが、これはこの地方特有の
民芸品「Artizan Potier」で、後に町の専門店
でミセスマスダは幾つかを求めた。
帰国する時は手荷物という事になるのだろう。今から心配、心配。


食後はストラスブール第二の見所プティット・フランスへ 




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18)カラクリ時計

2015年10月13日 11時47分11秒 | 2015 巴里
9月2日(水)午後12時30分


ストラスブールのノートルダム大聖堂の見ものはなんといっても
天文カラクリ時計である。

12時30分になると聖堂内のこのカラクリ時計の前に人が集まって来る。
12人の信徒の人形が出てきて鐘を鳴らすらしいが
時間の関係でカラクリが動き、鐘を鳴らすところは見学できなかった。


 

荘厳な内部、13~14世紀当時の輝きを今にそのまま残す
ステンドグラスの色鮮やかさは一級であろう。

正面










ここでEご夫妻ともお別れ



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17)門前町

2015年10月12日 09時53分56秒 | 2015 巴里
9月2日(水)午前10時

ノートルダム大聖堂の前に出て来た。
大聖堂の前は広場が小さく大聖堂の
建物全体が写真に入らない。

門前町と言うか大聖堂の前の建物は白壁に黒い木骨組みの
この地方特有の建物でユニークだ。
土産物屋も賑やかだ。

コウノトリはこの町のシンボル。土産物にもコウノトリをあしらった物が多い。


遂に大聖堂正面に出て来た。
空を射る尖塔の高さは142メートル、中世に建てられたものとしては最高。寺院の大きさ、ゲーテも絶賛した繊細な彫刻でびっしり覆われた寺院正面。
大変見応えのある寺院である。

ノートルダム大聖堂の前ではパリ在住の二人ずれの日本人ご婦人に出会い
親切にノートルダムの見学のポイントを教えてもらった。
この方達とは今日の夕方偶然街中で再会することになる。


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16)ストラスブール行き

2015年10月11日 09時40分17秒 | 2015 巴里
9月2日(水)

朝早くTGVでストラスブールに向かっている。
ドイツとの国境に近い町でドイツの影響を受けた建物など
見てみたいものが沢山ある。

駅員に聞いたがパリ東駅からストラスブールの間 
ノンストップだが時間帯によって所要時間が異なる。
料金も同距離でも値段が違う。
所要時間がかかる列車の方が高かったり規則性がない。
こんな不条理があるんだ。

想像するにTGVは線路を在来線と共用している路線がある。
在来線の混み具合で場合によってはTGVもスピードを落とすとか、
また時間帯によっては乗客数が変動するなどのファクターを勘案して
原価計算をしてTGVの料金設定をしているのかと車内ビュッフェで
ビールを飲みながら愚考す。




そうこう考えている間に3時間ほどでストラスブール駅に到着。
車内隣席で知り合った東京・小平市のEご夫妻と道ずれになり
一緒に最初の観光目的地「ノートルダム大聖堂」に向かう。


ストラスブールこの街は徒歩で観光できそうだ。

Eさんは製紙会社を定年退職したばかりミスターマスダは
印刷屋上がり、それにお互いに前立腺がん手術経験者で話が良く合う。

E夫人は父親の思い出の土地であるストラスブールへの
センチメンタルジャーニーだそうだ。

これから、そのゆかりの地を訪ねるのだがそうだが
旅の主導権は夫人のほうにあるようだ。

ストラスブールの駅の外観は超コンテンポラリー
Eさん御夫妻と記念撮影
何とはなしにパン屋へ立ち寄る
クレベール像
ここで一休み

愈々ノートルダム大聖堂の見学。
この大聖堂の見ものはカラクリ時計らしい。
期待で気分が高まる。




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15)刺青

2015年10月10日 11時26分43秒 | 2015 巴里
9月1日(火)



涼しい天候を期待していたがパリは結構暑い。
日中は32度くらい。
街を行く人の身なりも薄着が多く露出度が高い。
目立つのは男女とも刺青をしている人の多さだ。

任侠とかヤクザ 暴力団と言うのではないだろう。
個人の美意識・ファッションなのであろう。
流石に顔への刺青は見ないが首・背中・太もも・足首
特に手の甲・手首は非常に多い。

不思議なことにブルー一色で色つきは見ない。
「身体八腑 これを父母より受く あえて毀傷せざるは考のはじめなり」
理由はともかく、きれいな体を傷つけるのは如何なものか。
一方刺青は絶対だめと言う日本社会の頑なさも程度問題かも。

今日は明日のストラスブール小旅行を控えて休息日。
午前中ミセスマスダは一人でスーパー・カルフールまで、
何やら大量に食材を買い込んで来た。

早目の昼食を済ませ外出。歩いて10分程のところ、
サン・ジェルマン・デ・プレ近くのSNCF(フランス国鉄)の
市内切符売り場で明日の切符を購入。

散歩の足を伸ばしてオペラ辺りまで行くつもりメトロのシュルピス駅へ。
ホームで壁の広告の張替え中。作業員の見事な手さばき。







しばし見とれていたが肝心の電車がホームに入って来ない。
何かのトラブルらしいがアナウンスがフランス語で理解できない。

バスとかタクシーとか手はあったが特に目的のある散歩
でもないので今日はこれで切り上げることとなった。

帰り道、例の高級デパートに立ち寄りフランス事情を勉強。
魚介類売り場ではドーバーソールを購入。


スーパー・カルフールでもいつも通り食材を買う。
今日もミセスマスダは楽しげに台所に立っている。
ドーバーソールはフランスの上質なバターで美味しく
焼きあがりそう、楽しみだ。








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14)モンテーニュ通り

2015年10月09日 11時12分46秒 | 2015 巴里
8月31日(月)午後3時


セーヌ川沿いに少し歩いてアロマ橋ここはダイアナ妃が
交通事故でお亡くなりになった場所、今でも花束が絶えない。


ここからモンテーニュ通りに入る。
美しい並木に囲まれた広い道の両サイドに有名なブランド・ショップが
並んでいて世界中でも最もエレガントな所、
ミセスマスダの一番好きな通りだ。

ミスターマスダにとっては道沿いのブランドショップを覗くだけでも疲れる。
買い物をすればもっと疲れるだろう。

パリの超一流ホテルのプラザ・アテネもここにある。
昨年来たときは改装中だったが今年は開いている。
ホテル玄関のロビーと化粧室は大幅なリニューアル。
一休みするべくカプチーノとアイスクリームを注文。
ミセスマスダ、殊の外アイスクリームがお気に入り。

このエレガントな盛り付けは写真では充分にあらわせないが・・・。
今後、家でアイスクリームをサーヴする時はこれを真似しようと言っている。

気力・体力が回復したところでモンテーニュ通りの
ウインドーショッピング再開。
ミセスマスダ 今日は買わないが何か見つけたらしい。
為替と免税の試算をしている。

モンテーニュ通りはシャンゼリーゼと交差。
そのままシャンゼリーゼを凱旋門の方に向かう。

ここに35,6年来通いつめているアルザスというレストランがある。
ミスターマスダはここで生牡蠣を食べるのが何よりの楽しみ。
今日はおやつ代わりに、
大き目の牡蠣を半ダース、ピノ・ブランの白ワイン一緒に。大満足であった。


シャンゼリゼを上りつめエトアール凱旋門からメトロに



帰途アパルトマンの近くのブーランジェリー・パン屋で
明日の朝のクロワッサンを求めた。

今日もカルフールには立ち寄らず。

もう4、50年も折に触れてパリを訪れているので
殆んどパリとその近郊の名所旧跡は見物している。

何をしなければと言う事も無く
時間に追われることも無く
なり行きで気分の赴くまま
こんな「ぶらぶら散歩」が出来るのも
一カ月のパリ無目的滞在のお陰であろう。





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13)セーヌ川シャンパン・クルーズ

2015年10月08日 11時05分36秒 | 2015 巴里
8月31日(月)

今日も暑い一日になりそう。
今日は一般的なパリの名所見物のつもりで散歩に出かける。

まずエッフェル塔に上ろうとする観光客がエレベーターに
並んでいる行列を見ているとロンドンのロンドン・アイよりは
行列は少ないが、それでも塔に登る積もりはない。
下から見上げるだけで充分満足。

ここはエッフェル塔の展望台にあるレストランの専用エレベータ乗り場。
中々予約が取れない事で有名なアラン・デュカス経営のレストランである。


エッフェル塔のたもとのイエナ橋からセーヌ川観光船が出ている。
早速シャンパンとクレープを持って船上の人となる。
セーヌ川クルーズは35年ぶりのことか。
アレキサンドル3世橋


オルセー美術館
時計の裏側は洒落たカフェになっている

ノートルダム寺院



今日は気温32度Cぐらいだか船上の風は気持ちよい。
船上から見るオルセー美術館・ノートルダム寺院
橋はアレキサンドル3世橋が一番。
下船して軽くランチはボルドーの赤ワインと少しパンが固いホットドッグ。



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12)バスティーユのマルシェ

2015年10月07日 11時01分36秒 | 2015 巴里
8月30日(日)

今朝のCNNの天気予報によればパリは快晴32度C
日曜日は我々が気に入っている
バスティーユのマルシェ朝市が行われている。

今度パリに来てラスパイユやジャンコクトーの村の
マルシェを覗いたが活況がない。
20年ぐらい前にはパリのマルシェ・ムフタールなどでは
雉・猪を売っていたし
アルルのマルシェでは籠に入った生きている鶏を売っていた。

毎年3年続けてパリに来ているがバスティーユが一番だと思う。






天気予報を信じて半袖のポロシャツを着たのは成功だった。

マルシェではこれから一ヶ月逗留するので今日は当座の食料品だけ購入。
まず今日の昼飯のために「パエリア」一人前、豚のリエット200グラム、
焼きたてのバゲットも手に入ったので上々。これを二人で食べて丁度良し。
情けないほど食事が細くなった。
そしてブイヤベースの食材。海老・烏賊・鱈・ムール貝など
・・・これは今夜の夕食。
明日用はドーバーソール フレッシュで容がよい。

今日は外出はこれで終わり

午後のお昼寝の後、良い食材が入手できたので
ミセスマスダは張り切って料理にかかっている。

フイヤベース



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11)レ・ドゥー・マゴ のタルトタターン

2015年10月06日 08時42分41秒 | 2015 巴里
8月29日(土)

昨日と同じく今日特段の予定は無し。
巴里に住んでいると言う事はこう云う事なのだろう。

10時過ぎに散歩に出かける。
秋のきざしを感じ少し厚着をしたのが逆目に出て
大汗をかいて帰ってきた。
天候の凶暴化は世界的なもので昨日一昨日と
部屋の暖房のことを考えていたのに今日は夏に逆戻り。

散歩はいつも同じ道順ではなく遠廻りしても
何か新しい発見でもあればと期待して近所を眺めている。
巴里は戦禍に会っていなうので立派な建物が沢山残っている。

サンジェルマン・デ・プレ界隈ではミセスマスダが
東京でも贔屓にしているソニヤ・リキエルに寄った。
6万冊の本をバックにした商品の飾り付けがユニークだ。
東京の青山店も規模は小さいが同じこのインテリアで、
それに魅了されているミセスマスダは
本店の見事さには圧倒されたようだ。

紳士用の店先には面白いジャケットが。



ミセスマスダは前々回パリに滞在した折、嬉しい買い物をした店、
その名前は忘れその場所もウロ覚えのリネンショップを探している。
半分付き合ったが半分は暑さと疲れのため
ベンチで坐って待つことになった。
ミセスマスダはだいぶ良いところまで店に接近したようだが
「店との遭遇」不成功。



ランチはレ・ドゥー・マゴ 
外食が重なるとランチメニューを決めるのに苦労する。
大皿のシーザーサラダ、幸いミセスマスダがメニューから
デザートにタルトタ・ターンを見つけたのは救いであった。




午後からも諦めきれず「店との遭遇」を試みたが不成功。

帰り道フランス国鉄の案内所により来週予定している
旅行のTGVの時間表をゲットしたのが本日の収穫。

御用達のカルフールに立ち寄り3時すぎに帰宅。
夕食にはメロンにイベリコ豚の生ハム、
あの鰯も生姜と共に煮つけられて食卓に。
キッチンには炊飯器も付いているというので、
お米4合、二回分持ってきたようだが 
何回、御飯を食べるようになるのかな・・・?



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10)醍醐味

2015年10月05日 07時12分25秒 | 2015 巴里
8月28日(金)


昨日の雨は上がったが今日は一日曇り朝方は23度と寒かったが
午後は27度ぐらいに上がったようだ。

今日は特段の予定はない。近くの散歩で10時ごろ家を出る。
これぞ巴里に一カ月滞在する醍醐味である。
これで少し小雨でも降れば雰囲気は満点だが・・・・

近くの「ル・ボン・マルシェ」百貨店を
ミセスマスダが隅から隅まで見たいという。
ナポレオンⅢが即位した年、1852年開店のフランスでは最古、
今でも格式を誇る高級デパート、
土地柄観光客は少なく地元客が多い。


ここ「5地区」サンジェルマン・デ・プレには最近観光客も増えた様だが
繁華街を少し離れた我々の住むアパルトマンはお役所街で静か。
デパートもそれを反映して静かである。

デパートでの今日の主な買い物は「アラスカンキングクラブ」と
「ドーバーソール」、フレッシュで鮮度が良い。
「アラスカンキングクラブ」の高いのはどこでもの事、
「ドーバーソール」が一尾30ユーロを越すというのには驚いた。
他に美しい陶製の器に入った「カマルグの塩」を。



隣接する教会も見学した。内部は信者がいっぱい。
教会の名前は「ノートルダムの(奇跡のメダル教会)」というらしい。
聖母マリアを崇める教会がノートルダムなのでその名がついたのだろう。
1830年、聖母マリアのお告げに従い修道女カトリーヌ・ラブレが
メダルを配ったところ、コレラが終息したことから
幸運を呼ぶメダルとして人気になった。
カトリーヌの遺体は死後も腐敗せず安置されている。
メダルの色は金、銀、ブルーのエナメルが揃い、
信者はまとめ買い ...



続いてまた朝市マルシェ・ラスパイユを覗いたが
魅力的なものは無し。


ランチはそのラスパイユの近くのブラッセリー。
エスカルゴが良かったし久しぶりのステーキ・ターターは抜群。

デザートのタルトタタンが売り切れとは残念。
ノルマンディー風のアップルタルトを注文。
思いがけず豪華なランチであった。

御用達のスーパーマーケット、カルフールに立ち寄り早めに帰宅。

アパルトマンの窓から「夜の帳」が降りて来るのを眺めている



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9)コクトーの館

2015年10月04日 11時37分02秒 | 2015 巴里
8月27日(木)午後2時


「コクトーの館」の正面
壁の木戸の扉にはコクトーの似顔絵

コクトーは狂気の人であったろうからその住まいもそれなりである。

ラウンジなどミスターマスダは気味が悪くてとても寛げないだろう。

ビュッフェやウォーホル ローランサンなどの手になる
ポートレートが目を引いた。



薄暗いラウンジ
対照的に庭はフランス庭園で見ごたえがある

草花から林檎まで行き届いた手入れがしてあり一見の価値あり。





睡蓮の池や日本風の太鼓橋で知られているモネが残した
ジベルニーの庭より庭そのものの価値は上であろう。



手配していたタクシーでメッス駅に帰ってきた。
驚いたことに駅舎はクローズ直接ホームに入るようになっている。

いくら乗客が少ないからといってこんなことが有って良いのだろうか。

たぶん夕方からは駅舎はまたオープンするのだろう。





電車は予定道りメッス駅3時31分に到着出発。

車内は来た時と同じく誰もいない。
丁度良いから車内で濡れた折りたたみ傘を乾かしたりしていた。

30分ぐらいすると乗客が少しづつ乗ってきてパリに着く頃は
結構混雑、往路の逆である。
帰路御用達のカルフールに立ち寄り5時半帰宅。

雨はまだ降っている。一日中雨だったようだ。

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8)15世紀のマルシェ

2015年10月03日 10時01分35秒 | 2015 巴里
8月27日(木)12時半


コクトーの礼拝堂を見学した後の心の高ぶりを感じながら
町の中央に出て来た。
ランチはマルシェの近くの広場の前のクレープ屋

ボリュームある野菜サラダとブルターニュ風でチーズこってりのガレット。


エンジョーイアブルであった。

この町はかって巡礼道路の宿場で大いににぎわい、
村の中央に今でも残る船底アーチ型の屋根を持つ
15世紀の立派な市場マルシェの建物がそれを物語っている。

今日はマルシェの開催中。チーズが良さそうだが冷やかすだけ。







生きの良い小さい鰯を購入、生姜で甘辛くミセスマスダが煮るだろう。



マルシェ見物もそこそこにコクトーの館見学に 向う。





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7)コクトー礼拝堂内部

2015年10月02日 07時05分01秒 | 2015 巴里
8月27日(木)午前11時

この礼拝堂はジャン・コクトーが晩年住んでいたこの町に対し
恩返しのつもりで再興したものである。

礼拝堂 内部正面

側面には薬草が描かれている
ジャン・コクトーのイエス・キリスト








コクトーが埋葬されている墓石には「わたしはあなたとともにいる」とのコクトーの自署。

礼拝堂・サン・ブレーズ・デ・サンプル

色々の画家・芸術家が関与した教会・礼拝堂を見てきたが、
これは大変印象に残る礼拝堂で本当に来てよかったと感じた。

コクトーは詩人だが絵も一流、見直されるときが来るはずだ。

この町にはコクトーの住んでいた「コクトーの館」も公開しているが
午後2時からオープン。
それまでの間 小さな町だけど見物したりランチを取ったりしたい。




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