シャクナゲの花の時期にはやや遅い季節でしたがハクサンシャクナゲの花が点々とみられました。湿原の縁にナナカマドやアカミノイヌツゲなどと一緒に生育しています。個体は多いわけではありませんしアズマシャクナゲと異なりかなり控えめな花ですからほとんど目立ちません。そういえば、苗場山の神楽峰はこの湿原のルートを登りきるところにあるのですが、そのあたりにはシャクナゲが密生して生えていたことを思い出しました。確かアズマシャクナゲだったような気がしますが、この小松原湿原を散策していた範囲ではアズマシャクナゲには気づきませんでしたね。
ハクサンシャクナゲの花は藪の中で咲いているといった風情で少々かわいそうです。もっと広々としたところでのびのびと咲いていれば印象も違いのでしょうが、ここでは主役にはなりきれない存在です。花を間近で観察すれば美しい清楚な花ですから惚れ直すことは間違いありません。
先日、草津の山の中でシャクナゲを見に行きました。話ではつぼみが少ない年だといわれ、かつその時はもう花がなく落胆しました。ここでも花は少なく感じましたから、どうも今年は裏年に当たっていたのかもしてません。咲いた後のもやのつぼみなどを含めても数えるほどでした。
先日、草津の山の中でシャクナゲを見に行きました。話ではつぼみが少ない年だといわれ、かつその時はもう花がなく落胆しました。ここでも花は少なく感じましたから、どうも今年は裏年に当たっていたのかもしてません。咲いた後のもやのつぼみなどを含めても数えるほどでした。
湿原の周辺に生えるハクサンシャクナゲとは違い湿原の真ん中で生活するのがヒメシャクナゲです。シャクナゲとはいっても全く異質な存在で同じ属ではありません。桃色の可愛い花が見たかったのですがすでに遅くすべて散った後。花の跡から想像するとこちらはかなりの花が咲いたようです。小松原には普通に自生しています。