森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

雪中 エノキタケ

2010年03月26日 | きのこ・菌類
 丘陵公園の野生ゾーン(里山フィールドミュージアム)にはまだまだ沢山雪があります。峰の反対側の健康ゾーンはほぼ白い塊が見えなくなり、同じ地区でも様子がかなり異なります。里山フィールドミュージアムの売り物、100万本のカタクリ群生地がいつ見頃になるか?その予測に余念が無いのですが、この寒波のぶり返しがあっては予想も当てになりませんね。今のところ4月12日の週が見頃と呼んでいます。果たして・・・。
 それはそうと、数日置きに様子を見に行っている最中に出会ったエノキタケです。周囲の積雪は80cmくらいですが樹の周りが大きく空いてきているところに顔を出していました。スーパーで売られる姿とは似ても似つかないものです。どうしてエノキタケを本来の姿にでなくもやし状にして販売するのでしょうね。美味しさは格段の差があるのですが・・・。