森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カラカサタケの仲間 ①

2012年11月08日 | きのこ・菌類
10月はいろいろなキノコに出会いました。それも、今までにない新顔です。量も比較的多いように感じています。猛暑でキノコの発生が少ないという人もいるのですが、確かに種によってはその話は当たってはいるものの、決してすべてではないですね。
このキノコ、カラカサタケと同じ仲間であることはわかるのですが、どういう名前がついているのかとか食毒など不明です。柄が短いのです。カラカサタケの1/3くらいしかありません。それに孤生しているのでなく10数本もかたまって生えているところもあり数十本規模で発生していました。コナラなどが混じる雑木林の斜面。

カラカサタケの仲間 ②

2012年11月08日 | きのこ・菌類
裏面はひだ状。つばもあって柄の長さが短いことを除けばカラカサタケとしてもいいくらいのキノコです。カラカサダケの仲間は食用になるものと毒キノコとされるものもありますからむやみに食べようとしてはいけませんね。
キノコは実在する6・7割はまだ分かっていないとされ、名前のついているものは3割くらいだとか。私を含め一般の人が参考にする図鑑にはその1/3も掲載されていないと思われますから、調べようがないものが非常に多いのです。結局「の仲間」という扱いになりますね。